カルハ染織研究室

染め紡ぎ織りの日々と田舎の暮らし
E-mail:karuha.dw@gmail.com


当面、休講とのことです

2020年04月09日 | 日記


ご覧いただきありがとうございます。
カルハ染織は岩手で染め・織り・つむぎを中心に制作とワークショップなどの普及活動をしています。

ワークショップはご予算やご希望に応じて内容は毎回組み立てています。糸や生地、道具のオーダーもお待ちしています。
E-mail:karuha.dw@gmail.com

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織りの講座を企画させて頂いておりますNHKカルチャーセンターよりお知らせです。

当面、全国の教室で開講を見合わせるとのことです。

お申し込み頂いた皆様ありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしてます!




お久しぶりです!私は元気です!

2020年04月03日 | 日記



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ブログを書くのは本当に久しぶりです。
私はといえば昨年末、無事に娘を出産し楽しくやっております。とにかく1日があっという間に過ぎます。不思議です。


まずは、3月の講座をお申し込みくださった皆様。開講できずにとても残念ですが、また機会ありましたらばぜひよろしくお願いします。お待ちしています。

今のところ4月の織の講座は開講する予定です。

→4月期は中止になりました。お申し込み頂いた皆様すいません!

以下はリンクです。



私自身、なかなか織りや紡ぎが手につきませんが、こんな世の中ですので、ハンドメイドで過ごす時間は最高です。


手なぐさみに余り毛糸を使って食器洗い用にたわしをあんでみました。

今までは市販のスポンジを買って使っていましたが、プラスチックフリーを心がけるようになりヘチマで食器を洗っています。

これが気持ちが良くて今年はヘチマを育ててたくさん作りたいです。




いろんな色も明度か彩度が近いとケンカしないと思っていて毛糸を選ぶ時に少し気にします。
(今回は余り毛糸なので適当です。)



はた結び。結び目が後で解ける厄介です。


輪編みでメリヤス生地に


最後は針であわせておしまい。


ハンドメイドは昔と比べてなんでも材料が揃い、表現の幅も広がりましたが

あるものでやる、これも面白いものです。



杉澤ピアノ調律所さんの「長めの手ぬぐい」

2019年10月02日 | 皆様の作品


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先日、藍染のワークショップを開催させていただいた杉澤ピアノ調律所さん。
店主の杉澤さんにもご参加いただき、
その時染められた藍染の手ぬぐいが販売されています。

杉澤さんが自ら一枚一枚、
絞りの模様やグラデーションを染め分けています。

藍には防虫効果を期待できるので鍵盤カバーにもってこいなのだとか。

下は杉澤ピアノ調律所さんのインスタのリンクです。


生地も良いものです。気になる方はお早めにどうぞ〜

その時のワークショップの様子はこちら↓





藍染ワークショップ

2019年09月26日 | ワークショップレポート
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久しぶりに藍染のワークショップを開催しました。

今回は杉澤ピアノ調律所さんのレンタルスペースをお借りしました。



自由に染めたいものをお持ちいただき、

染めました。

素材によって染まり方がいろいろなのが面白いです。












用意した藍染液には、少しですが先日畑で刈った藍から抽出したものを加えることができました。

畑からこんなに美しい青が生まれるなんて
神秘的です。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。


時期を過ぎた藍。刈り取りから乾燥まで。

2019年09月14日 | 藍の栽培・加工・染色
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今年の藍育てはあまりうまくできませんでした。

天候のせいではなく、単に私の管理が良くなかったからです。

畑に植えるのも遅かったので、例年だと二番刈りをする頃なのですが、

まだファーストも刈っていない!


