大久野島のウサギが、1,000羽になった。テレビで言っていたのだ。食べ残しのエサを狙って、カラスやネズミも増加している。テレビを眺めていたら、スポーツセンターで「センセー」と呼ばれているおじさんが、
「宮島でもサルがいたが、最近見かけないな。だれか食べたかな?」
宮島は、原生林があるので、サルはふつうにいる。シカにエサをやらなくなってから、出没しなくなったようだ。
サルを食べる人がいるとも思えないが、中国料理には、『熊の手』とか『ツバメの巣』とか『サルの脳みそ』というのもある。
四つ足は、椅子以外はなんでも食っちまうのが中国人である。
「中国人かもしれないね」
わたしは、冗談めかしてそう言った。
「ウサギのケガは、ネズミが食ったんじゃないのか」
「センセー」は、そう言って笑っていた。『トムとジェリー』だって。
いや、もちろんそうじゃない。テレビに寄れば、
数が多くなれば密度も増える。気性の荒いオス同士でケンカになり、ケガをするウサギが続出しているという。
ウサギには、ダイエットという言葉はないのだ。仲間に噛みつくんだから!
ネズミはウサギを食わないのだ。
「宮島でもサルがいたが、最近見かけないな。だれか食べたかな?」
宮島は、原生林があるので、サルはふつうにいる。シカにエサをやらなくなってから、出没しなくなったようだ。
サルを食べる人がいるとも思えないが、中国料理には、『熊の手』とか『ツバメの巣』とか『サルの脳みそ』というのもある。
四つ足は、椅子以外はなんでも食っちまうのが中国人である。
「中国人かもしれないね」
わたしは、冗談めかしてそう言った。
「ウサギのケガは、ネズミが食ったんじゃないのか」
「センセー」は、そう言って笑っていた。『トムとジェリー』だって。
いや、もちろんそうじゃない。テレビに寄れば、
数が多くなれば密度も増える。気性の荒いオス同士でケンカになり、ケガをするウサギが続出しているという。
ウサギには、ダイエットという言葉はないのだ。仲間に噛みつくんだから!
ネズミはウサギを食わないのだ。