蜃気楼・・・

突然ですが！

毎日放送ラジオ「日曜出勤生ラジオ」の収録です。
放送時間は朝の１０時～１２時まで！
その中のコーナーのひとつに出演致しますのでお楽しみ下さい。
とは言っても・・・花師が登場して、素人顔負けのトークを繰り広げるわけではありません。
いつもお馴染みの「大和魂」の取材でございます。

なんともまぁ、冒険と言いますか挑戦と言いますか・・・
ラジオでドッジボールを取材って言うのやからめちゃくちゃです。
さすが関西のラジオ局！やることがトンパチです。
それに挑む大和魂・・・もとい！花師もトンパチです。
ぜひぜひ明日の生放送をお楽しみにしてください。
チャンネルは「１１７９」ですので、お待ちがえなく・・・

さて、夏の花屋はと言いますと・・・
ほんま洒落にならん程に厳しい状況が続きます。
今年の夏なんて・・・えらいことです。
そんなえらい状況で、ドッジドッジってのおかなしな話しですが
ほっとく訳にもいかないってのが現状です。
それがほんま・・・厳しく苦しいんです。
乗りかかった船と言うか、乗ってしまった船やから、後に引く事が出来ない。
このまま行ける所まで・・・
誰かが言うてました。

「越えられる人にしか、困難はやってこない」

ほんまそうなんでしょうか？
毎日毎日・・・頭の中をそんな想いが駆け巡ります。
一言で言うたら「アホ」です。
そんじょそこらのアホちゃいまっせ！
アホもアホ・・・アホは死ななきゃ治らない。状態なんでしょうな・・・

まぁ愚痴はこの辺にしといて、やっとこさ本題に入ります。

「練習を１日休めば自分にわかる。２日休めば批評家にわかる。３日休めば聴衆にわかる」と、ある著名なピアニストの言葉です。が・・・

これってなんにでも当てはまることです。
スポーツにしても、なんにしても休まずコツコツ投げ出さないで遣り通せってことなんでしょう。
人は弱い者です。
だからついつい楽なところに逃げたがります。１回逃げれば２回３回と・・・それはいつしか当たり前のことのように逃げていきます。

人は日々、その弱い自分自身と戦い続けているのでしょう。

虐めにあった子供は、自分は絶対に虐めない。と心に決めても、いつしか立場が変われば傷つく言葉を平気で投げつけます。
どうして立場が変われば気持ちも変わるのか？
それもまた、人の弱さなんでしょう・・・

何でもかんでも勝ち負けにしたらアカンと、ある人に強く言われた事がありますが・・・人生って勝ち負けとちゃいますか？
そこにこだわりを持たずして、何処にこだわりを持って生きていくのか？
大和魂の子供たちには、勝ちに対する執念を感じる事が出来ない。
だからいつも口をすっぱくして勝負にこだわっています。

では何に勝ちたいのか？

それは簡単なことです。

常に昨日の自分に勝ちたい！
花師はいつもそれだけを考えて生きてきました。が・・・
あまりにも不調続きの毎日に、いつしか楽な方向へ逃げていたような気がします。
ドッジボールをいい訳に、自分の弱さやダメさを隠す為に、言葉巧みに逃げてきた。
それを思い出させてくれたのが、何を隠そう大和魂の子供たち。

思い出させてくれたきっかけは、あまりにも美しい出来事ではなく、真逆のあまりにも醜い一言が、花師の忘れていた想いを目覚めさせてくれた。
人生って皮肉なもんです。
スモールハートの花師ですが、これをきっかけに・・・ビッグハートになれそうな予感がするのは、夏の夕暮れの蜃気楼？