それでも育ってくれた藍。

8月19回




花もつき始めてきたのでこの頃刈り時だったと思います。

そこからなかなか手をつけられず昨日…。

9月13日



花も大きくなり、葉が黄色く見えます。

さっそく鎌でタライにひとつ分刈り取り
葉と茎を分けました。





矢印の部分は乾燥させても残るので
この段階で混ぜないようにします。



こんな風に残してもいいし、
先にこの部分を取ってしまってもOKです。

根元の方には枯れた葉や黄色くなった葉が多いのでそれも混ぜないようにします。



葉だけになったら揉みます。
揉まずに乾燥藍としても、OKです。
私は発酵させたいのでこの段階で酵素との反応が必要ですので揉みます。




ザルに擦り付けるように揉みました。

揉む前


 
揉み後
↑もっと揉んだ方がいいのですが、時期を過ぎてるため硬くて大変…

そしてアツアツのアスファルトへ


右側のが先に干したもの。左側が揉みたて。

時間が経つにつれ濃くなっていっています。

あとは乾いたら紙袋などで保管。

これが案外乾きにくいので、混ぜるなどしてうまく乾かしてください。

まだあと半分あるのでもうひと頑張りです。



工夫することの大切さ。自分が使いやすい物を見つけること。

2019年09月03日 | 皆様の作品

すっかり涼しくなった今日この頃です。

先日、受講生の方がとても小さなシャトルをお持ちだったので

どこで入手したのか教えていただくと

ひとつひとつ、ご本人が手作りされたものとのことでした。




(写真だとサイズが伝わらないですね…)


これらはみんなアイス用の木のヘラで作ったそうです。

だからとても小さくて薄い。
だから小回りが利く!

とても感心しました!モノが溢れる時代だからこそ、道具や材料を工夫して生み出すことって忘れがち。大事なことはこれだ!
と思いました。



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当方の講座では、決まった道具や材料をご購入いただく必要はありません。

既にお持ちのものを活用することや、
織りや紡ぎ道具を作るところからでも学べますので、ぜひ、ご参加下さい。






ハーブ&スパイス染め レポート

2019年07月15日 | ワークショップレポート
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涼しい7月です。
 
7月には2回連続講座で
ハーブとスパイスを使った染めの講座を開催しました。
 
地元で買い求めやすいハーブとして、
ローズヒップとハイビスカス、マテ茶、ペパーミントなどを用意しました。
 
ハーブによっては高温で色が飛んでしまうものもあるので
調べながら進めました。
 
まずは水抽出やアルカリ抽出で色素を取り出します。
 
 
 
この時点では濃いのですが、なかなか染まらないのが現実です
 
今回は牛乳や豆乳を染み込ませた布を各自用意していただきました。
 
 
 
初日はあっさりめに染まりました。
 
 
 
2日目はシソ、玉ねぎの皮なども加えパンチの効いた色たちが集まりました。
 
 
前回あっさり染まったマテ茶やローズヒップとハイビスカスにもリベンジ
 
 
 
酸性で抽出するかアルカリで抽出するかで
こんなにも色の幅が広がるとは!
 
 
こちらは安定の染め上がり
玉ねぎの皮
 
 
媒染を使い分けてみました。
 
シソもピンクになりましたが、乾くとどうなったのでしょう?ぜひ見せてくださいね!
 
濃く染まることにあまり期待せず、身近なもので染めてみるといろんな発見があり、面白い!と思ったハーブ染めでした。
 
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
 
 
追伸
シソで染めたシャツはほとんど色落ちしてしまったとのことでした。鉄媒染だと染まる可能性がありますが、あの鮮やかな紫色が消えてしまうのが悩みどころ
 
その後、ご自宅で染めた糸を見せていただきました。
左からローズヒップ、ハイビスカス、マテ茶です。
並べるととてもきれいです。
 
 
見ていて飽きない癒しの色でした。

毛糸を自分で作れる喜び☆

2019年06月11日 | ワークショップレポート
 
「手紡ぎの時間」という講座を今年の4月より開講していて
 
昨日はその3回目でした。
 
前回まではスピンドルの使い方やコツをお伝えしてきており、
 
この日は紡いだ糸を蒸して仕上げるのと、糸や毛を染める内容でした。
 
 
 
まずは蒸すために木枠に巻き取りました。
まだ撚りが戻るので糸としては未完成です。
蒸したら冷まして、次は枷をとって糸の全長と重さを記録し、番手を出します。
 
最後に毛糸玉にして完成です。
 
 
 
できたてのホカホカ糸
どの糸もボリュームはあるように見えますが、
とても軽い!
 
