2015.2.21(土)晴れ
ラジオ【文芸選評】短歌 選者は篠 弘さん
かなづかいやミス入力等ありましたら、教えてくだされば助かります。
入選10首
- 氷海がオホーツク海を埋め尽くしひしめく音は夜通し聞こゆ(北海道)
- 除雪車の吹き上げし雪の山積みを凍てたる星の明かりを探す(新潟県南魚沼)
- 雪囲いゆるびし路地か魚焼く匂い流れきて春近づきぬ(新発田市渋谷和子さん)まぁ~!先生!春の到来を喜び活動する。体験がないと分かりませんね。
- 剪定の枝片付ける桃畑に白鷺一羽羽ばたきて発つ立つ・・山梨県
- 一枝の蝋梅が瓶に香りたつストレッチするジムのトイレに
- 年越しのいわしお巻きのまるかぶり豆撒く夜は雪にならぬか(大阪府野瀬町)節分の歌・・生電話。お品のよろしい女性でした。「いわしお巻き」とは何ですか?といわしのおかずとお巻きとは巻き寿司のことをお巻きと言います。だから「いわし」「お巻き」の二種類のおかずとのことでした。・・恵方巻きのことですか?と。そうです。
- わが庭にモズの高音の響きいて缶切りが今カニ缶を刺す・・モズの高音と缶きりの刺す音で対抗しようと・・と臨場感が出ています。と
- 百本のごぼう掘れば冬ながらほのぼの温し土の匂いは(まぁ!丹波笹山)
- 九千のもみ合う裸が宝木(しんぎ)をば取らんと声地鳴りを上げる(広島福山)・・岡山県の西大寺(さいだいじ)に伝わる裸祭りのこと。今日の夜中に。地鳴りの比喩がよいです。
- 六キロのブリ(魚)の調理に手こずりて夫の手借りる中落ちさばき・・生電話。なんの魚ですか?作者の女性はおでかけでした。夫さんがお答えに。「たぶんクロ(黒鯛)です。」いや・・六キロのしらす(ブリ)でした。と。ご夫婦で手伝いながらのいい歌ですね。ご主人は歌はやっていらしゃらないそうです。
先生作 歌人の朝餉
今は朝飯は洋食風です。以前は和食でした。と
朝方の紅茶ウェッジウッドへと手に半切(はんせつ)のレモンを握る
読まれましたよぉー!!
ありがとうございます!(^。^)
録音しておいたので、再生して入力したいと思います。
サンマーメンさんと80円女岡山さんからも「もぐらたたき」が読まれましたよ~!と教えてもらいました(^。^)
コメントありがとうございました。うれしかったです。