オーズ電王れっつごー仮面ライダー

公開中の仮面ライダー40周年記念作品の映画、
オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダーを、結構前（4/24頃）に観てきたんですよ。

色々な意味で面白かったですよ。
10点満点の3点くらい。

点数を見ると、ダメじゃないか、と思った方いますね？
私はストーリー全体の整合性のとれた展開を好むので
その点でかなりの減点です。

何がプラスか？
これ、ギャグ映画として見ると、面白いと思います


一応、タイトルに含まれる2つのライダーを知らない人のために簡単に説明。

オーズ：最新作
古代の遺物「コアメダル」の力で甦った怪物グリード達が、
「セルメダル」のエネルギーで人間の欲望から怪人ヤミーを生み出します。
仮面ライダーオーズは沢山種類のあるコアメダルの力を組み合わせ
様々な形態（コンボ）に変身してヤミーやグリードと戦うお話です。

電王：４シーズン前の作品（まだ引っ張んのかよｗ）
人間の思い出の過去に戻って歴史を改変する怪人イマジンが居ます。
自身は歴史改変に巻き込まれない「特異点」という特殊能力を持つ電王が
タイムマシン電車「デンライナー」に乗り込み、
仲間のイマジンたちの力を借りて変身、過去に戻って怪人を倒すお話です。


さて、もうぶっちゃけるので以下重要なネタバレを含みます。
見たくない方はウィンドウを閉じてください。








数行改行








さて、あらすじです！記憶に頼って書くので間違いあるかもしれませんがｗ

電王が40年前に飛んだイマジンを見つけたところ、居合わせたオーズたちも
デンライナーに乗って40年前に一緒について行きました。
イマジンは倒したけど、たまたまショッカーは1枚コアメダルを発見してて
それ単独では何の意味を持たないところにオーズたちがセルメダルを落としてしまいました。
そのため、最強の幹部「ショッカーグリード」が生まれ
仮面ライダー1号・2号は倒され洗脳されてしまい
現代に戻るとショッカーが世界を征服してる世界に変わってました。
そこでは仮面ライダーは悪の代名詞となり
V3を始めとするそれ以降のライダーは存在していませんでした。

歴史を修復するために過去に戻ったオーズと電王たちですが
結局セルメダルは奪われショッカーグリードは誕生し
デンライナーも攻撃され「必ず俺たちが倒す！」と宣言した1号2号を置いて
現代に戻るも攻撃の影響でデンライナーは爆発飛散し
世界はショッカーが征服したままでした。
（つまり、やっぱり1号2号は負けて、タイムマシンも無くなったので歴史を修復できない）

ゲリラ的に戦うオーズ電王ですが、ショッカーグリードや
全仮面ライダーの敵組織の歴代最強幹部たちの前に捕えられ
ショッカーに逆らうものとして十字架に磔になり公衆の面前で処刑されることになります。
処刑執行に名乗りを上げた1号2号ライダー。

まさに仮面ライダー史上最大のピンチ

そして笑い出す1号2号！ショッカーグリードを指さし
「ついに現れたな！お前を倒すために洗脳された振りをして
40年間汚名に甘んじながらお前が現れるのを待っていたんだ！」

（ポカーン←私）

ショッカーグリード「たった4人で何ができる！？」

謎の声「4人だけじゃないぞ！とぉっ！」

群衆の中からジャンプで飛び込んでくるＶ３！
群衆「V3!V3!」

「とぉっ！」「ライダーマン！ライダーマン！」
「とぉっ！」「エックス！エックス！」
（中略）
「とぉっ！」「アールエックス！アールエックス！」
「とぉっ！」「クウガ！クウガ！」
（中略）
「とぉっ！」「ディケイド！ディケイド！」
翔太郎「俺たちも行くか」フィリップ「ゾクゾクするね」
「「変身！」」←二人で一人の前作、Ｗ登場。


群衆の中から、爆発飛散したデンライナーに乗ってたはずのオーナーが歩み出て一言
「歴史は変えられても…、人の思いは変えられなかったようですねぇ？」

（ポカーン←私）

「ゲソゲソ」言いながら倒されたイカデビルを始め
次々にライダーに倒されていく幹部怪人たち。

逃げる幹部に「おっと。人の思いにあるのは、仮面ライダーだけじゃありませんよぉ？」
唐突に現れる、キカイダー・キカイダー01・イナズマン・ズバット。
4人の必殺技を食らって爆発する幹部怪人ジェネラルシャドウ。
（4人の出番終了）

（ポカーン←私）

1号2号がショッカーグリードをついに倒し、
幹部怪人が少なくなってきたところに、ついにショッカー首領が現れます。
圧倒的な力の前にライダーたちはなす術がありません。

仲間のイマジン、モモタロスの力をコアメダルとして取り出したオーズは
3種類のコアメダル、「タカ」「イマジン」「ショッカー」のタマシーコンボで
ショッカー首領を遥か彼方に撃ち飛ばし、倒したかに思われましたが
遠方の山脈が吹き飛び空が真っ暗になります。そして
（ショッカー首領の真の姿であり、この映画での設定では身長5400m以上の）
岩石大首領が現れます。襲いくる溶岩弾と避ける地面、そして

「岩石大首領様は、全てを破壊尽くすまで止まらんのだぁぁぁぁ」と
叫びながら地割れに落ちていく残りの幹部怪人（そして幹部全滅）

（ポカーン←私）

「俺たちもいるぞ！」
崖の上に勢ぞろいする平成ライダーでの脇役ライダーたち。
（多すぎた上に逆光でのシルエットで一瞬なので本当に全員いたかは不明）

全員でバイクに跨り、何故か空を飛んでいくライダーたち。
1号「俺たちの！40年の思いを受けてみろ！」
数字の「４０」の形に編隊飛行するバイク群。

（ポカーン←私）

オーズ「オールライダーブレイクッ！」
次々と岩石大首領の胸のあたりにぶつかっていくライダー。
遥か向こうの引き絵なので、大首領の胸の辺りで小さな爆発閃光が次々と。

（ポカーン←私）

そのうち、岩石大首領の背中から突き抜けてきました
岩石大首領を倒した！

「これからは君たちの時代だ」
オーズと電王以外、いつの間にか居なくなってた。
少し、ゲストキャラの説明シーンがあって終。


…とまぁ、こんな内容でした。

風呂敷を広げ、その上にさらに大きな大風呂敷を乗せたと思ったら
実は風呂敷じゃなくテーブルクロスで引き抜いたら何もかも無くなっていた！
的な展開でした

史上最大のピンチまでは、凄く盛り上がるんですが
後半の脱力感が半端ありません

でもギャグとしてみれば、面白そうじゃありませんか？
最大の見せ場のオールライダーブレイクのシーンは、とてもシュールですよ？
「え？え？ここまできて犬死に？」みたいなｗ

観に行きませんか？騙されたと思って！まだ公開中らしいし！



（注：騙される）