こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。
今年も残すところ、あと2日になりました。
年内納期の仕事は何とか全て終了して、
まったり過ごしています。
昨日はリペアの新たな研究開発をしていました、、、
新技? も会得できて ちょっと引き出しが増えそうです(喜)
せっかくの連休なのですが
これといって やることが無く
販売用のオリジナルリメイク作ろうかな?
ブログの更新頑張ろうかな?
という感じです。
さて、今回紹介するのは
こちら
リーバイス501です。
ボロボロです(笑)
お尻も弱っているので
全面補強をします。
リーバイスの文字が小文字のスモールe
バックポケット裏がシングルステッチ
トップボタン裏が6の刻印
(16の刻印もあるようですね!)
という訳で こちらは 66前期(シングル)モデルです。
1973年~76年頃までのモデルだったような、、、(多分)
自分が生まれた年代です。
同級生のジーンズが存在します、、、
オーダーして頂いたお客様は
このような味が出まくった、ボロボロ ビンテージを買って
クラッシュ感を生かした リペアジーンズを穿くのが お好きなようです。
私も同じような趣味があるので、共感できます。
ボロボロで安くなったビンテージは
「ヤフオク」でいつも狙っています
たまに、大戦以前の激レアビンテージが
ズタボロだったりすると安く出ていたりします。
将来、リペアして穿きたい一品です。
では リペア方法は全て普通リペア
これだけ穿き込まれているので周辺補強が必要です。
股はリペア不要だと言われたのですが、
クラッシュが股までつながっていたので
部分的に解体してリペアしました。
それでは
出来上がりがこちら
股の付け根までダメージが広がっていたので
前立て付近を解体して、リペアしています。
hands-onではリペアの際にサイド(アウトシーム)を解いてリペアするのですが、
この脇押さえの部分にダメージがある場合も
そのままリペアせずに
丁寧に解体してから、リペアします。
この部分は以外に負担の掛かる所で
ビンテージなど、永年 穿かれたジーンズでは
要チェック箇所だと思います。
補強範囲がわからないので
裏からどうぞ。
太もも周辺は全面補強の必要がありました。
左右お尻
ポケットのリペアは必要無しだったので、手を付けていません。
ポケットのカン止め部分が
(XXでいう隠しリベット付近)
引っ張られて、下地が弱る傾向にあります。
ここは強めの補強をしておかないと
ポケットの縫い付けがしっかり出来ません。
こちらも裏からどうぞ
表から見るよりも
広範囲に補強を入れています。
こちら工賃が
左右太もも普通リペア+全面補強 15000円
股の部分解体リペア 4000円
左右お尻普通リペア+全面補強 10000円
合計29000円(別途送料)
ボロボロのビンテージジーンズも
丁寧にリペアをすれば
リアルでカッコ良い
本物のクラッシュ&リペアジーンズとして着用が可能になります。
古い物を直して、着て、楽しむのはいかがですか?
それでは、皆様 良いお年を!
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