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檀林寺・嵯峨天皇の皇后のゆかりの寺

2014-08-23 15:12:15 | 京都
2014年8月20日、お参りしました。
説明書より「この寺は、平安時代の始めに嵯峨天皇の皇后橘嘉智子(786~850)が創立した由緒深い寺です。皇后は容姿が美しく、また学芸を愛されました。皇后は橘氏の学校として蓮華所精舎を設けました。そして深く仏教を信仰し、嵯峨の地に壮大な寺院を営んだ。これが檀林寺です。檀林寺は官営寺院となり、その塔頭としては正金剛院をはじめ12坊をかぞえたといわれています。皇后は、当時来日した義空という中国の僧侶を師とした。これがこの寺で禅が唱えられた始めです。檀林寺こそは平安初期の仏教と文化の一中心です。皇后のおくり名を檀林皇后という。皇后の御陵は嵯峨陵として下六丁峠にあります。本堂は日本仏教の伝統を十分生かして構成されています。本堂内と宝物館である霊宝館には皇后のゆかりの品をはじめ日本および中国の仏教美術の数々があります。」
拝観料400円です。
京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町2-10
map
山門



本堂
「重層、宝形造り、本瓦葺で、法楼風を残した特殊な構造の典型です。曼荼羅図の法宝閣を基本に庇も浄土観をただよわす構図は、まさに宝蔵造りそのものです。これは正面下層の中央部を截り一段上へ屋根を高く変化を見せ、裳階をつけた入母屋造りの特色をとどめた連子窓にみられます。その上三層楼屋根は勾欄を施し、軒は短く、頂峯の露磐にとまる瑞鳥は天空に向いて経文を唱える雄姿は、輝かしく堂々たる造形です。」
堂内には、檀林皇后をかたどる准胝観音菩薩や一木彫の龍、円覚大師像、弘法大師像、義空上人像、飛天人図、夢違観世音菩薩、玄宗三蔵法師などを展示しています。

八角形燈籠

櫓形燈籠(桃山時代)

供養塔

水子地蔵

石碑

ひょうたん池(森青蛙が生息する)




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