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ジーンズリペア&リメイク工房 hands-on 日記(旧ブログ)

デニムの産地、岡山から発信するジーンズ日記(2010年12月~2016年1月)

リーバイス501 66前期 ビンテージ ボロボロ 左右太もも、左右お尻、広範囲に全面補強+普通リペア

2012年12月30日 | ジーンズリペア モモ、ヒップ

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


今年も残すところ、あと2日になりました。

年内納期の仕事は何とか全て終了して、

まったり過ごしています。

昨日はリペアの新たな研究開発をしていました、、、

新技? も会得できて ちょっと引き出しが増えそうです(喜)

せっかくの連休なのですが

これといって やることが無く

販売用のオリジナルリメイク作ろうかな?

ブログの更新頑張ろうかな?

という感じです。





さて、今回紹介するのは

こちら




リーバイス501です。



ボロボロです(笑)










お尻も弱っているので

全面補強をします。














リーバイスの文字が小文字のスモールe














バックポケット裏がシングルステッチ













トップボタン裏が6の刻印

(16の刻印もあるようですね!)



という訳で こちらは 66前期(シングル)モデルです。

1973年~76年頃までのモデルだったような、、、(多分)


自分が生まれた年代です。

同級生のジーンズが存在します、、、




オーダーして頂いたお客様は

このような味が出まくった、ボロボロ ビンテージを買って

クラッシュ感を生かした リペアジーンズを穿くのが お好きなようです。


私も同じような趣味があるので、共感できます。

ボロボロで安くなったビンテージは

「ヤフオク」でいつも狙っています

たまに、大戦以前の激レアビンテージが

ズタボロだったりすると安く出ていたりします。

将来、リペアして穿きたい一品です。





では リペア方法は全て普通リペア

これだけ穿き込まれているので周辺補強が必要です。


股はリペア不要だと言われたのですが、

クラッシュが股までつながっていたので

部分的に解体してリペアしました。


それでは

出来上がりがこちら





























股の付け根までダメージが広がっていたので

前立て付近を解体して、リペアしています。





hands-onではリペアの際にサイド(アウトシーム)を解いてリペアするのですが、




この脇押さえの部分にダメージがある場合も

そのままリペアせずに

丁寧に解体してから、リペアします。





この部分は以外に負担の掛かる所で

ビンテージなど、永年 穿かれたジーンズでは

要チェック箇所だと思います。












補強範囲がわからないので

裏からどうぞ。




太もも周辺は全面補強の必要がありました。








左右お尻













ポケットのリペアは必要無しだったので、手を付けていません。













ポケットのカン止め部分が

(XXでいう隠しリベット付近)

引っ張られて、下地が弱る傾向にあります。

ここは強めの補強をしておかないと

ポケットの縫い付けがしっかり出来ません。






こちらも裏からどうぞ



表から見るよりも

広範囲に補強を入れています。




こちら工賃が

左右太もも普通リペア+全面補強 15000円

股の部分解体リペア 4000円

左右お尻普通リペア+全面補強 10000円

合計29000円(別途送料)



ボロボロのビンテージジーンズも

丁寧にリペアをすれば

リアルでカッコ良い

本物のクラッシュ&リペアジーンズとして着用が可能になります。



古い物を直して、着て、楽しむのはいかがですか?






それでは、皆様 良いお年を!

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