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大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

今日は缶詰の日!

2020年10月10日 | 今日は何の日

10月10日は缶詰の日です!

缶詰は、一般に水分の多い食品を長期保存に適するよう調理し、金属製容器(缶)に詰めて密封した上で微生物による腐敗・変敗を防ぐために加熱・殺菌したもので保存食の一種です。 そして、乾燥食品などの製品を単に金属缶に詰めて密封したものは厳密には「缶入り」と呼ばれ一般に缶詰とは区別されます。
上記のように缶詰は基本的に調理済みなので、開けてすぐ(または湯煎等による簡易な加熱などのみで)、そのまま食べることができます。 ただし、通常、固形物は調味液とともに封入する必要があるなど、製造工程に由来する弱点もあり、どんな食品でも保存できるわけではありません

わが国の缶詰は、今から148年前の1871(明治4)年に長崎で松田雅典という人がフランス人レオン・デュリーの指導の下で、いわしの油漬缶詰を作ったのが始まりですが、1877(明治10)年の今日(10月10日)、明治政府の産業振興政策として、北海道開拓使が北海道石狩町(現・石狩市)に缶詰工場である石狩缶詰所を設置し、アメリカ人の技術者トリートとスウェットの2人の指導の下、石狩川で獲れたサケを原料にして日本で初めての本格的なサケ缶詰の製造が始まりました

このことを記念して、日本缶詰協会が1987(昭和62)年に10月10日を「缶詰の日」と制定しました。

最初に製造されたサケ缶詰は、未経験者の人達によって作られたため決して満足のできる製品ではなかったにもかかわらず、当時の缶詰の価格は1缶が20銭~35銭で非常に高値だったのと、当初は主に海外向けの輸出用、国内向けには軍需用として生産されたため、明治時代はまだ一般庶民の間では缶詰は普及しませんでした。
本格的に普及するきっかけは、1923年(大正12)年の関東大震災以降で、アメリカから送られた支援物資に缶詰が用いられたことによるものとされています。

その後、大正、昭和を通じて、かに、さけ、ます缶詰の輸出が華やかに行われていたが、1976(昭和51)年から1977(昭和52)年にかけて決定された200海里漁業専管水域の設定により、それら缶詰の輸出は壊滅的な打撃を受け、60年の歴史を閉じることとなりました。

日本での缶詰の消費量は、日本缶詰びん詰レトルト食品協会によれば406万トン(2017年推計)です。レトルトパウチなどの売り上げが伸びており、缶詰の消費量は若干減少傾向にあります


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