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レイエンダ、復帰戦で当然の勝利

2018-05-12 16:07:16 | POG2017-18
◆土曜東京9レース(夏木立賞/500万下・芝2,000M)
レイエンダ(C・ルメール):1着(1人気)

骨折明けで9か月振りの競馬。それでいて単勝1.9倍(最終的には2.1倍)。
普通に考えれば「オイシイ」馬だが、じゃあ何がこの馬を倒すの?
まさかバールドバイなんて言わないよな?スプリングS4着?完敗してるやん。
それよりもパドックでずっとチャカチャカしてるし、これはイランやろ。
ドミナートゥスのほうがまだマシだが、これも休み明けだし負かされる感じはしない。

レイエンダは馬体重10kg増でもスッキリとしたシルエット。
多少気負っていたものの、バールドバイと比べれば全く気にならないレベル。

レースは控えて後方2番手からの競馬。
ビービーデフィ@武豊が飛ばして大逃げの展開。1,000M通過58秒8と速い流れ。
鞍上のルメールは全く動じることなく、4コーナーまで待って肩鞭を入れて進出開始。
直線馬なりでバールドバイの外に出し、軽々と追い抜いていった。この間、追い鞭無し。
内から抜けてきたドミナートゥスも軽くあしらい、抜け切ってからソラ防止の鞭を一発。
ゴール前は既に追う手が緩んでいた。それでいて上がり3ハロンは33秒6。

強いのはデビュー前から分かっていた。
今ここでこんな強い勝ち方をされるのはある意味辛い。
あと2週間に迫ったダービーにレイエンダが出られないのは本当に残念だ。

藤沢和雄師によると「在厩で東京でもう一度使いたい」とのこと。
次走の候補は…
中2週 6月2日 稲村ヶ崎特別(1000万下・東京芝2,000M)
中3週 6月9日 江の島特別(1000万下・東京芝1,600M)
中4週 6月17日 芦ノ湖特別(1000万下・東京芝2,400M)
中5週 6月23日 八ヶ岳特別(1000万下・東京芝1,800M)

格上挑戦ならあと2つ。
中3週 6月10日 エプソムC(GIII・東京芝1,800M)
中4週 6月16日 ジューンS(1600万下・東京芝2,000M)

おそらく中5週の中距離戦・八ヶ岳特別となりそう。

~レース後のコメント~ ※ラジオNIKKEI競馬実況HP
1着 レイエンダ(C.ルメール騎手)
「兄のレイデオロと似ていて、走ることが大好きな馬です。
それもあって、返し馬の時から走りたがっていました。
スタートしてからも行く気を見せましたが、なだめて後ろのポジションにつけたところ、
道中はリラックスしていました。能力がある馬なので、大きな舞台でも走れる力がありそうです」

(藤沢和雄調教師)
「厩舎から気合いが入っていました。少し心配でしたが、ジョッキーがなだめて乗ってくれました。
想像以上に強かったですね。経験も少なく、とにかく広いコースで走りたいので、
在厩で東京でもう一度使いたいです」

3着 フィールインラヴ(戸崎圭太騎手)
「スタートが速く、スムーズなレースが出来ました。
最後もしぶとくて、いいレースをすることが出来ました」

4着 バールドバイ(北村宏司騎手)
「スムーズなレースは出来ましたが、坂を上って途中から苦しくなりました。
馬の出来は良かったので、また頑張ってくれると思います」

6着 ビービーデフィ(武豊騎手)
「レース前に馬がパニックしてしまい、返し馬で止まりませんでした。
レースでも夢中で走っていて、ラストは止まってしまいました」

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