もぐりの語学教室+修行が辛くお寺を逃走した元僧侶見習の仏教セミナー

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ご容赦下さい.

1798番:ハイジ(66)

2023-01-17 12:52:40 | 日記

 
ハイジ(66)


———————————【66】——————————————————

  Da  war  ferner  das * kleine  weiße  Schneehöppli,  das  
immer  so  eindringlich  und  flehentlich  meckerte,   daß
Heidi  schon  mehrmals   zu  ihm  hingelaufen  war  und
es  tröstend  beim  Kopf  genommen  hatte.


———————————(訳)———————————————————

  そこには更に小さな白い「雪跳びちゃん」がいました.
その子はいつも余りにも真に迫って切々と不平を訴えメー
メー鳴くので、ハイジはもう何度も、この子のところへ走っ
て行って、顔を手に取って元気づけてあげました.


———————————《語句》———————————————————

eindringlich:(形) 心に迫る、強烈な  
flehentlich:(形)[文語] 嘆願するような、切々とした  
meckerte:<meckern [メッカーン](自)
        ❶(…⁴について)ぶつぶつ不平を言う  
    ❷ (山羊が) メェーと鳴く 
mehrmals:(副) 何度か、何度も     
hingelaufen:(過去分詞) <hin/laufen (自) 走っていく    
tröstend:(現在分詞) <trösten (他)[…⁴ を] 慰める、元気づける  
genommen:(過去分詞) <nehmen (他)[…⁴ を] 手に取る、つかむ


———————————≪文法≫———————————————————

*) Da war ferner das kleine weiße Schneehöppli:
   (そこには更に小さな白い「雪跳びちゃん」がいました).
  随分とおかしな語順です.普通の語順は:
  Da war das fernere kleine weiße Schneehöppli
  なのですが、ここはdas は定冠詞というよりは、名前の一部
 になっていて、„das kleine weiße Schneehöppli“でひとかたまり
 の固有名詞みたいなものです.つまりこの4文字は結合状態が
 強いわけです.よってferner das kleine weiße Schneehöppli.
 理屈をいうと無冠詞なので強変化語尾がついてfernes となる
 ところですが、もう名前の方についているので格語尾なしな
 のでしょう.


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