花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

「ブレインストーム」ミュージカル座

2015年05月23日 | ミュージカル
ミュージカル座の「ブレインストーム」
ハードボイルド作家の苦悩の日々を
シュールに描いた自信作!再演って作品
坂元健児出演ということで見に行ったんですけどね・・・

う~ん。これって評判いいの?
私はイマイチだったな。という舞台でした。

会場は品川の六行会ホール。

始まってすぐ、最初にこのホールにこのピアノ音?
ピアノの方の弾き方が好みじゃないのが一番大きいのかもなのですがね。
とにかくボリュームが大きい。低音部ピアノを叩く感が強い。
リズム楽器に感じるようでうるさい!!と感じてしまったんです。
玉麻尚一さんのピアノが好みじゃないのかな。

そして物語は、
酒浸りの日々、精神科への通院。
苦悩の小説家を、坂元健児が、男臭く演じ!
竹本敏彰が、コメディタッチに演出!!

ってことですが、

この話男性の更年期、うつ?がテーマなの??
男性更年期障害なの?と
作家が書くことに疲れてかけなくなって精神的に崩壊なの?
見終わって首を傾げてしまったんです。
後者のかけなくなって・・・でなく前者のほうが強そうで
場面に精神科医が「更年期」っていちゃうんだもの。

それに付き合えないって奥さんが家からでてちゃう。
その妻の存在が大きいらしく、物語最後はその妻が戻って来て
ハッピエンド!なんですけど

それにしては、職場の人たちの奇妙な手助けとか
ラジオでお悩み相談をすることになった主人公が、リスナーへの相談によって救われるとか
話がとっちらかってる感で妻は最後の最後戻ってくるって、なんだかなあ。

コメディタッチはわかるんですけど、なんだかなあ。
主人公も悩んでるんだけど・・・この芝居もなあ。
笑えるでもなし泣けるでもなし

となあ、なあ尽くし。
よかったのは、坂元健児さんの歌声くらいだったんだな~。

出演者が気になって行ったものの好みじゃなかったが、この作品の感想です

レ・ミゼラブル 2回目

2015年05月20日 | ミュージカル
5月20日 Les Misérables 観劇へ
今期2度目のレミゼです。

メインキャスト

ジャン・バルジャン 福井晶一
ジャベール 川口竜也
ファンテーヌ 知念里奈
エポニーヌ 笹本玲奈
マリウス 田村良太
コゼット 磯貝レイナ
テナルディエ KENTARO
マダムテナルディエ 浦嶋りんこ
アンジョルラス 上原理生


この中で帝劇の中でキャスト写真で飾られている方が
バルジャン ジャベール ファンテ、エポ、 アンジョ。
(ほか見逃していたらゴメンなさい)
ってことは、複数でのキャストが並んでいる中、かなりキャストの中でも一押しキャストなのかしら?
と思いながら、20日を選んだのは、お土産付きでA席価格に近いS席発売があったため
お土産は東京會舘のフルーツケーキ 。WEBで見たら1,404円

お土産付き企画は、1企画でなく4、5箇所。カード会社やチケット販売会社などざまざま。
お土産も様々で100人分以上は軽くありそう。
今期は人気チケットというものの、それはそれぞれの努力あってこそのようで
だったらもう少し価格設定SS,S,A,B,C,D 6段階ぐらいに分けてくれればいいのになんて思いますが
帝劇ももう直ぐ建て替えとやら。座席の振り直しなんてないですね
この劇場でレミゼを見れるのはあとどのくらいなんでしょうねえ。
「富士ビル」「東京會舘ビル」「東京商工会議所ビル」が
新しくなるビルは2017年に完成らしいようですけど。

今回見てやっぱり思ったこと。新しい演出は、もう少し小振りの劇場用といっていいのではないでしょうか?
イギリスのレミゼを上演しているクイーズシアターは1200のキャパ
帝劇は1800キャパ 日生劇場が1300キャパ 新橋演舞場が1400キャパ

今回お土産気チケット席はs席ですが壁側サイドブロック
舞台大きく見せてるもののコチャコチャ感あり。地デジテレビ画面でアナログ時の映像を見てる感じなのです。
いろいろな都合もあるのでしょうけれどね。

そして今回は、オケ指揮者が若林さんでした。
気になったのが、始まる前のオケの方の音出し練習が、ほとんどなかったこと。
そして音が、やらかくマイルド。出演者の方々がのびのび?
特に前回どうしたの?とイマイチ感だったエポニーヌ 笹本さんとアンジョの上原さん
歌えてる!!と前回より俄然いいなと思わず。
でも私は、緊張感いっぱいのビリーさん(音楽監督 山口也さん)の指揮好きだったな。と
緊張感と勢いを感じた前回の舞台好きだったなと。
出演者にとってもオーケストラ演奏者にとってもビリーさんは、緊張するのかしらん?

そして今回
ジャベール 川口竜也さんオペラグラスなしだとちってもいい感じなんですけど
オペラブラス覗くとなにかとっても和風な雰囲気で武士のようなイメージ。
上下つけたお役人ってかんじのね。
それで、レミゼを見ているにもかかわらず、このレミゼ
白虎隊や忠臣蔵に似てるから日本人好きなんじゃない?
ってすごい関連付けすぎなんですけど
白虎隊は新政府に対し旧幕府勢力として戦う武家の男子達。最後は飯盛山で自刃。
忠臣蔵は言わずものがな。その中の一人一人に物語がある群像劇。

ただないのはそこに宗教かな?っと、Les Misérablesは、キリスト教によって救いを求めることに対して
日本の場合武士道なにかしら?と。
川口さんのジャベールを見ていてそんなことが頭に浮かんでしまいました。

川口さんのジャベールは、渋さのあるどっしりさ、そしてバルジャンを捉えようとする執念を強く今回かんじましたが.

