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フォックスクリーク、「ディープの墓馬場」で不発…

2018-01-20 16:33:44 | POG2017-18
◆土曜京都10レース(若駒S/OP・芝2,000M)
フォックスクリーク(川田将雅):5着(2人気)

「競馬予想TV」でもお馴染みの血統評論家・亀谷敬正氏のコラムがネット競馬に
載っていたのだが、何やら不吉なことが書いてあった。

今月の京都芝は、ディープインパクト産駒はのべ33頭出走して1勝のみ。
単勝10倍以内でも21頭出走して1勝のみ。


実際、若駒Sと同じ距離で行われた未勝利戦で単勝1.9倍のディープインパクト産駒
サトノグロワールが8着に沈み、いよいよ怪しくなってきた。

スタートのタイミングが合わず、後手を踏む形で少し置かれたがすぐにリカバー。
3番手の外でやや行きたがる素振りを見せたもののこれは許容範囲。
ケイティクレバーの単騎逃げも全馬ほぼ一団で推移。
3コーナーを過ぎた辺りから押し上げていくと、スーパーフェザーもしっかり付いてきた。
馬場の3分どころを通って直線に向き、直後にスパート。

しかし最内を立ち回ったケイティクレバーがあっという間に3馬身のリード。あれ?
しかも内から抜けてきたテイエムディランやバイオレントブローにも追い付けない。え?
内から差してきたマイハートビートにも全く抵抗出来ず。おいおい…。
結局スーパーフェザーとの低レベルな5着争いを制するのがやっと。

「ディープの墓馬場」でディープインパクト産駒が揃って討ち死に。
しかし勝ったケイティクレバー(ハービンジャー産駒)も母父はディープインパクト。
単純に2頭が弱かったということになりそう。500万下から改めて出直し。

ちなみにケイティクレバー540万円、スーパーフェザー28,080万円。
スーパーフェザー1頭でケイティクレバーが52頭買えます。
キーファーズのカザン(25,380万円)も然り、つくづく高額馬って走らんよな…。

~レース後のコメント~ ※ラジオNIKKEI競馬実況HP
1着 ケイティクレバー(小林徹弥騎手)
「頭数が落ち着いたのも良かったです。行く馬がいたら控えてもと思っていましたが、
もまれるよりはマイペースでと思いました。自分の型で競馬できたことが良かったです」

2着 マイハートビート(津村明秀騎手)
「前より返し馬も落ち着いていました。前の馬が楽にレースをする中、
後ろから自分のレースをして頑張ってくれました。最後は止まってしまいましたが、
トモがパンとしてくればもっと良くなる馬です」

5着 フォックスクリーク(川田将雅騎手)
「直線は馬場を選んで外めを走りました。時間がかかるタイプでしょうか。
改めて成長を期待したいです」

6着 スーパーフェザー(M・デムーロ騎手)
「3~4コーナーは外を回ってのレース。ペースもスローで思ったほど伸びませんでした。
勝った時は緩いながらも綺麗な馬場でした。今日はかなり痛んだ馬場でしたから、
それもあったかもしれません」