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室生寺(女人高野)

2015-06-28 13:54:25 | 奈良
2015年6月24日、お参りしました。
パンフレットより『奥深い山と渓谷に囲まれた室生の地には、太古の火山活動によって形成された室生火山帯の中心部で、こうした幽遼な場所は古くから神々の坐ます聖地と仰がれていた。やがて奈良時代の末期、この聖なる地で皇太子山部親王(後の桓武天皇)のご病気平癒の祈願が興福寺の高僧賢環など五人の高徳な僧によって行われ、これに卓効があったことから、勅命により国家のために創建されたのが室生寺である。だが建立の実務に当たったのは賢環の高弟修円であった。修円は最澄や空海と並んで当時の仏教界を指導する高名な学僧であった。以来室生寺は、山林修行の道場として、また法相・真言・天台など、各宗兼学の寺院として独特の仏教文化を形成するとともに、平安後期を中心とした数多くの優れた仏教美術を継承する一方、清冽な渓流は竜神の信仰を生み、雨乞いの祈願も度々行われて来た。そのほか厳しく女人を禁制してきた高野山に対し、女人の済度をもはかる真言道場として女性の参詣を許したことから「女人高野」と親しまれている。』
拝観料600円
奈良県宇陀市室生78
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太鼓橋



本坊山門



案内図



参道



説明書

仁王門





境内





鎧坂

弁財天社

金堂(国宝)
「平安時代初期の建立で、段差にある懸造りです。正面側面ともに五間の単層寄棟造り柿葺。」







弥勒堂(重要文化財)
「鎌倉時代の建立で、三間四方柿葺、修円が興福寺の伝法院を受け継いだものと伝えている。」

天神社拝殿







本堂{灌頂堂}(国宝)
「室生寺の本尊如意輪観音菩薩(平安時代・重要文化財)が安置される。ここは真言密教の最も大切な法儀である灌頂を行う堂で、真言寺院の中心であるところから本堂とも呼ばれ、延慶元年(1308)の建立。五間四方入母屋造りの大きな建築で、内陣と外陣を板扉で区画し、和様と大仏様の折衷様式を示す。正面に悉地院の扁額が掛けられる。」







五重塔(国宝)
「総高16.1メートルと、屋外に建つ五重塔では最小のもの。勾配がゆるく軒の出の深い檜皮葺の屋根は、朱塗りの柱や白壁と心地良い対照を保つ。平安時代初頭の建立といわれ、室生山中最古の建築である。この塔の相輪が珍しく、九輪の上には普通ならば水煙であるのに、これは宝瓶を載せて宝鐸を吊りめぐらせて天蓋を作ってあることなど、他に類がない塔である。」























奥の院参道













階段が続きます。この階段はきついですね。









常燈堂、やっと頂上近くに来ました。もう少しです。

ほっと、一息で参拝者は休憩です。







奥の院 御影堂(重要文化財)
「鎌倉時代の建立で、弘法大師四十二才の像を安置している。方三間の単層宝形造、厚板段葺で頂上に石造りの露盤が置かれているのがめずらしく、他に類を見ない建物である。」



七重石塔



護摩堂



慶雲殿

本坊



乙松桜







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