女の一生(118)
Une vie (118)
————————【118】———————————
Comment serait-il ? Elle ne savait pas
au juste et ne se le demandait même
pas. Il serait lui, voilà tout.
Elle savait seulement qu'elle l'adorerait
de toute son âme et qu'il la chérirait de
toute sa force. Ils se promèneraient par
les soirs pareils à celui-ci, sous la cendre
lumineuse qui tombait des étoiles.
—————————(訳)—————————————
どんなかたかしら、私の恋のお相手は? はっ
きり知るよしも彼女にはありません.そんなこと
を考えたことさえありませんでした.そのかたは
そのかた、それだけのことですわ.
ジャンヌにわかっていたことは、ただ自分がそ
の人を全身全霊で慕い、その人も自分のことを力
の限り大切にしてくれるだろうということだけだ
った.ふたりはこういう夜、星から落ちる光で灰
の中のようにぼんやりした中を散歩をするのだろ
うと想像した.
————————⦅語句⦆—————————————
adorerait:(直半過/3単) < adorer (他)
adorer:(他) [話]大好きである、
de toute son âme:全身全霊で
chérirait:(条現/3単) < chérir (他) 深く愛する、
いとおしむ、かわいがる.
se promèneraient:(条現/3複) < se promèner (pr)
se promèner:(pr) 散歩する、歩き回る
par les soirs pareils à celui-ci:このような夜の時に
cendre:(f) 灰
sous la cendre:灰の下で
tombait:(直半過/3単) < tomber (自) 落ちる
étoile:(f) 星
lumineux, se:[リュミヌー, ヌーズ](形) 光る、明るい、
輝かしい、
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