競馬万事塞翁が馬

中央競馬重賞予想&回顧とPOG馬の応援ブログ

'18年東西金杯の簡易回顧

2018-01-06 16:44:42 | 競馬回顧
【第67回日刊スポーツ賞中山金杯】
セダブリランテスは3コーナー手前から追っ付け気味だったにも関わらず直線でまた伸び、
内ピタから先に抜け出したウインブライトを捉えて重賞2勝目。
ウインブライトは直線でマイネルアウラートを交わすために僅かに外に振った分、
ラストでセダブリランテスに捕まった感じがした。

ダイワキャグニーは無策に思える中団待機から4コーナーで外に振っての進出。
使った脚は悪くなかったがいかんせん後ろ過ぎて届かず。
東京専用馬云々以前の問題。普通の騎乗も出来ないとは、ヨコテンも腕が落ちたね…。
ブラックバゴは最後方待機から4コーナーで大外ぶん回しという雑な競馬で僅差の4着。
このコース【2・2・2・1】の好相性を示していたストレンジクォークに僅かに及ばなかった。

【第56回スポーツニッポン賞京都金杯】
今年の初当たりはコレ。但し収支はトントン。
思ったより前掛かりな流れになり、全馬固まった状態からの叩き合いで差し優勢に。
ブラックムーンは最後方から外を回し、直線大外から伸びて重賞初制覇。
鞍上の武は昨年のエアスピネルに続く京都金杯連勝、32年連続重賞勝利。
混戦から最後抜け出したクルーガーが2着でマイルCS6着馬・7着馬のワンツー。
レッドアンシェルは前が飛ばして中団からの競馬になり、無難な競馬で3着。

競馬予想TVの市丸氏は過去の傾向を引き合いに出して「外枠要らん」と連呼していたが
ここでクルーガーを切っちゃいかんでしょ…。以前の自分を見ているようだった。
過去の傾向に盲目になり過ぎると本質が見えなくなるから要注意。

それよりもウインガニオンは夏馬だから要らんという指摘が無かったのが不思議だった。
馬自身の傾向を見定める手法は有効。5番人気だったからみんな気付いていなかった様子。
結局大差のシンガリ負け。このまま負け続けてもらって人気が落ち切った夏に買いましょう。

※おまけ(京都12R)
キーナンバー(14番人気)が買えたのに、ウインソワレ(9番人気)が買えなかった。
「最終の国分恭介は買い」(最終レースの人気薄でよく激走する)と気付いてから
3年ぐらい経ったが、未だに馬券の恩恵を受けていない。

第56回スポーツニッポン賞京都金杯

2018-01-06 00:29:17 | 競馬予想
【-】マサハヤドリーム
昨夏の博多Sこそ上手く乗って快勝したが、その後の重賞2つでいい所無し。
内枠を引いた今回は先行したいところだが、展開の助けが無いと苦しい。

【△】ラビットラン
前走は中山仕様の早め進出だったがそれでも届かず。
ここも早め進出、内を突く競馬で届くかどうかといったところ。

【▲】マイネルアウラート
'16年リゲルS、昨年のニューイヤーSの先行押し切りが好内容。
ここは先手を取り切りさえすれば内で粘ることが可能。近走今一つでも注意。

【△】アメリカズカップ
きさらぎ賞、カシオペアSが共に渋った馬場で評価微妙もいずれも先行で勝利。
先週、今週と坂路で速い時計をマーク。内ピタ先行で好勝負可能。

【-】カラクレナイ
NHKマイルCで1番人気に推されながら17着に沈むなど、近走内容が酷過ぎ。
思い切って先行するなどの奇策を打って通用するかどうかという状況。

【-】ダノンメジャー
昨年は中山金杯でマイペース逃げを打つも直線失速の7着。
直線平坦のここで改めてマイペース逃げを打ちたいが、マイルはやや忙しい印象。

【◎】レッドアンシェル
富士Sはクルーガーの差し込みに屈するも先行して4着、前走も先行して勝利。
ライバルが総じて後ろからという今回は展開利を最大限に受けられそう。

