母の日明けの月曜日は雨
母の日商戦は大手が総力戦で小売店を完膚なきまでに抑え込んだ。
これも時代の流れ…といえば身も蓋もない。
身も蓋もないが、それでも諦めずに戦い抜く!
その先にしか未来はない。
親父が逝って半年
ひと月毎に想い出が蘇るそうだ…
ケンカばかりしてたおかんは、顔を合わす度に想い出話しに遠くを見る。
あんたが産まれた5月8日…
母の日が近付くのに仕入れのお金がなくて
あんたのお祝いで仕入れをして凌いだんや。
…初めて聞いた。
この世に生を受けるのは、何か意味があるから。と聞いた事があるが、産まれた時からピンチを救っていたのかぁぁぁぁぁあ!と、熱くなりながら、その反面、ギリギリの戦いを日々繰り返してたのか?と、改めて商売の難しさと奥深さを噛み締める。
48年前…戦ってたなぁ~
車の免許がなく、仕入れは自転車で藤井寺と長居を往復してたらしい。
店をやりながら、教習所に通い、卒業がこの日が最終日のギリギリで合格して、その次の日に門真で取得する綱渡り。
葬儀の仕事をやり始めて、藤井寺全域をたった1人でこなす。
おかんはおかんで、天ぷらを揚げながら花屋を切り盛り…
なんともまぁパワフルな生き様。
負けてられへん。
ノスタルジーに浸るおかん
今になって想い出が蘇るのにもうなずける。
歳の数ほど想い出がある。
1年に1度の大イベント母の日
花屋一つ一つに物語がある。
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