花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

おめでとう

2007-09-11 16:14:18 | Weblog
あんなに暑かった夏も、朝晩の涼しさがすっかり秋を感じる毎日。
今年の夏はほんと・・・厳しい夏でした。
市場では紫式部が顔を並べ、いよいよ秋到来!って感じです。

先日、高校時代の友人の妹から電話が入り、いつもの調子で花束の注文!
「もしもしさかぐちくん。明日の夜5000円の花束持ってきて」
なんだか簡単に聞こえる会話ですが、店から軽く往復30分以上は掛かる場所に配達です。
それでもNOと言わない花師としては、暇な厳しい夏の挽回をと二つ返事で
「かしこまり~!」
お約束の時間に配達して、久しぶりのご対面!
その時です。
「兄貴やっと結婚決まったな~」なんて、知ってるかのように妹。
知らんがな!そんなん初耳やぞ!と聞き返す。

ここで特別驚く事は全く無いんです。
相手はずっと前から知ってる相手で、前々から周りの仲間連中でケツ押してたくらいですから。
でも・・・直接本人から聞くのと、妹から聞くのとではえらい違いです。
早速携帯電話に掛けてみると本人、「あんっ!そうや、おまえ来てくれよ」と
まぁ愛想のない言い方ですわ!
ここはやっぱりバツイチってとこでしょうか?
なんだか邪魔臭ささ爆発です。

前の嫁は高校時代の同級生で、花師は未だに繋がってます。
お互いの事を知る立場としては、離婚をする時なんてほんま・・・辛かったもんです。
でもまぁお互い、自分の道を進み始めたんで、こっちとしてはホッとしております。
そんな話しは置いといて、本題に戻しますと・・・
「おまえ来てくれよ!」って簡単言いますが、こっちも何かと忙しい。
いつや?と聞き返すと、10月20日だそうで、この日もまた因果な日でありまして、花師としては別の日をお勧めしたい。
何故かと気になる方は・・・直接花師にお聞き下さい。

短い電話のやり取りで、こっちも言いたいことを言わせて貰いました。
「ありがとうございます。どんなブーケをお創り致しましょうか?」
こんなチャンス逃すわけございません!
式は来月です。
必ず注文があるはずですが・・・ちゃんとしたオファーがない今としては、少々ドキドキするのが本音。
頼むではっしゃん!ちゃんとオファー頂戴や!

いまどきバツイチってのも珍しくないわけです。
でも、バツイチで初婚の嫁さんを貰うのって・・・男としては恥ずかしいもんです。
実際そんな立場になってないんで、正直どんな気持ちかはわかりませんが
男としてはやっぱり恥ずかしい。
それやのにちゃんと式をして上げるなんて・・・カッコええやないですか!
こんな事をココで書くのはおかしいかもしれませんが、決してお金が有り余ってるわけや無いのもよう知ってます。
それやのに・・・
まぁ男気だけは人一倍ある男ですから、当然っていうたら当然なんでしょうけど
改めてその男気に敬服です。

高校時代、同じ組いっぺんもなったことの無いもの同氏やのに
不思議と気が合うっていうか、なんていうか・・・
簡単に言えば、あいつが花師としての生き様に憧れてるんでしょうけど
どっちにしても、知り合って20年以上が経つってのも不思議です。

男39歳の2度目の門出。
1度目はまだ花師が花師でなく、ただの営業をしてた頃でしたから
花なんて作れるわけが無い。
それから数年経って、2人の妹のうちの1人にはブーケを創って、下の妹からは未だに花束などの注文を貰う。
まさかこんな年になって、同級生のブーケを創ることになるとは思わんかった・・・
まだオファーは貰ってないけど。
でも、久しぶりにめでたい話しで、こっちまでHAPPYになってしまう。

10月20日

喜んでご出席させて頂きます。
これ以上ない、最高級のブーケを抱えて、花師は颯爽と参上致しましょう!

なんやかんやあったけど、おまえはやっぱり・・・

男の中の男だぁ!

おめでとう~!!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