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萩の松陰神社エリア、松陰神社・松下村塾・吉田松陰幽因の旧宅・伊藤博文旧宅

2016-07-15 18:40:28 | 山口
2016年7月10日、山口市の湯田温泉から約1時間、自動車で走りJR東萩駅構内にある観光案内所で、mapと観光のポイントの説明を聞きました。
当初は、萩循環バスで乗り継ぎしながら回る予定でしたが、萩観光案内図での青色のPマークは無料とのことで、土日は市役所の駐車場も無料で使えます。ということで自動車で回ることにしました。そして、萩市公開文化財施設が1箇所100円で9箇所あり、1日券は310円なので購入しました。
まずは松陰神社の駐車場に向かいます。
松陰神社
山口県萩市椿東1537
map
鳥居

由緒書
「御祭神は吉田矩方命(松陰先生)、松陰先生のご実家、杉家の人々の手で松陰先生の御霊を祀る土蔵造りのほこらが建立されました。これが松陰神社の前身です。明治40年(1907)、松下村塾出身の伊藤博文や野村靖が中心となって、このほこらを公の神社として創建しようと、山口県に請願書が提出され、土蔵造りのほこらを松下村塾南隣に移して本殿としました。」





花月楼(山口県指定有形)
「この茶室花月楼は、萩藩七代藩主毛利重就が安永5年(1776)三田尻(防府市)の別邸内に建てたものである。藩政時代から萩に移していたが、昭和34年にここに移築された。花月楼形式の茶室は、江戸時代中期に考案された花月式の茶会を催すことができるように設計されたものです。」





松下村塾(国指定史跡)
「木造瓦葺き平屋建ての50㎡ほどの小舎で、8畳の講義室、10畳半のひかえの間、1坪の土間部分から成っています。松陰がこの塾で教えた期間はわずか1年に過ぎませんが、身分や階級にとらわれずに門下生として受け入れ、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山県有朋、山田顕義、品川弥二郎ら、明治維新の原動力となった多くの逸材を育てました。」
松陰神社の境内内にあります。





吉田松陰幽因の旧宅(国指定史跡)
「この旧宅は、安政2年(1855)から数年の間、吉田松陰が幽因された家で、東側にある3畳半の1室が幽因室である。松陰は、伊豆下田でアメリカ軍艦による海外渡航に失敗し、江戸伝馬町の牢に捕らえられた。萩に送られ野山獄に入れられたが、その後、釈放され父杉百合之助預けとなり、幽因室に謹慎し読書と著述に専念した。そして、近親者や近隣の子弟たちに孟子や武教全書を講じた。」
松陰神社の境内内にあります。









松陰神社鳥居



拝殿

狛犬



本殿

説明書

松門神社
狛犬





明治9年萩の変七烈士殉難之地

売店





伊藤博文旧宅(国指定史跡)
松陰神社の100mほど南で、駐車場の南側から東に進み少し南のところににあります。
「伊藤博文旧宅は茅葺き平屋建てで、総建て坪29坪、附属建物として便所・風呂場があります。居宅客室の大きさは6畳1室、5畳半1室、4畳半1室、3畳3室、2畳1室、玄関土間です。この建物はもと萩藩の軽卒(中間)、水井武兵衛(伊藤直右衛門)の居宅でしたが、安政元年(1854)に博文の父十蔵が一家をあげて伊藤家に入家しました。その後、博文は17歳のとき吉田松陰の門に入って教育を受けました。志士としての活躍や英国への留学など、この家に安住するいとまもありませんでしたが、明治元年(1868)に兵庫県知事に就任するまでここが本拠でした。」











附伊藤博文別邸
「別邸は、伊藤博文公が明治40年(1907)に東京府下荏原郡大井村に建てたもので、車寄せを持つ玄関の奥に、中庭をはさんで向かって右に西洋館、左に書院を配し、さらにその奥に離れ座敷、台所、風呂及び蔵を備えた広大なものでありました。当地へは往時の面影を残す玄関、大広間、離れ座敷の3棟を移築しました。明治時代の宮大工伊藤満作の手によるもので、大広間廊下の鏡天井や離れ座敷の節天井など意匠に優れています。」















天井の照明がハイカラですね。







一枚ものの鏡天井







吉田稔麿生誕の地
「吉田稔麿は、天保12年(1841)、足軽の長男としてこの地に生まれた。松下村塾に入門し、高杉晋作らとともに松陰門下の四天王といわれた。吉田松陰の死後、尊王攘夷運動に参加し、屠勇隊(有志の部隊)を組織した。元治元年(1864)、京都三条の池田屋旅館で他藩の志士と会談中、新撰組に襲われ負傷し、24歳の若さで死去した。」





薩長士連合密議之處碑

次は東光寺にお参りします。

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