大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

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今日は鰹節の日!

2020年11月24日 | 今日は何の日

11月24日は鰹節の日です。

鰹節をもっと知ってもらいたいとの願いから、食品メーカーのヤマキ株式会社が11月24日を「鰹節の日」に制定しました。

日付は「いい(11)ふ(2)し(4)」の語呂合わせです。

鰹節は、カツオの肉を加熱してから乾燥させた日本の保存食品です。

鰹節の歴史についてですが、カツオ自体は古くから日本人の食用となっており、縄文時代前期にはすでに食べられていた形跡があります。 そして、5世紀頃には干しカツオが作られていたとみられ、飛鳥時代(6世紀末~710年)の701(大宝元)年には大宝律令・賦役令により、この干しカツオなど(製法が異なる「堅魚」「煮堅魚」「堅魚煎汁」に分類されている)が献納品として指定されています。
現在の鰹節に比較的近いものが出現するのは室町時代(1338年以降)で、1489(長享3)年のものとされる『四条流庖丁書』の中に「花鰹」の文字があり、これはカツオ産品を削ったものと考えられていますが、当時はまだそんなに日持ちする食材ではありませんでした。

その後、江戸時代に紀州印南浦(現・和歌山県日高郡印南町)の角屋甚太郎という人物が燻製で魚肉中の水分を除去する燻乾法(別名焙乾法)を考案し、現在の荒節に近いものが作られるようになりました。焙乾法で作られた鰹節は熊野節(くまのぶし)として人気を呼び、土佐藩(現・高知)では藩を挙げてこの熊野節の製法を導入しました。
ちなみに、鰹が「勝つ魚」に通じ、節が「武士」に通じることから、江戸時代には武家を中心に贈答品の定番商品としても重宝されていました。

明治時代には、1883(明治16)年に東京の上野公園で「第一回水産博覧会」で、1908(明治41)年に「大日本水産会第一回鰹節即売品評会」が開催されるなど、各地で鰹節の品評が行なわれました。


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