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若王子神社本殿(国指定重要文化財)と無動寺

2014-06-07 09:46:58 | 神戸市北区
2014年6月5日、若王子(にゃくおうじ)神社にお参りしました。
建立は室町前期と考えられています。
神戸市HPより「無動寺の境内の西側、一段高い所に鎮座する神社です。明治初年までは無動寺の鎮守社で、若王子権現と呼ばれていましたが、神仏分離令によって、無動寺から分離しました。社殿は、永仁5年(1297)橘長綱の建立によるもので、応永5年(1408)に橘光綱が新たに建築したと考えられます。三間社流造の小さな社殿ですが、屋根には竪板葺を残し、手挾の彫刻も精巧です。覆屋内にあることから、保存状態も良く、当時の特徴をよく伝え、室町前期の建築技法を知る上で貴重な社殿です。福地は、無動寺を中心に神仏習合の姿をよく残し、若王子神社の宮守の交代に関わる行事は、六條八幡神社と無動寺の双方で執り行います。」
神戸市北区山田町福地字新池101
map
無動寺の西に鳥居があります。
若王子神社
鳥居

参道、岩の道

末社



説明書
「神社建築に多い三間社流造の社殿です。棟札により室町初期の応永15年(1408)に建てられたことがわかります。この神社はもと無動寺(昔は福寺)の鎮守社として建てられたものです。およそ570年の長い年月を経ていますが当初の姿がよく残され、この時代の建築様式を知るうえで貴重なものです。・屋根を厚板で葺いています。・側面(妻)上にある破風板は、曲線でしかも一枚板です。・この破風の出会っている所の棟木の飾板(懸魚)もなだらかな曲線で彫られています。」
社殿は、永仁5年(1297)橘長綱の建立によるもので、応永5年(1408)に橘光綱が新たに建築したと考えられます



















無動寺、高野山真言宗のお寺です。
説明書
「高野山の高僧、真源和尚が郷里の荒廃した寺院の再興を発願し、半生を捧げて村人と共に復興(寶暦2年・1752)したのが今の無動寺です。古い確実な記録はありませんが、仏像が平安期のものであり、鎮守社であった若王子神社に永仁5年(1297)の棟札があることなど、古くて大きな寺院であったことを示しています。仏像5体は、いずれも平安末期のもので国の重要文化財に指定されています。」

参道



不動堂
お参りした時、お経を唱えていました。



本堂

鐘楼



境内にて
一願大師

稲荷

庫裏は茅葺



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