花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

また一つ、昭和が消えた。

2007-08-02 17:50:00 | Weblog
昭和の巨星、阿久悠さんが70歳の若さで他界されました。

昭和のヒットソングメーカーと言えば、泣く子も黙る阿久悠さん。
ピンクレディーの大ヒットで、子ども達のハートをグッと掴み。
アニメから演歌までと、幅広いジャンルで活躍!
これでまた一つ、昭和の灯火が消えたように思います・・・

平成も数える事19年。
昭和の灯火が消えるのに、なんの問題もありません。
悲しい事ではありますが、それが時代の流れと言うのでしょう。
でも・・・時代の流れと一言で、片付けていいのでしょうか?
平成の時代に流れるメロディーで、思わず口ずさむものって・・・どれくらいありますか?
花師は残念ながらありません。
平成のヒット曲は、なぜか心に響くものがない。
これは断言してもいいでしょう。
何年もの間、語りづがれるようなヒット曲って、やっぱり昭和の曲ばかりです。

音楽とは、時代時代の中にあるもので、一瞬にしてあの時代にタイムスリップできる、いわば、タイムマシーンのようなもの。
今の時代の音楽が、ダメだと言ってるわけではありません。
技術で言えば、今の方がずっとずっと素晴らしい!
でも・・・残念ながら、心に染込む「言葉」がないのです。

花で例えれば、見た目の美しさだけを見れば、世界には溢れるほどに素晴らしい方々に出会えることでしょう。
でも、それだけで思っているものも、世界には溢れるほどに存在します。
心に染込む花って、どれくらいにあるでしょうか?
それは・・・一人一人の想いの数だけあります。
ありますが、その想いをギュッと掴む事って、それはそれは難しい作業です。

音楽も花も同じようなものです。

人の心に染込むもの作りは、上辺だけの美しさに走っていては掴む事は出来ません。
何年もの間、人々の心を掴む歌。
いいものは何年経ってもいいもんです。

何気ない言葉を、さり気なく散りばめたあなたの歌詞は今、宇宙船艦ヤマトと共に、イスカンダルと言う名の天に向って旅立ったのでしょうか・・・

それともUFOに乗って、夜空をさ迷っているのでしょうか・・・

心からご冥福をお祈り申し上げます。

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