夜の船 2005-09-10 11:20:34 | Weblog 満艦飾の遊覧船が 夜の港を出ていく だんだん遠くなって 見えなくなっていく 心も 時には 見えなくなる かなしくて さびしい それでも 見失ってしまいたくはない 傷ついても 泣いても また たぐり寄せる 細い細い糸のような つながりだけを頼りに あの船が帰ってくるまで ここで一緒に 風に吹かれていようか 心は 見えなくても こうして そばにいて同じ景色を見ていられたら もう それでいい・・