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東海道関宿

2017-05-05 16:57:11 | 三重
2017年5月4日、東海道関宿を散策しました。
パンフレットより『関は古代から交通の要衝であり、古代三関のひとつ「鈴鹿関」が置かれていたところです。関の名もこの鈴鹿関に由来しています。江戸時代には、東海道53次の江戸から数えて47番目の宿場町として、参勤交代や伊勢参りの人々などでにぎわいました。現在、旧東海道の宿場町のほとんどが旧態をとどめない中にあって、唯一歴史的な町並みが残ることから、昭和59年、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。関宿の範囲は東西追分の間約1.8キロメートル、25ヘクタールに及び、江戸時代から明治時代にかけて建てられた古い町家200軒あまりが残っています。関宿は、これらの歴史的建造物の保存・修復につとめながら、新しいまちづくりに取り組んでいます。』
連休の中日なので、神戸出発9時前、名神高速道路が京都付近でかなりの渋滞でした。NAVI案内が1時間の渋滞、とりあえず、桂川PAで休憩です。20分ほど休憩で、こんどはPAから数珠つなぎで、本線になかなか出れませんでした。名神高速道路から、草津JCTから新名神高速道路へ、東名阪道路へ一路、関宿へ。12時前になったので、亀山PAで昼食。

まずは、JR関駅にある観光案内所でパンフレットを入手。
「道の駅」関宿
国道1号線沿いにあります。県外ナンバーが数多く止まっていました。ほぼ、満車状態で、待つこと10分で駐車しました。観光用駐車場は亀山市関支所横にあります。



関宿の案内図、真ん中の下あたりが「道の駅」関宿です。
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地蔵院口交差点の石碑



関宿は東追分から西追分へ木崎、中町、新所の3つの町並みが続きます。中町の町並みの中心のところから東の街道です。ここから西側に散策します。
左の建物は「鶴屋」
「鶴屋は、玉屋、会津屋とともに関を代表する旅籠のひとつです。江戸時代の終わりには、脇本陣もつとめました。座敷の前についた千鳥破風がその格式を示しています。」





山車倉(だしぐら)
『「関の山」という言葉の語源らもなった関宿の山車(やま)は、最盛期には16基ありました。互いに華美を競い、また狭い関宿を練ったことから生まれた言葉です。現在は4台の山車が残り、4カ所に山車倉があります。』





岩木屋
「明治から大正にかけて酒造業及び味噌、醤油製造を営んでいました。」
町家の特徴
「関宿の町家は、最も古いものは18世紀中頃の建築で、明治時代中頃までのものが半数以上をしめています。平入の二階建てが一般的ですが、二階前面を土壁で覆った塗籠(ぬりごめ)のものが目を引きます。」

出格子と幕板
「庇の下に取り付けられた幕板は、風雨から店先を守る霧除けです。座敷の前の出格子窓は、明治時代以降に取り付けられたものです。」

虫籠窓
「町家の正面二階にある、漆喰で塗籠た堅格子窓のこと。」





川北本陣跡







百六里庭と眺関亭
『関宿の町並みの中に生まれた小公園。関宿が江戸から百六里余りあることから名付けられました。通りに面した建物「眺関亭」の二階からは、席宿の家並みが一望できます。」







































伊藤本陣跡
「関宿には、川北本陣、伊藤本陣の二軒がありました。本陣は、参勤交代の大名や公家、公用の幕臣などが利用した格式の高い宿泊施設です。現在残るこの建物は、本陣の店部分にあたります。」

橋爪家
「橋爪家は江戸時代の初めから両替商を営み、江戸にも出店を持つ豪商でした。街道に面して三角形の屋根をみせるこの建物は、関宿ではめずらしいものです。」
町並み全体をみて、町家では街道に面して平入りですが、この建物だけ、妻入りとなっています。あれって思います。現在は甲冑を展示していました。店主に聞くと、先代は信仰が厚く、神社・仏閣に多額の寄進をされたとか、そして、伊勢神宮のような平入りでは失礼にあたるとして、あえて、妻入りの建物を建築したとのことでした。























庵看板
「屋根瓦のついた立派な看板。看板の文字は京都側が漢字、江戸側がひらがなになっています。旅人が向かう方向を間違えないための工夫だと言われています。」





高札場跡(関郵便局)
「関宿のほぼ中心にある関郵便局は、江戸時代には高札場があったところです。」

















鐘馗さんの代わりに大黒さんと恵比寿さん
魔除けというより、商売繁盛を合わせて、店を守るためのものでしょうね。

































つぶあん入りのかしわ餅をおやつに買いました。おいしいですね。



















会津屋
『地蔵院門前の町並みで、会津屋は、関宿を代表する旅籠のひとつです。もとは山田屋と言い、小方が育ったことで知られています。二階には洋風意匠の窓がついた「洋館屋」、米をつく水車の音から名付けられたという「川音」、伝統のある鍛冶屋など、特色のある町家が並んでいます。』











































































漆喰彫刻の亀

漆喰彫刻の鶴

漆喰彫刻の鯉の滝登り











漆喰彫刻のバラ



















装飾瓦

























装飾瓦















関宿のマンホール蓋

お疲れ様でした。

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