熊谷ドーム2日目(12月24日)の男子の試合でのことをお話しします。男子の試合のことでした。
熊谷SAチームとYOチームの第2クォーター。SAチームの選手がこのクォーターの内にファウル・アウトしました。
プレイヤーにとってゲームに参加できないことほど悔しいことはありません。レフェリーの笛が鳴ったとたんにTO席に向かって歩き出した彼の表情から残念な気持ちがそのまま私たちにも伝わってきました。
私は彼がベンチにつらそうにして座り込むと想像していました。しかし、彼はそうしなかったのです。
表情や感情(おそらくこれ以上ない程につらかったに違いない)とは逆に、丁寧にコートに一礼し、そして相手チームベンチに丁寧に一礼し、それから自分のベンチに向かって歩きました。必死に涙をこらえながら..。
ベンチで彼の顔を覆ったタオルだけが彼を慰めることができるような姿でしたが、たとえ短時間でもプレイできたことについて、相手チームに感謝し、コートにいるプレイヤーやレフェリーに感謝し、スポーツマンとして行うべきを当然のようにした彼に強く心を打たれました。
ミニバスを楽しむのであれば、こうあって欲しい。指導者として、ひとつ目標ができました。
主催チームのどなたかがこのブログをお読みでしたら、どうぞ彼に伝えて下さい。「good loser」だったって。立派な「スポーツマン」だったって。
(彼は思い出したくもないでしょうけれど。)
熊谷SAチームとYOチームの第2クォーター。SAチームの選手がこのクォーターの内にファウル・アウトしました。
プレイヤーにとってゲームに参加できないことほど悔しいことはありません。レフェリーの笛が鳴ったとたんにTO席に向かって歩き出した彼の表情から残念な気持ちがそのまま私たちにも伝わってきました。
私は彼がベンチにつらそうにして座り込むと想像していました。しかし、彼はそうしなかったのです。
表情や感情(おそらくこれ以上ない程につらかったに違いない)とは逆に、丁寧にコートに一礼し、そして相手チームベンチに丁寧に一礼し、それから自分のベンチに向かって歩きました。必死に涙をこらえながら..。
ベンチで彼の顔を覆ったタオルだけが彼を慰めることができるような姿でしたが、たとえ短時間でもプレイできたことについて、相手チームに感謝し、コートにいるプレイヤーやレフェリーに感謝し、スポーツマンとして行うべきを当然のようにした彼に強く心を打たれました。
ミニバスを楽しむのであれば、こうあって欲しい。指導者として、ひとつ目標ができました。
主催チームのどなたかがこのブログをお読みでしたら、どうぞ彼に伝えて下さい。「good loser」だったって。立派な「スポーツマン」だったって。
(彼は思い出したくもないでしょうけれど。)
もうこの上ない感激です。久々の感動です。
読みながら涙・涙・・・。
今の世の中でこんな素敵な男の子がいるなんて・・・、まだまだ日本も捨てたものではないですね。
あって当たり前だと思ってしまいそうな周りの人や環境に感謝でできる・・・我が家の子供たちにもそんな気持ちを持って生きていってほしいと思いました。
時には、嬉しかったり、腹が立ったり、辛かったり、いろいろな経験をしてきました。
不思議なことに、嫌になったことだけはありません。それは、今回のような出来事を数多く体験しているからかもしれません。
つまり、私たちは子どもたちにバスケを教えているだけではいけない、と、そんなことなのですね。
この年代の子どもたちは、生活の全てが「おとな」になるために必要な学習の材料なのだと思います。
大切にしていきたいと思います。できれば、ご一緒にお願いいたします。