山に魅せられて

山に魅せられ数十年のシニア女子。
日本百名山達成は通過点、今日も山へまいります。
一押し記事は、雲の平、高天ヶ原。

松生山~笹平(奥多摩・東京都檜原村) 

2013-03-21 | 奥多摩

もし、よろしければ
人里~浅間嶺
松生山の再チャレンジ

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4週間前(2013年2月25日)のことです。

浅間嶺から松生山(まつばえやま 933.7m)に向かっていました。

初めの計画
時坂峠/払沢ノ滝入口方面を左に分けて、松生山に向かう分岐(下の写真)から
おおよそ、30分で松生山の頂上に立てると見込み、



その後は、同じ道を引返し、
先ほどの、松生山分岐(1枚目の写真)から時坂古道コースを
払沢の滝入口バス停に下山することが初めの計画でした。
よもや、笹平に下山することになるとは…o(*^▽^*)oエヘヘ!


登り始めました
1枚目写真の分岐から登り始め、10分ほどの急登でまずは最初のピーク、入沢山。

さらに10分で天領山。

名のない小さなピークを1つか2つ越えて・・青いシートが見えるところにきました。
登りきったところは工事中でした。

少し立往生してしまったわたくしに「どうぞ、通ってください」と・・。


この時に、「松生山はまだ先でしょうか」などと
どうして教えていただかなかったのかと悔やまれますが
失礼ながら、山のことなどはご存じないと思い込んでしまっていたのです。

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松生山はどこ?
ところが、30分過ぎ50分過ぎても山頂らしき場所はなく、そのうち道は下り始めるし、
これはおかしいと、地図を見ようとしたら、前方左側に ↓この標識がみえてきました。




通り過ぎた!?

松生山を通り過ぎていました\(◎o◎)/! 
どちらへ行ったら良いのかと迷うようなところはなかったのですが???
笹平って初めて聞く地名!!


これからどうしましょう…((+_+))…。←考え中

地図(昭文社発行の山地図2007年版)をよく見ると、
松生山から笹平まで登山道の標記はないけれど、

尾根がずっと笹平まで続いていることがわかりましたから、
直角曲りの時などに、枝尾根に入り込まないように注意すれば、行けそうと判断。
さらに、この標識は新しく、この先もしっかりとした標識がある予感。

・登山計画書。自宅においてきた計画書のルートと違う道を行くことになる。
・「間違えたら、分かるところまで引き返す」の基本ルールはどうするの
・時間的なこと。現在時刻13:55。
 計画の分岐に引返し、払沢ノ滝入口までは3時間。(こちらは良く知っているコース)
 笹平バス停留所までは、2時間くらいかな。(初めてのコース)


(こんな時、GPSがあれば心強いねー って、もう笹平に降りる気になっているね)


計画変更 笹平へ下山する

初めてのコースは、もうそれだけで魅力に富んでいるのです。
緊張感とミニ冒険の不安さと、その後の達成感。
これは気持ちよくも、結果によっては危険な誘いでもあります。

ミニ冒険などと少々浮かれ気分な自分を戒め、
これは冒険ではない、絶対ミスしてはいけないと心引締め
ポンと胸をたたいて下山を始めました。



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笹平へ出発
(下山行動開始場所:中47の標識から)

浅間嶺~払沢ノ滝入口バス停コースは、暗めの北側を歩くことが多いので、
笹平コースの明るい尾根道歩きは楽しくて


直ぐに南の方角へ直角曲り・・               払沢ノ峰858m
 

2度目の直角曲り     後半は2、3度急下降→急登→急下降を繰り返し     
 

急登                   最後の下り
 





一人旅

笹平コースは入山者の少ない山域です。この日も人っ子一人会うことはありませんでしたが、
振り返ってみれば、欲しいところに立派な標識があり、自然な山道は踏まれており、
なんとも大げさなことではありましたが、何事もなく下山しました。



下山してから里の女性に、「あらまあ、よく一人で降りてきて、熊がいるんだわ」と
教えていただき、また、その後の別のお山でお会いした都レンジャーさんにも、
笹平コースの熊情報をお聞きして、仰け反りました。

そういえば、熊が爪をかいたような木がありましたし、
木の上の方に、枝が一部枯れた状態の木がありましたが、
もしや、熊が食事をしたあとだったのでしょうか。

熊鈴をずっと、鳴らし続けていて、本当に良かったです。
(御花摘みの時にも鳴らしていました)



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松生山(まつばえやま)の山頂はどこ!!