優しく優しく紡がれたのがよく分かりました。
 
私自身、小さい頃から
手芸屋さん行くのが大好きで毛糸を買っては編んだり織ったりしていました。
 
毛糸を自分で作れる手紡ぎ、ということに出会ってからはもっぱらそれのトリコです。
 
 
 
 
 
 
同時進行で染めを楽しみました。
 
 
糸や原毛、Tシャツなどを染料を各々ブレンドしての染色です。
 
 
 
 とてもステキな色に染まっていました。
 
 
 
 
カルハ染織の講座やワークショップでは、
参加される皆さんが好きなものを持ち込み、好きなように染めたり織ったりできます。
 
決まった道具を買っていただく必要もなく、お持ちの道具や手作りの道具を使います。
貸し出しできる道具も多数あります。
 
 
型にはまらず、実験的にいろいろ試してみたい方や、リメイクなどに挑戦してみたい方はぜひご参加ください。
 
 
 
7月期は北上教室と盛岡教室で合わせて5講座開講します。
 
 
盛岡教室…………………………
 

 

 
 
 
 
北上教室…………………………
 
 
 

 

 
 
 
 
講座では、皆さんのやってみたいことを
どんどん取り入れて進めていますので是非お気軽にご参加ください!
 
キャンセル待ちの講座もありますが、なんとかしますのでまずはお申込みしてみてくださいね!
 
 
 
 
 
 

黒豆で染めた糸、デビュー☆

2019年05月23日 | 納品・出店・ワークショップ情報

すっかり時間がたってしまったのですが、

手紡ぎ糸のご注文をいただいており無事、

お届けすることができました。


今回は、青、緑、黄、紫、灰、白。
これらの色を中心にとのご依頼です。



黒豆は鉄媒染。紅茶は鉄媒染とミョウバン媒染です。



白は何種類かを糸巻きに。



出来上がった糸をグラデーションに並べて巻き直す時は至福のときです。

この糸がステキな作品になって世の中に存在しているのだろうと思うと、嬉しくてまらないのです。


ご注文ありがとうございました!

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ワークショップはご予算やご希望に応じて内容は毎回組み立てています。糸や生地、道具のオーダーもお待ちしています。
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この布を使って何かしたい、この原毛を糸にしたい、毛糸を染め直したいなど、なんでもご相談ください。




織生地は小物へと、最近の北上教室

2019年05月18日 | 皆様の作品
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ワークショップや染織についてお気軽にご相談ください。ご予算やご希望に応じて内容は毎回組み立てています。糸や生地、道具のオーダーもお待ちしています。
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写真を撮りたいだけ撮らせてもらってます。

面白いですよ、皆さんの作品。今回は北上教室の皆さんの作品です。現在、6名の方が受講されています。





小さい枠で織った生地を立体に縫い合わせてかわいいコインケースに!



キラッとする金具が入るとゴージャスな雰囲気を感じます。







こちらは経糸は刺繍糸にしたそうです。
うまく解けてフリンジも自然です。
裂き織りのこのコースターは…


もとは白い手ぬぐいでした。
染めてでた色の重なりがまた素敵でした。











こんな風にキレイに染まるのがすごい!
色が濁らずパステルカラーです。





そして織った生地がバックのポケットになりました。








こちらは、超、超、超大作です。
2枚分の生地を織り上げました。
これから2枚を縫い合わせて大きな一枚ものにします。楽しみ!








緯糸がふわふわで北欧デザインのようなこちらの生地。バックの予定でしたが、あまりにもふわふわで気持ちがいいのでスヌードもいいかも、とみんなで思案しました。




まだまだあるんですが、今日はこのくらいにて。
現場からは以上です!




