花師のここだけの話し

花師がお届けする熱い想い。気ままに気まぐれに、ぼちぼち更新。ええ塩梅でお届けします。

こんな男でよかったら・・・

2006-02-28 21:36:08 | Weblog
ありがとうございます。
ここ最近の「ここだけの話し」の観覧数が、着々増えております。
それに反映されるかのように、HPへの来客数も増えております。って・・・言いたいんやけど、残念なことに、肝心のHPへのアクセスは、大きな変化はございません。

このブログをはじめてからと言うもの・・・
不思議な現象が起ってる。
「花師さんてええ人やな~」とか・・・
「花師ってよう働いて、儲けてるよな~」とか・・・
「花師さんて、めちゃくちゃ凄い人」なんて・・・完璧に幻想を作り上げております。
この場を借りて・・・深くお詫びいたします。
ごめんなさい。

このブログの中では、ほんまにいい印象しか伝わってないんちゃいますか?
実際の花師・・・等身大の花師とは、皆さんが思うような、凄い人でも、偉い人でも、勉強家でも、儲けてるわけでも、人格者でも・・・なんでもないです。
ただの一環の花屋。
それも自分勝手で、臆病で、偉そうで、ええカッコしいで、独りよがりで、泣き虫で、ほんまにええとこなんかまるっきりない、冴えない男なんです。

昔からよく知る人に、こんな事を言われました。
「昔の花師さんて、いつも人に偉そうで、見下した感じがあったよね」って・・・
ほんまにその通り!
自分自身を振り返って・・・情けないくらいにダメ人間でした。
最近は、周りのいい人たちに囲まれて、多少は人間らしくなりましたが、ほんまに嫌なヤツでしたよ。
自分でも言うのもなんやけど・・・ほんまにダメダメ人間を、絵に描いたような傲慢チキな男。
よくあるパターンで、自分で地球を廻してるくらいに思ってた。

当時を知る人達に、今からでも謝って歩きたいくらいの思いです。
人は生き方をちょっとずれるだけで、大きく道を逸れて行きます。
生まれた環境や、周りの環境で、人は人格を取り戻し、変っていくことが出来る生き物です。
あんな酷かったぼくでさえ、今では多少は世間に馴染めるようになりましたから・・・

今ほんまに想います。
今ほんまに感じます。
人は生まれ変われることが出来る!

花は正直です。
気持ちが滅入ってる時は、必ず花も滅入っています。
腹を立ててる時は、必ず花も怒りに満ちてます。
悲しい時は、必ず花も悲しんでいます。
嬉しい時は、必ず花は嬉しさいっぱいに咲いています。
いつの頃からか、花の活け方が変ってきた自分に、ふと気づきました。
心の底から、花に携わっていることに、嬉しくて仕方がない自分がいることを。

どないしようもないダメな男が、花から何かを学んだのか・・・
それとも周りの人間が、花を通して何かを伝えてくれたのか・・・
その答えを知る由もありませんが、どっちにしても、何かを変えてくれたんやろうね。

こんな男でよかったら
これからもよろしくお願いいたします。

こんな男でよかったら・・・


「flower shop sakaguchi」


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2 コメント

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花がすきなのです。 (かさぶらんか)
2006-02-28 22:45:18
花師さま

花師さまのブログを拝見するようになり、私自身も花への対し方が大きく変ったと思います。

花師さまが変られたように、花師さまの花への想いに大きく影響されたいる者もおります。

花師さまが言われるように、花を生けるときの気持ちは本当に心の移し鏡のようです。

ですからいくら下絵を用意しても駄目なんですよね。

プロなんだから!といきがったも駄目ですよね。

私も(いっしょにして失礼かもしれません)花に教えられることばかりです。

花を華にするのは、私ではなく花自身なのだと花師さまのお話を読ませていただいて思いました。



花師さま

「私は花をなぜいけるのか」

答えはでません。

もしかすると、生きているうちには答えは出ないかもしれません。

それでも、私も花と一緒に生きていきます。

なぜなら、私も

『心の底から、花に携わっていることに、嬉しくて仕方がない自分がいることを。』

感じているからことは確かだからです。



いいお話に今日も感謝です。





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おはようございます (花師)
2006-03-03 08:54:06
>かさぶらんかさん

遅くなりました。ごめんなさい。

「なぜ花を活けるのか?」とのことですが、「活けたい」から活けるのでは?

あまり深く物事を考えずに、本能のままいければいいと思うのですが・・・
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