【-】ストーミーシー
前走はハイペースの差し決着。パフォーマンス的には重賞でも通用。
要するにここもハイペースになってくれれば通用もその逆が濃厚で…。

【△】ブラックムーン
昨年は中団から競馬を進めるも逆に伸びを欠いて9着。
決め手は強烈だが展開に左右される。ここも前が手薄で後手に回る公算大。

【-】スズカデヴィアス
前走こそ崩れたが、重賞では相手なりに走っている。
2,000Mの中山金杯ではなく、マイルのここを使ってきたのは不気味だが…。

【-】キョウヘイ
重馬場専用馬という印象も、良馬場でもコンマ2~3秒差で走っている。
しかし後方一気の脚質がネック。京都開幕週で前が止まってくれるかどうか。

【-】ウインガニオン
4~9月【8・1・0・3】、10~3月【0・0・1・11】という典型的な夏馬。
調教で動いていても、寒い時期は全く走らないので安心して切れる。

【○】クルーガー
前走は後ろから差し切るには相手が強過ぎた。
外枠の差し馬ということで割引は必要も、このメンバーなら当然勝ち負け。

◎レッドアンシェル
○クルーガー
▲マイネルアウラート
△アメリカズカップ、ラビットラン、ブラックムーン
3連複◎or○1頭軸流し(16点)

第67回日刊スポーツ賞中山金杯

2018-01-05 23:14:24 | 競馬予想
【▲】ウインブライト
中山では外枠に入り終始外を回らされた皐月賞以外は安定。
ベストは1,800Mのような気もするが、前走と同じ内枠先行で上位は堅そう。

【△】レアリスタ
勝ちに行く競馬をすると崩れるし、脚を溜めていくと前走のように届かない。
決め手はあるし、ステイゴールド産駒ということで紐には入れておく。

【-】トーセンマタコイヤ
1,000M通過62秒台の緩い流れの準オープンで勝ったり負けたり。
いかにも軽い芝、直線の長いコース向きの馬。軽ハンデだが食指は動かない。

【-】アウトライアーズ
皐月賞は内枠なのに4コーナーで外に振って終了、その後2戦も後方で何も出来ず。
蛯名への乗り替わりはむしろ遅い位。中団より前で競馬が出来ればというところ。

【-】デニムアンドルビー
前走は4コーナーを一捲り、内ピタで進んだサトノクロニクルとクビ差。
しかし中山では後ろから行って届かずばかりなので要らない。

【△】セダブリランテス
前走休み明けで長めの距離を先行して崩れなかった点は評価。
しかしキャリアが浅くてよく分からないというのが本音。全幅の信頼は置けない。

【○】ブラックバゴ
今回のコースはホープフルS3着、京成杯2着、1000万下1着と安定して走っている。
わざわざ岩田が乗りに来るというのは勝算があってのことだろうし、期待したい。

【-】パリカラノテガミ
今回のコースでは昨春の常総Sで15番人気ながら最後方からの追い込みで劇勝。
ダートカマシ、今回も後ろから、軽ハンデということで一発嵌り待ち。

【◎】ダイワキャグニー
先行策からあわや勝ちかけた毎日王冠(4着)が想定以上で高評価。
前走はハイペース先行で優秀。東京専用馬の可能性もあるがここでも当然期待。

【-】タイセイサミット
中山や2,000Mは問題無いが、重賞では格負けするのか今一つ。
前走太目を叩いた効果を見込んでも即勝ち負けとまでは難しそう。

【-】ストレンジクォーク
前走は京都に遠征して、叩き2戦目のヴァナヘイムを下して自己条件卒業。
中山は得意コースだが、ここで自分の競馬をさせてもらえるかと考えると厳しい。

【-】フェルメッツァ
小倉記念で3着はあるが前2頭とは離されていて物足りず。
直線平坦のほうが向いている感もあり、ここでは狙い難い。

【-】ジョルジュサンク
相手と展開に恵まれてやっと勝てるといった感じ。
オープンクラスでは殆ど通用しておらず、軽ハンデを貰ったところで力不足。

【△】マイネルミラノ
タイセイサミットの出方次第だが、外枠でもこの馬がハナか。
ここは相手が軽いし、昨年のオールカマー(4着)ぐらい走れば十分通用。

【-】ショウナンマルシェ
このところ人気以上に走っているが、その要因は終いの脚を使えていること。
スローで直線ヨーイドンの競馬になるなら通用するかもしれない。

【-】ケントオー
ここ2戦は距離が長い割には健闘した部類だが、勝ち負けにはまだ遠い。
距離実績を考慮しても京都金杯のほうが通用しそうな気がするが…。

【-】カデナ
弥生賞はドスローの凡レース。重賞実績だけでハンデ56kgは見込まれ過ぎ。
その上大外枠。後方から外を回して伸び切れずが関の山。

◎ダイワキャグニー
○ブラックバゴ
▲ウインブライト
△レアリスタ、マイネルミラノ、セダブリランテス
3連複◎or○1頭軸流し(16点)