私の中で好きなジャベールは、今拓哉さんのジャベール。
自分の中の正義ということを強く打ち出し
脱走犯だったバルジャンを捕まえることに執念を燃やしていたのにやり遂げるべきことが間違ってたのか?と
自分の中の正義がわからなくなって正気をなくす姿好きでしたねえ。

話が過去になり今にもどします。今回いいなと思ったのが、
ガブローシュの松本涼真くん
今後楽しみな男の子というかんじでした。

大人では、菊地まさはるさんのグランテール。
今まで以上に?回数こなしてるってこともあるのでしょうか?
優しいゆえにアルコールに頼っては、学生達の中飛んだ存在でもあるグランテール。
ちょっぴりこまったくんなれど
アルコールは彼の優しさを消すことはできず、学生仲間みんなを大事に思いことに
正義感から突っ走る友アンジョを皆守る存在。
学生運動の中ではこまったちゃんで扱いづらさもあるのか、友がそばによらないけれど
子供ガブローシュは、グランテールのそばでうろうろ。
優しい男というのがわかるのだろう。という存在。

アンジョとの中は他の時にもあったものの、今回眼を引いたのが、マリウスが、エポの死で落ち込み
彼女であるコゼとももう会えないだろうと、落胆して腰をおとした時にそっとそばに行き
肩をかけようとするものの、いやだめだだめだそんな柄じゃないな。みたいな一場面。
なかなかにくい演出ですねえ。
もちろん学生達が歌う中、「死など恐れないのか?」と歌うグランになんてことをいうんだというアンジョとの関係もなかないい。
芝居というより、自然にそんな形になっている風がとても良かったです。
以前やはり松村曜生さんという方が演じていたグランもそんな感じで好きでしたが
マリウスのそばに寄るのは今回はじめて見た気がします。

酔っ払いなれどかっこいいっ!!グラン!!って応援したくなる存在でした。

一方この子縁故?と思ったのがリトルコゼ。
調子イマイチ??初めてかな。ちょいイマイチなんですけど。と思ったのは。

大人のコゼも磯貝レイナさんも実はちょっとイマイチ感ありましたが、気に入らんランクではありません。
でもあのポジションは、演技云々よりもとにかくにソプラノ。高音が綺麗に出る方希望ですわあ。
プリュメ街3人が綺麗に揃うといいなあ。この時は完全にエポ笹本さんの圧勝。

そうそうバルジャン、コゼ、マリウス3三重唱もありますが、1幕のラスト「ワン・デイ・モア」
あれ全員になるといいんですが、一人一人が、声を張り上げた時の雄叫びモードあまり好きじゃないなあ。
声を張り上げすぎじゃない?って思うです。
まあマイクで一人一人操作できないってこともあるのでしょうけど。

そうそうKENTAROさんのテナルディエは、声だけとくにいい人っぽい。
底辺生きてる小悪人ってかんじがないのよね。
3枚目要素はあるんだけど・・・。
これっからかなって感じます。

とまあ、今期2回目。
レミゼいい作品だと思います、っが
英語わからないけど、ロンドンで見てみたいわあ。
ブロードウエイもいいんだけど。Alfie Boeがバルジャンらしし。。。
お金欲しい~~~(笑)誰か行かせて!!
ぷーの叫びでした(笑)

ミュージカル「レ・ミゼラブル」

2015年05月05日 | ミュージカル
今年のゴールデンウィークは、劇場通い。
でも、以前のように昼夜2部という見方ではなく、1日1箇所。
4日に出かけたのは、帝国劇場。ミュージカル「レ・ミゼラブル」
数年前には、キャスト違いで、散財しまくりで見に行きましたが、今年は、2回観劇予定です。
チケットも、数か月前にという購入というものでなく、4月公演が始まってからの購入でした。
それでも、以前見れなかった福井晶一さんのバルジャンを見たいという思いから、
福井晶一さんが出演されている日を選びました。
できれば吉原光夫さんのジャベールなんて思いましたが、それはどうもなさそうで岸 祐二さんの登板日のA席がありました。
それが4日でした。

新演出になってすでに見ていたわけですが、今回「レ・ミゼラブル」に歌だけででなく台詞が、いたるところに挟まれていたことや
オーケストラ演奏が斬新に聞こえ、音響もだいぶ調整ちがうのかしら?
今まで出演した人の、歌声、何度も聞いた記憶がありますが、あれ?音域ちがう?変えたの?と思ったり変わったなあ。と改めて感じました。

