題はハヤカワ文庫から出版されているマイクル・ムアコック作の
小説「永遠の戦士エルリック」の第1巻のタイトルです。
本書には表題作と「真珠の砦」の計2編が収録されています。
分類はハヤカワ文庫SFなのですが、中身はヒロイックファンタジーです。
ファンタジーを舞台にした英雄譚と言ったところですね。
私が一番好きなファンタジー小説なので紹介したいと思います。
一度1984~1985年に翻訳、1990および1994に追加の短編が出版されましたが
その後、絶版になりました。(全部持ってましたけど)
海外で、全編を出版順ではなく時間軸に沿った形での新装版が出たらしく
今年になって新訳本が出ました。(第1巻は、旧訳本では第1巻と第7巻の話です)
今回のネタはその新訳本の宣伝です
新訳に当たっては訳者が統一されるようなので、
文体の印象も全体を通して同じような感じになる期待があります。
あらすじ(ネタバレ注意)『
かつては栄華を誇ったメルニボネ帝国は500年前頃から勢力は衰えて
現在は新王国と交易をするに留まり「竜の島」のみが勢力圏である。
皇帝のエルリックは生まれつきの白子であるため体が弱く薬の力を借りて生きている。
その分、思慮深く帝国の有様を憂いていた。
一番の理解者である許婚サイモリルと馬で遠乗りした日、
新王国からの艦隊が竜の島の向かっていることを知る。
国内で随一の剣技の持ち主であるエルリックは艦隊の先頭に立ち新王国の艦隊を撃退する。
敵艦をわずかに取り逃がすが、野心家であり従兄(そしてサイモリルの兄)である
イイルクーンの進言を聞き入れ追撃にでる。
メルニボネ軍は敵を全滅させるが、エルリックは薬が切れて脱力感に襲われたところを
イイルクーンにより海に落とされてしまう。
死を覚悟したエルリックは無意識の魔法により海の精霊王を呼び出し難を逃れる。
再び玉座に戻ったエルリックは裏切り者のイイルクーンとその一派を幽閉するが、
魔法の力でイイルクーンは脱走しサイモリルをさらって逃亡する。
3ヶ月に渡る帝国の全力の捜索にも拘らず手がかりの掴めないエルリックは最後の手段として
混沌の神アリオッホを召還し混沌の奴隷となることと引き換えにイイルクーンらの居所を突き止める。
イイルクーンは「記憶の鏡」という魔法の道具を手に入れていた。
それを向けられた者は記憶を奪われてしまうため、手がかりが掴めないのだった。
エルリックは再び精霊王の力を借りてイイルクーンを追い詰めるが
イイルクーンは部下に鏡を割らせて逃亡する。
行き場の失った記憶が生きた人間に入り込もうとするため敵味方もろとも多くの人間が発狂死するのだった。
わずかに生き残った兵とともにエルリックはサイモリルを発見するが、
サイモリルはイイルクーンにしか解けない眠りの魔法を掛けられていた。
部下であり友であるダイヴィム・トヴァーにサイモリルをメルニボネに連れ帰るよう命じ
エルリックは単身イイルクーンを追う。
イイルクーンは、別次元に封印された太古のメルニボネの2本の魔剣を得るために
別次元に逃亡していた。その次元でエルリックは赤き射手ラッキールと出会い
その協力を得て封印された魔剣を発見する。
メルニボネで唯一エルリックを剣技で上回るイイルクーンは魔剣モーンブレイドを
エルリックは魔剣ストームブリンガー手に二人は戦う。。
エルリックは生きた魔剣の支配から逃れ、辛うじてイイルクーンを打ち負かす。
モーンブレイドは消え去り、ストームブリンガーはエルリックの手に残る。
エルリックは再びアリオッホを召還し、その力を借りてメルニボネに帰る。
メルニボネに帰ったエルリックは、イイルクーンを摂政とし
竜の島から1年間の旅に出て見聞を広めてくることをサイモリルに告げるのだった。
』
あらすじ、長っw
というわけで、葛藤に溢れる人間味のある主人公エルリックサーガの幕開けです。
昔読んだはずですが、やっぱり忘れてますねぇ。
いや、なんとなく印象は残ってるんですけどね。でも新鮮味もあり、面白いです。
今後のある意味、呪われた宿命をなんとなく知っているので
そういう意味でも「あ!こんなところに伏線が!」って感じで楽しいです。
全7巻隔月刊行予定。(11月は第5巻刊行予定です)
旧訳本の内容に加えて新作長編3編も翻訳されるようです。
11月移行は待望の新作ですね。
そこ!私が全部のあらすじを書いてくれればいいんじゃ、とか思わないように!
