花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

不思議なパワー

2012-02-16 18:16:51 | Weblog
月初めの宮脇書店さんのマルシェで出店しるんですが・・・
これがなかなか起動に乗りません。
そこで何か考えなくては?と考えております。

ただ椅子に座って考えていても、何が起こるわけではないので
自分なりにジタバタしておるんですが・・・
それがキッカケで熱が出てきたのか?
久しぶりに体調不良。

昨日辺りから腰が痛く、肩のあたりがいや~な感じ
これって、いつもパターンなので、一瞬で対応したので、心持「マシ」かな?なんて思ってます。

そんなジタバタしている中、少々熱にうなされている中
ある事を思い出したんです。

花師はとても本が好き
宮脇書店さんは本と花を結び付けたい。

「サン・ジョルディの日」

サン・ジョルディの日とは何か?!

 キリスト教の聖人である聖ゲオルギウス(サン・ジョルディ、セント・ジョージ)の聖人祝日であり、由来がゲオルギウスの命日とされる303年4月23日であることから、
 毎年4月23日に一部の国では異なるが、聖グレゴリウスはカタルーニャなど各地の守護聖人となっており、それらの地域・都市で祝われ、「本の日」に定められている。

 カタルーニャ地方では、伝統的にこの祝日に男女が赤いバラなどを贈りあうというバレンタインデーと似た風習があり、1923年に、カタルーニャ地方の本屋が、
 この日が、小説『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスの命日(1616年)であり、さらにシェイクスピアの伝説上の誕生日(1564年)であって命日(1616年)でもあるという、
 文学に非常に縁の深い日でもあることと結びつけて、プレゼント用に本を買うと赤いバラを添えて、本を贈るという風習を広めた。
 ただし、シェイクスピア時代のイギリスではユリウス暦を使っていたため、現在の(あるいはセルバンテス時代のスペインの)グレゴリオ暦に換算すると伝説上の誕生日・命日ともに4月23日 ではなく5月3日であり、同一日に死んだわけではない。

 現在のカタルーニャ地方では、この日は男性は女性に赤いバラを贈り、女性は男性に本を贈る日とされているが、男女ともに本を贈りあうこともある。とされている。

聖バレンタインを祝福した日がバレンタインであり、男女が花やケーキを贈り合い愛を深めたとされた日とされている。

 とこが日本では、神戸モロゾフ製菓(現在のモロゾフ)説があり、東京で発行されていた英字新聞『ザ・ジャパン・アドバタイザー』1936年2月12日付けに同社が広告を掲載したことを重視す ものであり、「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」というコピーの広告を打ち出し、日本中に広めた!と確認されている最も古い“バレンタインデーには チョコを”の広告であったり、森永製菓説、伊勢丹説などもあり、1960年より森永製菓が「愛する人にチョコレートを贈りましょう」と新聞広告を出し、さらに伊勢丹が1965年にバレンタイ ンデーのフェアを開催し、これがバレンタインデー普及の契機となったとする説がある。
 しかし、「バレンタインデー」の文字がある広告が、1956年の西武デパートや松屋の新聞広告や、1959年の松坂屋の新聞広告にも掲載されている。
 はたまた、ソニープラザ説もある。
 ソニー創業者の盛田昭夫は、1968年に自社の関連輸入雑貨専門店ソニープラザがチョコレートを贈ることを流行させようと試みたことをもって「日本のバレンタインデーはうちが作った」と している。
 ホワイトデーはまさしく、お菓子業界が仕掛けた戦略であり、世界では日本だけの文化である。

何が正しく、何が間違いなのか?
その真相はわからないが、花屋にとっての母の日もまた、母の象徴である聖母マリアの流した、真っ赤な涙が大地に落ち、そこから真っ赤なカーネーションが咲いたという神話から、母の日には真っ赤なカーネーションを贈るようになったとされているのだが・・・残念ながら聖母マリアの涙でカーネーションが咲いた現場は誰も知らない。

昨今の節分での「恵方巻き」にしても、大阪では当たり前の儀式なのだが、これが日本全国に広まったのは間違いなく、コンビニ普及の勢いを借りたといっても過言ではない。

知られていない行事が世界には沢山ある。
3月8日のミモザの日なんて、当たり前のように男性から愛する女性に黄色いミモザが贈られる。
これもなかなか素敵な日なのだが、日本では全くといって知られていない。

少々長くなったが、宮脇書店さんのマルシェの出店を、好き勝手に「サン・ジョルディ」にしちゃえ!って企みである。
本屋さんで花を売るのは、なかなか不思議な風景なのだが、全面的にサン・ジョルディ的な告知の仕方をすれば、意外と反応があるかもしれない。
本屋ですから、当然「サン・ジョルディ」を知っていると思われるので、どうプレゼンするかが鍵を握っている。

難しく考える事無く、好きなモノを好きなモノをくっつけて売る。
お客さんがそれを喜んでくれれば大勝利である。
意外と知られていない「サン・ジョルディ」だからこそ、何かが起こるのではと笑みがこぼれる。

好きなことだけで生きぬく力

ジタバタした甲斐があったかどうかは・・・
これからのお楽しみである。

不思議なパワーが沸いてきた。

*写真はサン・ジョルディの日の風景



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