そして、第一に違っていたのが、今回のメンバー。いいじゃん。もうちょっと・・・という幾つか思うことがあるものの、
今までですと、まず、なんでこの人が、このキャスト?
歌も歌えず、芝居もできず。踊りもこれかい?コネクションキャストか??とキャスト選出から不満が残っていた東宝のミュージカル舞台でしたが、
4日の舞台はそんなストレスも感じず、最後は福井さんのバルジャンいいなあ。と「レ・ミゼラブル」もう1枚チケ買ってよかったな。と。
最後のコゼットとマリウスの結婚式を一人祝福し祈るバルジャンの歌に泣かされそうでした~。
もちろん彼を帰してBring Him Homeも独白でもある裁き - Who Am I?も聞き応えあったんですけど、
バルジャンのらしきを一番感じられたシーンでした。

ほんと久しぶりですよ。東宝のチケット定価で文句ない芝居(苦笑)
そしてなにより「ほお」っと驚いたのが、オケ。やるじゃん。できるんじゃん。っと
国内で一番ひどい生オケとすら感じたオケが、一掃。「どうしたの?」
っとオケが気になって指揮者誰?と幕間キャスト表をみて、びっくり山口Billy也さん。
この人音楽監督みたいになってるのに指揮もするの??って具合に。
まさかとも思うのですが、始まる前、ほんと演奏者やたら音出しして練習してるの。
まさか、まさか今までいい加減だったんじゃなかろか?と思うくらいに演奏者も緊張してるのか?
指揮のBillyさん。キビキビしておりました。そう指揮が誰だかわからなかった時点でも気になっていた指揮者でした。
帰りがけ受付の方に、「今回の指揮は山口さんでしたが、プログラムには若林さんとありますが?」とおもわず尋ね
メインコンダクターが若林さんで、現在は、お二人で回してるということで、今後は新しい人が入るかもしれません。と答えていただきました。

キャストにおいては、皆さん若い!!と。
ジャベールの岸さんですら、ジャベールでは若い!!と。
勢いのある強い力の持ち主であるジャベールで、歌もいいのですが、なにか枯れてる不器用な男っっぷりを見せてくれるジャベールでみてみたいな。と
ダメじゃないんですよ。悪くないんですよ。でも、でも。。。ってこれは、わがままかもしれません。
マリウスの原田さん。この人アンジョじゃないよね。マリウスだったね。って思わす。
いい感じ。ただへえ、長髪じゃないんだ。って大丈夫なの?って東宝のレミはマリウス=長髪だったじゃん。って
ただそのヘアースタイルが私がBWで見たときの�まり雨syマリウスままりうあymm mmmまマリウスマリウスヘアー似だったのでびっくり!!
その役者さんは、今ミュージカル『アラジン』のアラジンを演じてるADAM JACOBS さんです。

そして、映画でもアン・ハサウェイが演じアカデミー助演女優賞受賞やゴールデングローブ賞 助演女優賞受賞をとったファンティヌ。
日本じゃ、なんだかなあ。って人ばかりが最近は多かったのですが、ようやく歌える人きたかなあ。って。
今回里アンナさん。歌は問題無し声量あり。それが逆効果でもあり、影があるような、不幸な身の上に見えなかったのは残念。

2階席ゆえ?

その2階席から見て、この帝国劇場という舞台を小さく見せてる?「レ・ミゼラブル」
TVのアナログ放送を地デジ画面で見てる感じがしました。
帝国劇場の舞台は、「ライオン・キング」の草原向き!!って。
7月の博多座が、箱として一番良さそうと思ってしまう私でした。
話が違いますが、劇団四季が上演する「ライオン・キング」や「ウィキッド」が帝劇サイズのミュージカルと思ってしまってます。

そういえば、渋谷のオーブシアターは、ミュージカルシアターって事だったように思いますが、
高さがありすぎのような気がてなりませんが・・・。

「レ・ミゼラブル」から話が飛びましたが、旧演出から同役で出演の駒田一さんのテナルディエ
いいですね。この人は器用!!と思ってしまいます。どんな役でも自分の中で作り上げてカメレオンみたい。
旧でとは違うテナルディエ。でもやはり人の底辺にいながらしぶとく生きるテナルディエ。
今回KENTAROさんや萬谷法英さんのテナルディエも見たかったのですが。。。

一方旧演出の時にはまさに彗星の如く?きた~~~バリトン俳優!!って思った、上原 理生さんのアンジョルラス。でしたが
しばらく見なかったら、あらバリトンじゃないの?テノールになった??
バリトンの響きが感じられなかったんです。中途半端なテノール。歌は、上手なんだけど、ちょっとがっかりでした。
といって役はしっかり兄貴、学生のリーダー格にすっかり落ち着いてました。
でもやはり私のアンジョは、坂元健児か??(苦笑)

また、ベテランさを感じる事も勿論あったのですが、笹本玲奈さんのエポニーヌ。
新演出では作りようがないのでしょうか? あまり印象に残りませんでした。

最後にそんななか、演じてたのは、丹宗立峰さんですが、グランテールっていい役ですね~
アルコールに頼って、強さを出さないと自分を出せないいいやつなんでしょうねえ。
ある種こまったちゃんなれど、学生の燃えやすい一面を冷静に見れる奴。
好きですね。

次回は、お土産付きのチケット観劇です。
お土産つけて割引チケット出すなら、もとより安くしてくればいいのに。。って思うんですけどね。

「SINGIN'IN THE RAIN ~雨に唄えば~ 」

2014年11月04日 | ミュージカル
11月1日 シアターオーブ 初日
「SINGIN'IN THE RAIN ~雨に唄えば~ 」に行ってきた。
アダムクーパー主演ってことで、ロイヤルバレエ団に所属してたことやマシューボーンの白鳥の湖に出演していたことからもダンスがみもののミュージカルで、さらに舞台上に雨を降らして、映画の有名な場面、タイトル曲「SINGIN’ IN THE RAIN」を唄う場面を再現するってことで私にしては、ちゃんとチケット買い込みました。
前から9列目センターブロック。

