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第23回秋華賞

2018-10-14 22:44:28 | 競馬回顧
アーモンドアイ=バケモン。
三冠牝馬でもスティルインラブやアパパネとは格が違う。ジェンティルドンナよりも上。
次はエリザベス女王杯とかいうチャチなレースは使わず、ジャパンCに行け。

アーモンドアイはスタートから馬なりで中団馬群の外。
縦長馬群で先頭までは12~3馬身、後方で余裕の追走。
4コーナーを回るところでも後ろから数えた方が早い位置取り、かつ外。
普通の馬なら詰み。しかしこの馬は規格外だった。
大外を通ってグングン加速、周りの馬が止まったように見える豪脚でアッサリ。
鞭はミッキーチャームを交わす時に気合いを付ける意味で2回使っただけ。ヤヴァイ。

ミッキーチャームはポンとゲートを出て、ダッシュを効かせてハナへ。
他の馬は遠慮して単騎逃げ確定。何でこんなにあっさり先行争いが片付くの?
向こう正面はセーブして、3コーナーからジワジワ加速して後続を引き離しにかかった。
直後が追ってきてもお構いなし、有力どころはまだ後方。内ピタ先頭で直線へ。
二の脚を使って突き放し独走態勢。例年ならこれで勝ち確定、なのに負け。理不尽。

カンタービレは若干出負けして、無理せずそのまま後方待機を選択。
前が速くなると見越してのことだろうが、ゴチャつく内でこの作戦はある意味賭け。
しかも道中は行きたがる馬をなだめながらの追走で、スムーズではなかった。
4コーナーでは外にアーモンドアイを見る位置。そのまま後ろに入れて追い上げ開始。
しかし鞭を入れているにもかかわらずグングン離されていく。おかしい。理不尽。
ただ後ろからでも脚を溜めて弾ける競馬が出来たのは収穫。

サラキアは当然の如く出遅れ。おそらく全競争馬の中で一番スタートが下手。
内枠でこういうことをされると窮屈な競馬を強いられるのは当然の成り行き。
道中は内ピタで脚を溜めながらの追走。勝負どころで前のスペースを縫いつつ直線へ。
ガラ空きとなった外を通って追い上げている最中、その外から一陣の風が通り抜けていった。
サラキアもいい馬なのだが、いかんせん格が違い過ぎる。アレはバケモン。

ラッキーライラックは好スタートを決めた上で、前に馬を置いて6~7番手を追走。
向こう正面で外に付けたが、やや行きたがっているように見えた。
4コーナーでは逆手前で外に張って加速が乗らず、鞭を入れて修正。
直線は鞭を右に持ち替えて追うも反応が無く、力なく下がっていった。
ぶっつけ本番で大幅馬体増はアーモンドアイと同じ。となると敗因は距離か。

トーセンブレスはサラキアと仲良く出遅れ。今回はいつも通りの後方待機を敢行。
3コーナー手前から内を通ってポジションを上げていった。どうやら内突き狙いらしい。
ただ直線半ばまではいい脚で来ていたが、間もなく周りと脚色が同じになってしまった。
あわよくばもう少し流れてもらいたかったというのが本音。

オールフォーラヴは五分のスタートを切りながら中団馬群の中。
キレ皆無、早め押し切りしか能の無い馬にこの位置はかなり苦しい。何してんの幸?
案の定勝負どころでせわしなく手が動き出し、直線で鞭を入れるも後方のまま空気に。
勝った馬が上がり3ハロン33秒6を繰り出した瞬発力勝負の前に手も足も出なかった。

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