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五村別院(長浜市)

2020-09-29 23:47:09 | 滋賀
2020年9月28日、滋賀観光でお参りしました。
「五村別院は、真宗大谷派に属する寺院で、1597年(慶長2年年)頃、地元の有力者・大村刑部左衛門らが、本願寺第12世教如上人に寺地を寄進し、質素な聞法道場を建立したのが始まりとされています。境内は広大で、江戸時代中期以降の景観をよく遺した伽藍である。」
滋賀県長浜市五村150
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表門(重要文化財)
「江戸中期の1674年(延宝2)に建立、一間一戸薬医門、銅板葺。大工は本堂と同じく、名匠・西嶋但馬家であり、その形式や意匠に本堂と多くの共通点が見られる。独特の形式を持ち、妻飾りの背の高い板蟇股が特徴的である。屋根は切妻造で、西嶋家が大工をつとめた建造物としては、最も古いものとされている。」

手水舎





鐘楼(虎姫町指定文化財)
「桁行一間、梁間一間、切妻造、桟瓦葺、時を告げる梵鐘を吊るす建物で、切石積基壇上に建つ。四方転び吹放しの鐘台として通常の形式となり、比較的簡素な造りである。この鐘楼は、梵鐘が改鋳された18世紀中期に建立されたものと思われ、大工は本堂・表門と同じく、湖北地方で活躍した西嶋家がつとめている。その意匠などに本堂と多くの共通点が見られる。」

梵鐘(虎姫町指定文化財)
「総高178センチメートル、口径90.8センチメートル、1754年(宝暦4年)鋳造、刻銘により鋳物師は近江国辻村(現栗東市辻)の高谷忠兵衛である。」



本堂(重要文化財)
「本堂は正面の柱間九間、側面は七間の大型仏堂で、正面に向拝三間を付け、屋根は入母屋造、桟瓦葺とする。平面は広い外陣と余間・内陣からなる真宗本堂特有の形式である。柱や虹梁の木割が比較的太いこと、彫刻の渦文が円形に近く若葉も控えめであるなど古風な趣をもつ。この本堂は、江戸中期の1730年(享保15)に建立されたことが棟札・西嶋家文書などの史料により明らかである。」











書院





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