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朝倉神社(土佐二ノ宮)

2016-10-19 22:42:11 | 高知
2016年10月16日、お参りしました。今回の行程は高知から足摺岬に宿泊し、宇和島、大洲、内子、道後温泉宿泊です。
まず、神戸を出て、高知の朝倉神社です。土佐二ノ宮とされており、江戸前期の明暦3年(1657)再建です。
説明書より『朝倉神社は、天津羽羽神と天豊戝重日足姫天皇を祭り福寿延命の神、文化の神治政の神であります。上古社の御山は開発の神である天津羽羽神のヨモロギ(神体山)として御山全体を崇教の対象として畏敬せられ、やがて文化に伴い朝日さす南東の麓より拝むべく現在の所に社殿を建てられたので此の赤鬼山こそ古代宗教の名残りで県指定の史跡地で西南隅麓の古墳と共にゆるがせに出来ない土地柄であります。天津羽羽神は古代より此処に鎮座まします国中稀な古社で、後の世の遷座とか御分神とかではなく、極めて深い由緒をもち土佐の国風土記や、日本書紀等の古典にも載せられ、又延喜年間の神名帳にも国幣として登載せられ所謂式社であります。斉明天皇7年(661)朝倉宮に行幸せられ仮の御殿を丸木で造られたので木の丸殿と申されました。御子天智天皇は「朝倉や木の丸殿に我居れば名乗りをしつつ行くはたが子ぞ」と御詠みになられておられます。そしてのち天智天皇の勅語により斉明天皇を朝倉宮に合せ祀られたとの事であります。又土佐物語には朝倉神社の事と題し一巻を面白く物語っております。当神社はもと勅願所で正一位高加茂大明神橘の広庭の宮とも申しました。又武家の崇敬もあつく現在の社殿はニ代山内忠義公が明暦3年(1657)による再建で、室町時代の手法を含む江戸初期の建物で、日本古来の様式に唐天竺の様式を加味して絶頂の技をつくし極彩色などは日光東照宮の例でその優美さは「馬には目かくしをしなければ、まばゆさに驚き通れなかった」と伝えられ地方には珍しい模範的建物であります。』
高知県高知市朝倉丙2100
map
鳥居

狛犬



鳥居

手水舎

境内

拝殿



由緒説明書

燈籠
「ニ代山内忠義公が明暦3年(1657)に寄進した大石燈籠・原石は摂津国(兵庫県)の御影石」

境内

狛犬(高知市指定有形文化財)
「江戸時代初中期から中期の作と見られるが、無銘のため作製年代は明確でない。尾戸焼(土佐国尾戸で産出の陶器)で作られたもので珍しい。」







荒倉神社




忠魂社

本殿(重要文化財)
「桁行三間、梁間二間で、屋根は柿葺。流造ではなく切妻造の屋根の前面に軒唐破風付きの向拝一間を付す。」





















勅使石




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