カルハ染織研究室

染め紡ぎ織りの日々と田舎の暮らし
E-mail:karuha.dw@gmail.com


藍染ワークショップ

2019年09月26日 | ワークショップレポート
ご覧いただきありがとうございます。
カルハ染織は岩手で染め・織り・つむぎを中心に制作とワークショップなどの普及活動をしています。

ワークショップはご予算やご希望に応じて内容は毎回組み立てています。糸や生地、道具のオーダーもお待ちしています。
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久しぶりに藍染のワークショップを開催しました。

今回は杉澤ピアノ調律所さんのレンタルスペースをお借りしました。



自由に染めたいものをお持ちいただき、

染めました。

素材によって染まり方がいろいろなのが面白いです。












用意した藍染液には、少しですが先日畑で刈った藍から抽出したものを加えることができました。

畑からこんなに美しい青が生まれるなんて
神秘的です。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。


時期を過ぎた藍。刈り取りから乾燥まで。

2019年09月14日 | 藍の栽培・加工・染色
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今年の藍育てはあまりうまくできませんでした。

天候のせいではなく、単に私の管理が良くなかったからです。

畑に植えるのも遅かったので、例年だと二番刈りをする頃なのですが、

まだファーストも刈っていない!


それでも育ってくれた藍。

8月19回




花もつき始めてきたのでこの頃刈り時だったと思います。

そこからなかなか手をつけられず昨日…。

9月13日



花も大きくなり、葉が黄色く見えます。

さっそく鎌でタライにひとつ分刈り取り
葉と茎を分けました。





矢印の部分は乾燥させても残るので
この段階で混ぜないようにします。



こんな風に残してもいいし、
先にこの部分を取ってしまってもOKです。

根元の方には枯れた葉や黄色くなった葉が多いのでそれも混ぜないようにします。



葉だけになったら揉みます。
揉まずに乾燥藍としても、OKです。
私は発酵させたいのでこの段階で酵素との反応が必要ですので揉みます。




ザルに擦り付けるように揉みました。

揉む前


 
揉み後
↑もっと揉んだ方がいいのですが、時期を過ぎてるため硬くて大変…

そしてアツアツのアスファルトへ


右側のが先に干したもの。左側が揉みたて。

時間が経つにつれ濃くなっていっています。

あとは乾いたら紙袋などで保管。

これが案外乾きにくいので、混ぜるなどしてうまく乾かしてください。

まだあと半分あるのでもうひと頑張りです。



工夫することの大切さ。自分が使いやすい物を見つけること。

2019年09月03日 | 皆様の作品

すっかり涼しくなった今日この頃です。

先日、受講生の方がとても小さなシャトルをお持ちだったので

どこで入手したのか教えていただくと

ひとつひとつ、ご本人が手作りされたものとのことでした。




(写真だとサイズが伝わらないですね…)


これらはみんなアイス用の木のヘラで作ったそうです。

だからとても小さくて薄い。
だから小回りが利く!

とても感心しました!モノが溢れる時代だからこそ、道具や材料を工夫して生み出すことって忘れがち。大事なことはこれだ!
と思いました。



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当方の講座では、決まった道具や材料をご購入いただく必要はありません。

既にお持ちのものを活用することや、
織りや紡ぎ道具を作るところからでも学べますので、ぜひ、ご参加下さい。