毎年行ってきた手作りの草鞋を履いての「6年生の笹子峠越え遠足」ですが、今年は「笹子峠矢立の杉遠足」になりました。
台風15号による土砂崩れで県道笹子日影線の一部が流され矢立の杉から先が通行止めになってしまったからです。
今日も草鞋作りでお世話になったAさんから草鞋の履き方の手ほどきを受けました。
出発早々10メートルも歩かない内に結んだ縄ひもがゆるみ結び直し続出。
この調子では矢立の杉までたどり着けるのか心配になりました。
歩くうちに草鞋も足に馴染み、全員無事に目的地の矢立の杉に到着しました。
通行手形の確認と引き替えに笹子餅が一つ手渡されました。
昼食前でみんなあっという間に食べきりました。
矢立の杉の周りを散策してから沢に入りました。
水は大変冷たく澄んでいて、石をめくるとりサワガニがいました。
スタート地点に無事戻りました。子どもたちと共に歩んだ草鞋は、多くが原型をとどめてはいませんでした。
笹子峠を越えることはできませんでしたが、この遠足では足元から先人の知恵や苦労を学ぶことができました。
終わりの会にも参加して下さったAさんには、本当にお世話になりました。ありがとうございました。