カルハ染織研究室

染め紡ぎ織りの日々と田舎の暮らし
E-mail:karuha.dw@gmail.com


ハーブ&スパイス染め レポート

2019年07月15日 | ワークショップレポート
 ご覧いただきありがとうございます。
カルハ染織は岩手で染め・織り・つむぎを中心に制作とワークショップなどの普及活動をしています。

ワークショップはご予算やご希望に応じて内容は毎回組み立てています。糸や生地、道具のオーダーもお待ちしています。
E-mail:karuha.dw@gmail.com

************
涼しい7月です。
 
7月には2回連続講座で
ハーブとスパイスを使った染めの講座を開催しました。
 
地元で買い求めやすいハーブとして、
ローズヒップとハイビスカス、マテ茶、ペパーミントなどを用意しました。
 
ハーブによっては高温で色が飛んでしまうものもあるので
調べながら進めました。
 
まずは水抽出やアルカリ抽出で色素を取り出します。
 
 
 
この時点では濃いのですが、なかなか染まらないのが現実です
 
今回は牛乳や豆乳を染み込ませた布を各自用意していただきました。
 
 
 
初日はあっさりめに染まりました。
 
 
 
2日目はシソ、玉ねぎの皮なども加えパンチの効いた色たちが集まりました。
 
 
前回あっさり染まったマテ茶やローズヒップとハイビスカスにもリベンジ
 
 
 
酸性で抽出するかアルカリで抽出するかで
こんなにも色の幅が広がるとは!
 
 
こちらは安定の染め上がり
玉ねぎの皮
 
 
媒染を使い分けてみました。
 
シソもピンクになりましたが、乾くとどうなったのでしょう?ぜひ見せてくださいね!
 
濃く染まることにあまり期待せず、身近なもので染めてみるといろんな発見があり、面白い!と思ったハーブ染めでした。
 
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
 
 
追伸
シソで染めたシャツはほとんど色落ちしてしまったとのことでした。鉄媒染だと染まる可能性がありますが、あの鮮やかな紫色が消えてしまうのが悩みどころ
 
その後、ご自宅で染めた糸を見せていただきました。
左からローズヒップ、ハイビスカス、マテ茶です。
並べるととてもきれいです。
 
 
見ていて飽きない癒しの色でした。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。