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郵便局、簡保配当ミス続々

2006-07-26 12:11:39 | 生活関連ニュース
  ■他人に支払■通知誤送付/440件76万円
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 日本郵政公社は24日、簡易保険の配当金を別の契約者の口座に払い込んだり、配
当支払いの通知書を誤って送ったりしたミスが計440件、約76万8千円分見つか
った、と発表した。「単純入力ミスなどが原因」という。今月中旬には簡保の職域
保険の一部で一部で約2万8千件、総額7800万円の配当金払いすぎが見つかり、
郵便局窓口での郵便貯金の現金過不足も多い。07年10月の郵政民営化を控え、利用
者の視線は厳しくなりそうだ。

 発表によると、配当金を別人の口座に支払ったのは56件、約11万8千円。郵便局
で入力したデータの間違いを修正したが、システムの誤りで修正が反映されなかっ
たという。別人に払った配当金は郵便局員が個別訪問して返却を求める。契約者が
払い込み指定した口座に払い込んだ事例も37件、約7万5千円分あった。
 公社幹部は「簡保の配当金だから金額が比較的小さくて済んだが、これが貯金の
満期支払いだったら、影響は極めて大きい」と話した。

 総務省は「リスク管理態勢は極めて不十分」として原因分析や対策を1カ月以内
に報告するよう24日付で通知した。簡保は民営化後、新商品開発を始めたい考えだ
が、政府の認可が必要。生保業界からは「ミスの頻度や規模が大きい。初歩的なミ
スが続くようだと、すんなり認められるのか」との批判も出ている。
(2006.07.25 朝日朝刊/総説)


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