で感動したか?っていいますと、水しぶきを上げながら歌い踊り、10分間も踊る場面がやはりの見所で楽しかったけど、アダムクーパーってやっぱりダンサーだよね。って初日ってこともあってかなんだか先ずダンスってかんじもあるなか、

お芝居は、主人公のアダム演じるドン・ロックウッドよりも親友のコズモ・ブラウンを演じた人、たぶんダニエル・クロスリー(?)のコメディセンスに溢れる芝居と歌がいい。
「メーク・エム(ゼム)・ラフ(彼らを笑わせろ)」の場面一押しというかんじ。

今回プログラムを購入しないとどうも主演以外の役者さんの名前が出てこない(笑)
アダムクーパー主演の「SINGIN'IN THE RAIN ~雨に唄えば~ 」で、彼が大雨の仲で唄って踊るが主眼か!!ってかんじなのが
ちょっと残念に思うのは少数派なのかな。


舞台として楽しかったけど、アダムクーパーのドン・ロックウッドより、ジーン・ケリーのドン・ロックウッドが好きだなあ。
ジーン・ケリーって改めて凄い人だったんだろうなあ~と。
ミュージカルじゃない映画をミュージカル舞台にするというのは又別で
ミュージカル映画を舞台化、時代が経って技術も上回ってるんだろうけれど、
ミュージカル映画を超える舞台ってなかなかないですね~。


最近は、舞台をスクリーンにするってことは、多々あるけど。

そうそうこの公演、カーテンコールは、スマホなどの撮影OKってことでしたけど
楽しんじゃった方が良さそうってかんじ。だっていろいろなところで綺麗な映像や写真あるんだもの。

でまあ、ロビーに一杯あるアダムクーパーの写真とってきた(苦笑)




そしてラッキーにCD(ダイジェスト版)とミニクリアファイルが当たった


ミュージカル『道化の瞳』

2014年10月11日 | ミュージカル
『道化の瞳』は、玉野和紀さんが、品川で開催していた「CLUB SEVEN」時代に 笹本玲奈さん泉見洋平くんが出演したときにショートストリーとして上演されたときにみた作品。
その後シアタークリエで、作品をさらに膨らませて上演され、今回再演ということだそうな。

初演時は見に行きませんでしたが、今回は坂元健児出演ってことで気になっていましたが、
毎度ながら安いチケットあればいくけどね。ってかんじで希望は6000円代でしたが
7000円お土産付きチケットで行ってきました。

で・・・やっぱり正規料金では、高いな~の感想。
作品として、泣ける作品ではありますが・・・「CLUB SEVEN」の時のほうがすっきりしていてストリートに印象に残りましたね。
クリエでは、楽しませようという振りもわかるんですが、STORYいろいろろ盛り込んみすぎて、ごちゃごちゃしてしまった作品
いい人が、自己犠牲で、誰かを救うみたいなお釈迦様の捨身飼虎思い出しちゃった(苦笑)
どうせなら壺坂霊験記みたいに最後はハッピーエンドにしてくれてもいいじゃん、と盛り込んだスト-リーどれかはハッピーエンドにしていただきたい私でした。
せめで最後涙でもほっこり終わる作品で主人公の少年と、少年の作った物語の主人公が、自己犠牲でも周りの者を幸せにしてくれたという思いを強くだして欲しかったりするんでね。

とまあ、作品には思うところありですが、
出演者、保坂知寿さん、最初誰?歌うまい!!って思ったら保坂さんだんですね。もっといろいろな舞台で活躍してほしいな。と
梶原善さんは歌は、そんなじゃないけどやはり役者でもっていくなあ・・・と医者の役でも大道芸の頭でもいいかんじ。
で見たかった坂元さん。いろいろやってるなあ。最近はアスリートね。と思いながら見ていたのですが、側転後、「無理!」っていって引き下がったんです。
最初は、芝居上のウケ狙いの冗談かな?って思ったのですが、その後、歩きづらそうで、移動はけんけん片足になり・・
足なにかやちゃったのね? ねんざ? 剥離骨折とか?
それが気になって、そのせいもあったかもしれませんね。芝居でなくて坂元健児さんの様子が何かと気になってしまいました。
役では、大道芸のジャグリングをするカールだったようですが、坂元健児さんが気になちゃって、
今思えば、最初お医者さんの鈴木さんの時にやたらスナック菓子の「カール」が出てたのは、役名もかねてかな。と思うのですが、舞台上けんけんで移動。最初どこか舞台そでにあった棒を杖代わりにして出てきたかとおもったら
その後は、急遽小道具さんが作ってくれたのか、T字の杖を使って片足でけんけんされておりました。
土曜日でしたが、どこか病院にはいけたのかしら?
見に行った日になんで?って思いです。

大阪もあれば、その次の公演もありとお忙しいようですから・・・じっとして治すのは大変でしょう。
といって休演も・・・
ねん挫かまたは剥離骨折程度というのもいけませんが、重傷でないことを願う次第です。