あの、工事中の場所が松生山の山頂でした。

これは、後日の再チャレンジで知ることになるのですが、
ネットで見た山頂風景とは、まるで想像のおよばない状態でありましたことが、
見落とす誘因になったことは確かです。

手前の分岐などに、松生山山頂ただ今工事中。通行可能。などの
情報が貼ってあれば、おっちょこちょいのわたくしでも山頂標識を探したことでしょう。

工事中の足元に気を取られ、山頂標識から
1mも離れていないところを気づかずに通過してしまったのですから、
適切な場所に適切配置された道標がありがたかっただけに、このことは、残念でした。


ここまで、お読みいただきありがとうございました。
再チャレンジした日のことなどの、関連ブログを後日に載せてまいる予定です。



もし、よろしければ
人里~浅間嶺
松生山の再チャレンジ



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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
1か月後に! (チーママ)
2013-03-24 03:47:56
お仲間とでなく1人だと・・・チョイ考えちゃうこともあるんですね
え?!工事中だったとこが頂上 画像も戻ってまた見てしまいました。やっぱ山頂とは思えなかったでしょうね。
で、1週間前にリベンジ? 雪残る時から景色はまた違っていたでしょう。
再チャレンジ記事も見たいです~
返信する
再チャレンジ! (tkhs)
2013-03-24 10:53:01
また歩いてみるのも良いですね、見落としが不安と冒険心で新しいコースを歩いて、標識は見易い様ですが工事の情報があれば刺激も無く予定通り!回り道でしたが鉄則?遠回りでなくて良かった。
返信する
熊が出るよ (SUB BOKE)
2013-03-24 14:47:16
コメント有難うございました。
奥多摩のまた奥多摩へ良く頑張りますね、
やはり若さですね。熊とも仲良くなれる?
素晴らしい山岳風景を解説と共に有難うございました。
無理しないでください。(笑)
返信する
山勘にぶってまして(;´▽`A`` (チーママさま)
2013-03-28 00:58:14
このようなこと・・ 単独でも起こり得るし、
二人で行っても大勢で行っても、
おしゃべりしていて、小道を見過ごすなんて経験もあります。
ハードな山ほどそのようなことはないのですが、
体力的に楽なお山こそ、要注意なんだわ。

分岐から松生山までの予測時間は、
あの工事現場だったから、「うん?」とは、
思ったけれど、そこまででした、
山勘、鈍ってましたね(*^▽^*)oエヘヘ!
返信する
Unknown (tkhsさま)
2013-03-28 01:26:07
工事現場を通り過ぎたあとも、気持ちの良い道で
どんどん進んでしまいました。
分岐に戻るには1時間ほどかかりますし、
ならば、笹平に降りた方が早いと決心したのですが、

きちんとした標識があったのは幸運だったと思います。
標識がない、あるいは、あっても朽ちていたりしたら
行かなかったことでしょう。


再チャレンジでは、工事現場が怪しいと
にらんでおりました≧(´▽`)≦アハハハ

標識の周りは標識が目立つように片付けられ、
傍らの地面に差し込まれた短い木には、
きれいなピンクの長いリボンが風になびいていまして、

登山者が「標識を見落とさないように」との
気配りが大変感じられました。
返信する
マイペースで (SUB BOKEさま)
2013-03-28 01:35:58
熊とは仲良くなりたくないです~ ≧(´▽`)≦アハハハ

去年の北アルプスでお会いしたガイドさんが、
「高い山でなくてよいので、
日頃から小さな山に登っているといいですよ」と
仰っていらしたので、真似っこです。

が、そもそも、自分が登りたいのです。
写真を撮ったり、足を止めて眺望を楽しんだり、
自分ペースの山歩きをこのところ楽しんでいます。


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Unknown (nakamura)
2013-05-07 06:14:12
おはようございます。

危ない危ない、ベテランにも落とし穴がありましたか・・・(笑い)。
無事下山、おめでとうございます。
返信する
たまたま幸運に恵まれて・・・ (nakamuraさま)
2013-05-08 15:01:59
より良い結果を得られましたが、
反省すべき点がいくつか生まれました。

松生山を通り過ぎてしまってからも、気持ちの良い尾根道に、
ウキウキと余りにも行き過ぎてしまいました。
単独での、こんな失敗は初めてかもしれません。

手持ちの地図には、道はないのですが、
実際にはちゃんとありまして、標識も誤って直進しないようにと
肝に銘じていた直角曲りにも、分かりやすい標識があり、
ラッキーでした。

今回、ある意味、地図読みに自信を持っちゃいましたが、
このことで、天狗になってはいけないと、
強く、心引締めています。

>危ない危ない、

ほんとうに、そうでした。
コメントありがとうございます。



返信する
Unknown (Unknown)
2021-12-13 22:59:48
先々週、浅間嶺から松生山~笹平のコースをたどった者です。
本来計画していたコースを時間の都合で変更したのですが、松生山の山頂以降、落ち葉が積り足が滑る中でアップダウンが幾度となく続き、かなり厳しい思いをしたのが印象的でした。
こちらのサイトを先に見ていれば……との思いです。
檜原村には再訪する予定ですが、今後も参考にさせていただきます。
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