原谷 ミニバス通信

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アーチェリー

2008-08-14 21:40:06 | 徒然…何でも
アーチェリーのファイナルトーナメントを観た(もちろんTV、って、あたりまえか..)。
準決勝までは進めなかったが、早川選手の一射ごとに声援を送りながらのテレビ観戦だった。

アーチェリーは韓国が圧倒的な強さを誇る競技で、早川選手も韓国のジュニア代表だったという。
団体戦は韓国が優勝し中国が続いた。そして、個人決勝も韓国選手と中国選手の対戦となった。

強く体を動かすことが難しい年代になってからアーチェリーはとても興味深いスポーツで、いつかチャンスがあればと心ひそかに思っている。競技のルールも良くわからないけれど、何だか、あの「呼吸」には心を引きつけるものがある。


私にはルールさえ良くわからないが、選手の競技への集中が最も大切にされるはずの競技だということは良くわかる。あの瞬間に会場の全員が息を止めるようにして静寂を共有するのだと思ってみた。

しかし、私のそんな思いとは逆の空気が流れていた。
選手が弓を構えたあとに声や口笛や手をたたく音、ホイッスルまで聞こえてきた。
地元の選手を応援する人のものらしい。中継のアナウンサーが、思いあまってか「静かに」とつぶやいた。

「えっ」と、次に、「何で」と、感じた。こんなシーンには遭遇したくなかった。


思い返してみると、私たちのチームでは、例えば相手がフリースローを失敗したときに「ラッキー」などと、例えば相手がファウルしたときに「ナイスファウル」などと口にすることは厳禁で、すかさずコーチから大目玉を食らう。
これはベンチでもギャラリーでも同じことで、あるべき HARAYA の裏返しだ。

相手がよいプレイをしてくれれば、そして自分たちがもっと良いプレイをできることが目標だ。
カッコ付けでも何でもなく、そのようにプレイをしてもらわなければならない。今できているかどうかは関係なく、だ。

オリンピックでの1シーンだが、大人の誰かが、ちびっ子アスリートの心に響く解説をしてあげなければならない。


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“And if you play basketball you're my friend”
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