14日 重症でないことをと思っておりましたが、東宝から
左足アキレス腱を断裂ってことが発表され、休演となるとお知らせがでました。
完治させて、再びすてきな舞台への復活を願う次第です。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

2014年07月02日 | ミュージカル
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(Catch Me If You Can)
シアタークリエ

久しぶりの東宝のミュージカルを見に行きました。
今回のミュージカルは、主役となる二人は、松岡充と福井晶一ということで、映画も面白かったし、
舞台も、2011年トニー賞のパフォーマンスでもダンスがコメディっぽく、おしゃれで見てみたいと思って
今回のメンバーならいいかも。となんと最前のチケットを買い込んだのですが、久々なのに配役変更になりました。
かなり残念。
カール・ハンラティ役で出演を予定して福井晶一さんは、体調不良のため休演とのこと。
同役はフランク・アバグネイルSr.役から代わって今井清隆さんとなったそうな。
今井さん好きだけど・・この役福井さんで見たかったなあ。どうしたんだろ?と思ったところでしかたない。
見てきました。

席の周りは松岡さんのファンが多い。そりゃそうだよね。と最前で目的の人がいない状態でみるんですから(笑)
でもそのおかげ?見たい人がいないと最前でもあっち向いたりこっち向いたり、恥ずかしくもなく、気になる方に首を向けてこの舞台の出演者のみなさんを見ておりました。
演出方法は、どうなの?ってくらいに最前過ぎでわかりませんが、個々のみなさんはアンサンブルさんそれぞれまで、楽しく観ることができました。

ただやはり見終わってみたかったな。
カール・ハンラティの福井さんとフランク・アバグネイルJr.の松岡さんのやり取りが。
今井さんは、見た目かっこいいんですけどね、やはり
今井キーヨの人の良さ、ちょっと動くとちょいっと疲れるが、癒し系になってしまってまして、松岡さんのやっぱりお父さん。フランク・アバグネイルSr.役でみたかったなあ。息子が好きで仕方のないパパ。
でも最期が深酒で身をつぶしちゃう?その芝居が見てみたかったです(笑)

Wキャストだったブレンダ・ストロングは、菊地美香さん久しぶりにみましたが、このかたやっぱりかわいいですね、
世間知らずのお嬢様役が似合います。
あのレミゼのコゼットもかわいかったですよね。って思わず。
ひょっとしてこの菊地美香さんだったら、ミス・サイゴンのベトナム人少女キムが、最後死を選ぶ之も仕方ないかな?って
思えました(笑)
菊地美香さんのソロもとっても優しく響きました。
新妻聖子さんのブレンダ・ストロングとはまた違っていそうですね。

さてさて高校生の天才詐欺師フランク・アバグネイルJr.の松岡さん。
この箱サイズのミュージカルは、もう手に入ったかなというくらいに、高校生役をかっこよく演じてられました。
高校生姿もパイロット姿も様になっていますしね。
次にもすでに彼は舞台が予定されているようで、いろいろな舞台に挑戦していただきたいと思います。


"Catch Me if you Can" 2011 トニー賞の パフォーマンス


愛の唄を歌おう

2014年01月17日 | ミュージカル
今月は、歌舞伎を含め古典芸能といったジャンルを観る回数が多いのですが、シアターオーブにて
今宵は「愛の唄を歌おう」というミュージカルを見てきました。
山口智充さん(ぐっさん)の出演、それにKONISHIKI、ROLLYの出演それと宮本亜門演出で槇原敬之の曲というミュージカル。
ってことで何となく気になってチケットを購入したんです。
脚本は鈴木おさむ 私の印象では、大島美幸の旦那さんってかんじなんだけど放送作家として大活躍の方なんですよね。
それに山口智充さんとともにこのミュージカルダブル主演ってことになるのでしょうけれど、ジャニーズ Kis-My-Ft2の北山宏光さんの人気やほかにも
渡部豪太 川畑要(CHEMISTRY) 高田翔(ジャニーズJr.) 
柄本時生 前川紘毅 施鐘泰(JONTE) 大口兼悟 エハラマサヒロ って人気どころが出演ってことで、買ったチケットは3階席最後列でしたが、席の後ろには立ち見が出ておりました。
ほかには、野々すみ花 橋本じゅん 
さらに治田敦 水野栄治 岡田誠 内藤大希 反橋宗一郎(L.A.F.U)
池田有希子 エリアンナ 岸野里香(NMB48) って名前もでておりました。

6時半から休憩入れて3時間10分。1幕の1時間40分話というより登場人物それぞれの説明をする演出ちょいっと長いな・・って感じましたが、2幕目は、展開もスムーズというかスムーズスすぎるかもで1時間10分。
やっぱり槇原敬之の曲いいなあ・・って最後は楽しくきいていました。