今年もやります!藍育て

2019年05月09日 | 藍の栽培・加工・染色

モサモサ、モサモサ…

そんな音が聞こえてきそうです。



毎年違うやり方で蒔いており、

今年はポットに厚めに蒔いてまず芽出しをして

それから小さいポットに植え替える予定です。

たまに目をやると

双葉がパッと開いて

種の殻から飛び出す瞬間にお目にかかれます。



一つのポットだけ、一週間ズレて蒔いたのですが、

蒔いて12時間後にもう双葉が出ていました。

あまりにも早いのでトトロが来たに違いありません。

あと一週間はこのままの予定です。


ハーブとスパイスで染める

2019年05月08日 | カルハ染織

タラの芽、皆さんは食べましたか?
私は、天ぷらや酢味噌和えにしていただきました。

旬の物は旬にいただくのが一番だなと思います。



この仕事をしているとどうしても

濃い色をした茹で汁をみすみす捨てるわけにはいかず

精錬してあった綿のコースターをちゃぽんと…



ミョウバンで媒染と染色を繰り返してみました。

一番手前がタラの芽染めです。



他にも黒豆やハーブティ、ウコンでも染めてみました。

染めるために染料を買ってもいいのですが、

料理の最中に生まれた色を染めるのもまた楽しいものです。

茹で汁は長く置くと、腐敗しますので

染める材料を予め用意しておくといいです。

その時は精錬を忘れずに。

精錬についてはまた別に書きます。


ハーブとスパイスの染めの講座を

NHKカルチャーセンター北上教室で7月期に開講予定です。


お気軽にお申し込みください。

オリジナル毛糸のコレクション

2019年03月04日 | 皆様の作品
NHKカルチャーセンター北上教室にて、
毎月、第一月曜日、第三月曜日は手織りの講座を開講しています。

手織りの講座ではあるのですが、一度は染めを行う日を設けており、

思い思いに毛糸や綿糸を染めて、
織に活用しています。

受講生さんがこれまで染めたカラフルな糸を毛糸玉に仕上げて並べてみました。



染めはその人にしか出せない色というものが感じられるので楽しいです。

何回染めても好きな色、見たい色は変わらないものなのかもしれませんね。



ソラを染める、織る③

2019年03月03日 | ワークショップレポート
早いもので3月。

ソラを染める、織る のワークショップもラストの回です。

みなさん、コツコツ織り進めていらっしゃいました。



糸端の処理や房の処理をしていきます。





モチーフにした写真はこちら↓




スッキリするとステキな作品が!




こちらも模様が徐々に織り出されていきます。


モチーフにした写真はこちら↓



染めた糸のグラデーションが繊細な模様となって現れました。
円はとても細かく織らないと出てこないのですが、初めてとは思えない出来栄えです!

この織木枠では袋状のものを織ることもできますので、今後のみなさんの作品も楽しみです。
受講いただきありがとうございました!



追記

完成したとのことで後日見せてくださいました。



下の木のところも細かく織っていて丁寧に表現されています。
木枠で細かく織るのは大変だったと思います。お見事です!


小さな織り生地から広がる大きな世界

2019年02月18日 | 皆様の作品
ご覧いただきありがとうございます。
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NHKカルチャーセンター盛岡教室と北上教室の織りの講座の受講生の皆さんの作品です。

どちらも小さな織枠で作られたものでとても表情豊かでステキです!





ご自身が紡いだ糸で織った生地。
ベストに仕立てたとのこと。
すごく軽くて柔らかい、そして暖かいのです!
白糸のステッチが効いています。






ポップな組み合わせですが色にまとまりがあって可愛らしいです。
なんと袋状になっていて手を入れても暖かい!






こちらはセーターを解いてその糸で織ったそうです。
色や織り方には春を感じさせる軽やかさがありました。







柄が合うように縫い合わせてバックに仕立てたとのこと。
糸の色が変わるのを合わせてあって、万華鏡みたいに美しくそれでいてスッキリしています。




小さな一枚の織り生地がこんなにも可能性があり、面白いということをいつも皆さんから学びます。


次作が楽しみです!