花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

團菊祭五月大歌舞伎 夜の部

2015年05月11日 | 歌舞伎
母の日前の土曜日歌舞伎夜の部
3階B席にて観劇です。

慶安太平記「丸橋忠弥」
これどんなお芝居芝居だったかしらん??
と演目見てもサッと思い出せす、家光亡き後徳川家綱が治める江戸幕府。
軍学者由井正雪の幕府転覆の企みに加担している浪人の丸橋忠弥。彼が酔ったふりをして江戸城外堀の濠の深さを測ってたのですが、
その幕府転覆。計略は失敗、丸橋忠弥は捕らえられるというお芝居。
見てから思い出しました。見たことある!!っと。
そして改めてwebで見ると丸橋忠弥という人物槍の名人で、由井正雪と並んで幕府の転覆を計画した人物として名高かったのね。そして鈴ヶ森刑場で処刑されてるのね。と自分の無知さを知ります。
そしてこのお芝居の立ち回りも有名なのね。と見た割にはこの立ち回りは覚えていない。
今回松緑の丸橋忠弥。酔ってるのはわかるんだけれど、酔ってますよ~~~って芝居してるな。ってわかりすぎ(苦笑)
もうちょっと自然な(?)酔い方にはならないのかな?とおもわず。
有名なセリフという「・・ここで三合、かしこで五合、拾い集めて三升ばかり・・」
ちゅうと半端に聞いていた。
結局テロは未遂に終わり、捕らえられる大立ち回り。
最初の方は、舞踊のようで、後半が、バッタ、バッタと音も派手になり・・・

この日朝から不調だったこともあるのか、妙に長さを感じてしまった立ち回り。
みなさん怪我しないでね。と思うばかりの立ち回りでしたが・・
休憩後

歌舞伎十八番の内「蛇柳」
シアターコクーンの時に海老蔵が見せた「蛇柳」とは違って松羽目物になってスケールが大きくなった「蛇柳」だった。
母曰く、住僧定賢が、愛之助に比べると松緑のほうが芝居が大きく感じるわね。っと
でも最後まで出ないのはどうなの?っと私も同感。
覚圓の亀寿が実行部隊なのね・・・。
また押戻しも見せるため、途中で蛇柳の精魂の海老蔵が入れ替わるものいいけど、結局最後柳の精が、顔を見せずもどうなのよ。っと。
しかし、母、なんやかんや言っても、これが一番だわと。團菊祭五月大歌舞伎。見応えあったと賞賛しきり。
この日の3階席「丸橋忠弥」までは空席がけっこうあったのだけれど、「蛇柳」から席が埋まっておりました。
なんやかんや申しても、海老蔵人気ありますね。

その後15分の休憩
「め組の喧嘩」
一番まとまっていたお芝居と感じる「め組の喧嘩」
菊五郎、時蔵江戸っ子夫婦の辰五郎お仲が、いい。
菊五郎の江戸っ子は、見てて気持ちがいい。
でも、走っていく姿が、やはりお歳とったかな・・・って思っていると母、
背が小さくなったんじゃない?と。
周りが大きくなったのかしたねえ。
神明末社裏 これからの若手もいっぱい。
三津五郎さんがここにいたらな。といない人も思っても仕方がないないものの、
若手の活躍を期待して、江戸歌舞伎ますます栄えますように。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