正義感あふれる高校の熱血教師・・ってことで山口智充さん演じる牧田ノリオが、生徒に対し暴力を振るったと親から訴えられるってシーンから始まるんですが、熱血教師!!感は、その最初の場面では、あまり感じられないかな。
訴えられて・・本当は先生が生徒を殴った訳ではないものの、自分が殴ったと認め、学校から懲戒免職になったその日交通事故に遭ってなくなってしまう。
ってそこはぽんぽん進んでいくんですけど・・そこから天国に行った先生が、10年かけてようやく気になっていた生徒達のもとに行けるチャンスを得た。
これがまたなんともいい加減。だからいいのかもなんですけどね。
あの世の天国から地上に行くときに先生は、一人の付き添いが天国からついてくる・・・これが、橋本じゅんさん。
でここでふと・・というよりも 舞台の使い方が、宮本亜門演出で城田優主演だったミュージカル「テイクフライト」ににてるなあ・・と思わず。
舞台に組まれている3段ある箱状のセット。壁となって映像を映し出すスクリーンにもなるのだけれど、3段それぞれ窓が開くかの様になってもおり、
登場人物の日々の生活の場所になったり、雲の上の天国だったりとミュージカル「テイクフライト」でもそれににた手法があったなあ・・と。
一方映像の使い方においては、昨今レミゼラブルでも地下道の様子を映像で映していたり、日生での「モンテクリフト伯」でも映像を多少使っていたけれど、
今回の使い方が面白い。
映像だからこそ作れるという空から地上に降りてきたり、悪魔が電車内を縦横無尽にうごいてみたり、歩道橋だったり、街だったりといろいな変化を付けていた。

そして床に引かれていた線が面白かった・・ってこれは、説明が面倒なので省くとして・・
出演者のなかにCHEMISTRYの川畑要さんがいた。
CHEMISTRYといえば『ASAYAN』から生まれたユニットだけど、このときにEXILEのアツシってことだけど、ミュージカルにおいては、藤岡正明さんが活躍中。
共演はなさそうだけど・・東宝あたり川畑要さんねらいそう・・っておもわず。

今回唄は、川畑さんが一番聞き易かったな。歌詞も聞き取れるし。うまい!!って思ったら案の定ラストではかなりのソロが用意されておりました。
一方雰囲気で楽しくきかせちゃうのはKONISHIKI!! 役は天国の社長さん!!
けっこう話の要です。
またさすがミュージカル出演回数おおいROLLYもいい!!天国に対し地獄サイドにいる地獄隊長って役どころ。
KONISHIKI ROLLY 橋本じゅんは、今回脇で主役をしっかり固めてる存在。

主役の方々は・・がんばってこれから??かって。
青春グラフティ的でもあったりして・・

ミュージカルといっても台詞が音楽にのるのではなく、気持ちが音楽を奏でだす・・ってタイプのミュージカル。

でも休憩時には、話がよくわからないらしい友人に一所懸命解説してる人がいました。
また、帰りには誰が誰なのかわからないってはなす、私と同世代っぽい女性も。

普段ミュージカルをみてなさそうな方がかなりいるようにも思いました。
が、楽しんでるって感じが伝わります。

またオーブって3階最後列なかなかいいじゃない・・なんて思ったりも。
2階よりたしかに遠いlけれど、前列との段差が十分で次回何か機会があったらここ狙いしようかな。

ミュージカル「モンテクリスト伯」

2013年12月25日 | ミュージカル
24日クリスマススペシャルカーテンコールがあった日です。
このイベントが発表される前にチケットを購入。
この公演のチラシを見たときに作品&出演者陣に魅力を感じていたのですが、発売早々に購入したわけでなく数日経ってからの購入でしたが、24日1階C列センターの空席があったのでそこでこの日の観劇を決めました。
キャストなのかで女海賊ルイザがダブルキャストということで、濱田めぐみさんの出演日からのチョイスでした。
見たかったキャストの一人が濱田めぐみさんでしたから。
でもこの作品にはほかに坂元健児、岡本健一という名前があったのが大きな魅力でした。

24日を購入したもののもう1度見ておこうと10日にも割引チケットで女海賊ルイザもう一人のキャスト彩吹真央 さんの日に観劇をしたのですが、
私にとって作品に大きな期待があったのですが、その期待が大きすぎたのでしょうか作品そのもの&演出構成に魅力を全く感じませんでした。

よってこれより先は、魅力を感じなかった訳をつらつら、つらつら書きますので、ミュージカル「モンテクリスト伯」がすばらしかった!!よかった!!という方が
読まれたら、不愉快この上ないかもでしょう。それでこれを読んでのご批判、ご意見はお受けしませんのであしからず。

「モンテクリスト伯」は、中学生時代に単行本でガッツり読んだ記憶があります。アレクサンドル・デュマという作家の名前にさえ魅力を覚え、当時デュマは、2人いることをしり息子の書いた『椿姫』も読んだのですがこちらはまったく記憶に残らず。『モンテ・クリスト伯』や『三銃士』のデュマが好き!!と言っておりました。
でも今回のように復讐すべき悪人が一筋縄では行かぬ悪でありまた、復讐も手の込んだものであっという間に長編小説よんじゃった!!記憶があります。
そうそう最近なのですが、吉川英治の宮本武蔵をあっというまに読み終えたようなかんじでしょうか?
一方この頃に源氏物語を読破しようと挑戦したものの、こちらは男女が、ゆるゆるぬくぬくしてて、なんだかなあ・・・と早々に投げ出したことも。

でも今回はその頃の記憶よりも、ミュージカル「ジキルとハイド」や「ルドルフ」に重なってその二番煎じに感じておりました。
「ジキルとハイド」は小説でもけっして長い小説ではありません。ゆえに舞台ではその文字が舞台になってくれてた記憶がありますが、この「モンテクリスト伯」
ジキルが、若きエドモン・ダンテスであり、ハイドが「モンテクリスト伯爵」なんです。
そしてジキルを認めなかった者達が、今回の「モンテクリスト伯」では、友人であり検事になっているだけなんですよlね。
そしてジキルの婚約者エマが、婚約者メルセデスであり、娼婦ルーシーが女海賊ルイザなんですよね。