小説「永遠の戦士エルリック」の第1巻のタイトルです。
本書には表題作と「真珠の砦」の計2編が収録されています。
分類はハヤカワ文庫SFなのですが、中身はヒロイックファンタジーです。
ファンタジーを舞台にした英雄譚と言ったところですね。
私が一番好きなファンタジー小説なので紹介したいと思います。
一度1984~1985年に翻訳、1990および1994に追加の短編が出版されましたが
その後、絶版になりました。(全部持ってましたけど)
海外で、全編を出版順ではなく時間軸に沿った形での新装版が出たらしく
今年になって新訳本が出ました。(第1巻は、旧訳本では第1巻と第7巻の話です)
今回のネタはその新訳本の宣伝です

新訳に当たっては訳者が統一されるようなので、
文体の印象も全体を通して同じような感じになる期待があります。
あらすじ(ネタバレ注意)『
かつては栄華を誇ったメルニボネ帝国は500年前頃から勢力は衰えて
現在は新王国と交易をするに留まり「竜の島」のみが勢力圏である。
皇帝のエルリックは生まれつきの白子であるため体が弱く薬の力を借りて生きている。
その分、思慮深く帝国の有様を憂いていた。
一番の理解者である許婚サイモリルと馬で遠乗りした日、
新王国からの艦隊が竜の島の向かっていることを知る。
国内で随一の剣技の持ち主であるエルリックは艦隊の先頭に立ち新王国の艦隊を撃退する。
敵艦をわずかに取り逃がすが、野心家であり従兄(そしてサイモリルの兄)である
イイルクーンの進言を聞き入れ追撃にでる。
メルニボネ軍は敵を全滅させるが、エルリックは薬が切れて脱力感に襲われたところを
イイルクーンにより海に落とされてしまう。
死を覚悟したエルリックは無意識の魔法により海の精霊王を呼び出し難を逃れる。
再び玉座に戻ったエルリックは裏切り者のイイルクーンとその一派を幽閉するが、
魔法の力でイイルクーンは脱走しサイモリルをさらって逃亡する。
3ヶ月に渡る帝国の全力の捜索にも拘らず手がかりの掴めないエルリックは最後の手段として
混沌の神アリオッホを召還し混沌の奴隷となることと引き換えにイイルクーンらの居所を突き止める。
イイルクーンは「記憶の鏡」という魔法の道具を手に入れていた。
それを向けられた者は記憶を奪われてしまうため、手がかりが掴めないのだった。
エルリックは再び精霊王の力を借りてイイルクーンを追い詰めるが
イイルクーンは部下に鏡を割らせて逃亡する。
行き場の失った記憶が生きた人間に入り込もうとするため敵味方もろとも多くの人間が発狂死するのだった。
わずかに生き残った兵とともにエルリックはサイモリルを発見するが、
サイモリルはイイルクーンにしか解けない眠りの魔法を掛けられていた。
部下であり友であるダイヴィム・トヴァーにサイモリルをメルニボネに連れ帰るよう命じ
エルリックは単身イイルクーンを追う。
イイルクーンは、別次元に封印された太古のメルニボネの2本の魔剣を得るために
別次元に逃亡していた。その次元でエルリックは赤き射手ラッキールと出会い
その協力を得て封印された魔剣を発見する。
メルニボネで唯一エルリックを剣技で上回るイイルクーンは魔剣モーンブレイドを
エルリックは魔剣ストームブリンガー手に二人は戦う。。
エルリックは生きた魔剣の支配から逃れ、辛うじてイイルクーンを打ち負かす。
モーンブレイドは消え去り、ストームブリンガーはエルリックの手に残る。
エルリックは再びアリオッホを召還し、その力を借りてメルニボネに帰る。
メルニボネに帰ったエルリックは、イイルクーンを摂政とし
竜の島から1年間の旅に出て見聞を広めてくることをサイモリルに告げるのだった。
』
あらすじ、長っw
というわけで、葛藤に溢れる人間味のある主人公エルリックサーガの幕開けです。
昔読んだはずですが、やっぱり忘れてますねぇ。
いや、なんとなく印象は残ってるんですけどね。でも新鮮味もあり、面白いです。
今後のある意味、呪われた宿命をなんとなく知っているので
そういう意味でも「あ!こんなところに伏線が!」って感じで楽しいです。
全7巻隔月刊行予定。(11月は第5巻刊行予定です)
旧訳本の内容に加えて新作長編3編も翻訳されるようです。
11月移行は待望の新作ですね。
そこ!私が全部のあらすじを書いてくれればいいんじゃ、とか思わないように!

大きい反響あるといいなぁ^ ^
魔剣で恋人を斬ってしまう のと
レベル2500のキャラがロストする のと
3000貫もって露しちゃってた というのだったら
はたしてどれが一番悲しいのでしょうかね?
魔剣は次回に紹介しようと思ってます。
まぁ、あらすじは全部書くつもりですが
買って読む人は読み飛ばしてください。