あのモンテクリスト伯の壮大な魅力を見せてくれるというよりも「ジキルとハイド」を「モンテクリスト伯」に置き換えただけ。
あげくにメロディーもフランク・ワイルドホーンでヒットした「ジキルとハイド」のような曲が作り。
一番印象に残ったのは、謎の伯爵モンテクリスト伯が催したパーティで客がモンテクリスト伯を想像する歌。ジキルとハイドでハイドを怖がる街の人たちの歌。
また一方でルドルフで流れたようなメロディも。
フランク・ワイルドホーンが、ブロード・ウェイでヒットしないのはこのこともあるのか?って思わず
ブロードウエイで有名な作曲家達リチャード・ロジャースにオスカー・ハマースタイン、バーンスタインやソンドハイム
それにアンドリュー・ロイド・ウェバとか、さらにディズニーの音楽アラン・メンケンとか、それぞれの特徴はあるものの作品それぞれこんなに似てくるのかなあ??っと。

一方出演者に関しても、出演者それぞれピンポイントで見るなら、それでいいのかも?
なのですが、宝塚色、四季色、ストプレ色など歌も芝居も違っていて、それぞれの色が強くてモザイク状態そこに溝があるように思えました。

出演者がその役に対してどう掘り下げているのかも・・・。

そうそうそれでこの作品がよくないのは、レミゼのように音符が台詞だあってその心情をメロディにしたというものでなく、気持ちをこんなかんじ~って歌ってしまうインド映画のよう。

日経新聞の劇評じゃ「文庫本で7冊もある大作だが、休憩を入れて2時間40分にまとめてある。このまとめ方が、まずうまい。」って書かれてるけど、そうかあ??って
読んでいてこの劇評家さんとは意見あわないな。って思った私。
出演者がいくら丁寧に歌ってもだめなもんはだめなの!!

にさ・・1ヶ月もやってるのにこの装置?まあ劇場の大きさを映像を利用するゆえどこの劇場でもやりやすいんだろうけど・・って、もっと映像もなんといかならないのか?あのナポレオンは??
って、サカケンでてたけどがっかり感強の舞台でした。

でもね.クリスマススペシャルカーテンコール
抽選会でサカケン抽選のあたり番号引くときに「心配ないさ~」
さらに「きよしこのよる」を舞台で歌ったときに「カンニング用歌詞を手に書いていたようで2番思いっきり見ていたのがかわいい!!」
これで満足とはいえないけど、まあこれだけ書いたし。お~しまい。じゃ。

ミュージカル『二都物語』

2013年08月03日 | ミュージカル
ブロードウエイで、上演された時に日本でも上演して欲しいな。って思った作品。
『A Tale of Two Cities』
ブロードウエイで上演された2008年、見たい!と思っていたもののトニー賞にかかることもなく、早々にクローズしてしまいました。
まあレミゼの二番煎じのようにも言われて、最後あれっ??ってことで、イマイチ感あったようですが・・
誰もがこの作品は、シドニー・カートンのJames Barbourの歌がいいということでした。

James Barbour この方の映像やCDしか知らないのですが・・ぜったいご本人の出る舞台をみてみたい方の一人なのです。
当時の映像のシドニー・カートンであるJames Barbourは、まさにどうしようもない呑んだくれ。
頭がよくったってこんな奴まともにつきあってくれる奴は、おらんだろう。って思わず。
でも彼が呑んだくれていても大人と違う目をもった子供は、彼をそうは見ない。
真の彼を見れていた。ってそんな呑んだくれ男が、唄う『Let Her Be A Child
好きになっちゃって。あったか~~~い人間味をかんじるのですよね。


ほかにも『I Can't Recall』。これは、ブロードウエイのミュージカルが、無料で開催されるイベントで圧巻の歌声だったように思えて、絶対生舞台を見にいくぞ~~~~!!と当時。
しかし、あっというまのクローズにがっかりしていたのですよ。

それを東宝がやる!!ッて知った時に、このシドニーカートンとOut of Sightを唄うドファルジュ夫人は絶対唄える人!!じゃなくっちゃって思っていたところ、
まずとにかく井上くんは、違うでしょ。柄が。ッて思わず。それに声質もね。って

でも昨今いろいろ演じてるし・・って、以前東宝での作品で彼が演じた役に、違うでしょって思ったものがなん本かアリ、その二の舞いじゃなきゃいいな・・って。

そんな前段階があり、さらにこの作品日本ではなぜかワイルドホーンの追加曲まであるって知って、なんだ??ッて思わず。

だって曲の雰囲気ちがうじゃん。って思っていたところ、指揮者の方のツイートでなんとなくそのこともツイートれておりふむふむと予習してしまっておりました。

で3日JCBカード貸し切日。うれなかったのか半額でS席A席が発売されており、
A席を半額で購入。
1階後方でしたが、センターであり、ちょうど目に入る席が、空席で非常に見易く音よし。
(レミゼの時ここが音響席だったんだよねって)

まさにお得感いっぱいでした。

で・・作品としては、ミュージカルとしてのインパクト弱いかな。って
井上君は歌は文句無しですが、声からするとテノールで好青年タイプなんですよね。

日本ではなかなか低音での主役って少ないんですよね。
バリトンはダメなのかしら?ってくらいに。

また衣装でもJames Barbourの黒ぽかった衣装を
井上君は黒では強すぎるってことでしょうか?
それともバックとの関係からでしょうか?白にちかいグレーでしたね。

そんなこともみながら、
って今回演出:鵜山 仁さんなんですよね。
ミュージカルっていうより音楽劇なのかな?って。
芝居先にありきでね・・やっぱり。
このミュージカル・ディケンズの二都物語を読んだ人であると
ブロードウエイ版は、そう来ますか。最後は。
って芝居さておき感ああるものの、
舞台上の歌で持っていると言う作品だったのを
変えてきたかな?って。

そして日本人ゆえ?舞台のセンターに盆により場面転換。
そのほかには、大きな動く壁・・っか。
フムフム。


でもそれにしては、何箇所は、あらっ!って思うんですねどね。

変化あるか?この作品。
なんだかね。みていていちばン楽しかったのは、今回指揮者西野さん。

指揮してる後姿がたのしそう。

さらに今回は、JCBの貸切で公演終了後出演者からの挨拶ああって、
その段取りについて、最初間違えたのは、ドファルジュとマダムドファルジュ。
挨拶忘れて舞台袖に引込もうとしていた二人。

そこを止めて井上くん。挨拶が終わって・・・
じゃ~んっと西野さんタクトをふって音をだしちゃった。

本当の段取は、ダーニーの浦井君のご挨拶もあったそうで
みんなに突っ込まれる西野さん。

そんなこともあって?いろいろ考えていたというもののぐだくだ挨拶になった浦井君。

まあこのぐだぐださ。前回もあったよね。ってなんとなしに。

今回初めてみて、ついついブリードウエイ版を頭に思い浮かべてた私。
日本版『A Tale of Two Cities 』二都物語。
まだ見に行きますよ。感想かわるかしら?私

レ・ミゼラブル   6月28日

2013年07月01日 | ミュージカル
歳月人を待たず・・って人が老化してるんだよね。って
疲れます。身体は、正直なものです。
いえ自然は正直なものなのかもしれませんが・・。

6月28日金曜6時15分開演『レ・ミゼラブル』
この日は、帝劇に到着すると入り口に『満員御礼』の立て札が・・
うれしいことなのでしょうけれどその『満員御礼』のかなりのかずが、たぶん団体客。
だって入り口には、それぞれ団体さんの看板にお土産やらお弁当らしきものが並べられているもの。

母が時に農協銀行さんから劇場招待を受けて明治座にいっているけれど、農協サンではないものの、
団体さんの観劇に映画人気を受けて『レミゼラブル』のお客さんもなかなかの入りってところなのかな・・って。

この日は、福井バルジャンに川口ジャベール。
前回のお二人同じで、アンジョルラスやファンテーヌ、ガブローシュも同じだったのですが・・
マリウスが、田村良太さん。初めてみた時の印象とずいぶんと違って・・ひょっとして今まで出みた中でイチバン、マリウスかも。そんな印象を抱かせていただきました。
初めてみた時は、そんなに上手とはかんじない、そこそこイメージだったのですが、
やさしい好青年、世間知らず、正義感がいっぱい、王子様キャラがたっていました。
歌も癖のない行儀のいいかんじで。

そこに以前のような誇張がとれた笹本エポニーヌ。自分と話し合うのは自分だけ・・夢描くもののそれはけっして叶わない。
自分の立場に負い目、引け目を感じるエポニーヌ。

今回そんな二人それぞれの歌にちょいっと目頭あつくなりました。

でもそれ以上に歌はワンフレーズながら、丹宗立峰さんのグランテールにぐぐっつ!っと気持ちを持って行かれた私です。

今回の新演出において、どうしても生きるということに対して、宗教的なこともあるのかとキリストの存在が今回なんとなく感じずぬはいられないのですが、革命といいながらも死との背中合わせがあり、グランテールが、酔って唄う「死など無駄じゃないのか」と投げかけるのが、今までの演出は「?」と疑問符であったのに対し
今回は、「死んではならない。」この革命がいいとは言えないい・・と真っ向からはいえないけれど、そう告げたい革命反対者だたのでゃなないかな・・って。

優しい男なのですよ。本当は・・ってそれを大人とちがって感じ取る加藤ガブローシュのやりとり。
大人とは違う子どもの反応。常にグランテールのそばにいるガブローシュ。
アンジョに自分の態度をたしなめられ下手にさがるグランテール。そのグランテールをおってかまうガブローシュ。
これは台詞も歌もないのにこちらのここをわしずかみでしたわ。

そんなグランのダメだよ!!ッテ言葉もわかっているのに飛び出したガブローシュ「ちび犬でも・・って」
革命に命投げ出して・・最期くずれてアンジョに抱きかかえられるものの下でガブローシュの亡骸を受け取る丹宗グランテール。もう
仕草が・・たえられんわ。
っていっや~~~~~~今回こんなにこころに訴えてきたのはあなたです!!って。

やられました(笑)

このよっぱらい・・って酒に溺れているようで決して溺れているのではないてところ
『二都物語』のシドニーカートンにも重なってしまッた私。

自分を正直に出せない男の正義感。泣かされるわ~~~~。