山に魅せられて

山に魅せられ数十年のシニア女子。
日本百名山達成は通過点、今日も山へまいります。
一押し記事は、雲の平、高天ヶ原。

三頭山(最終回) 「ドラム缶橋」渡って ~三頭山~槇寄山~数馬BS

2015-09-11 | 奥多摩

梅雨の晴れ間の「ドラム缶橋」はどこへやら、山頂は霧に包まれていました(^^)
 




今回(2015年06月29日)のテーマは、
御堂峠を通らないで三頭山西峰に登ること

実は、あの日(2015年6月10日)
鶴峠からでもなく、御堂峠からも、ムシカリ峠からでもないところから
三頭山西峰に登ってくる人(仮名:Aさん)が、居ました。


その時、たまたま、山頂にいたワタクシは、

Aさんを見下ろす/ 出迎えるような位置関係になりまして
三頭山西峰に直登できる道のあることを、教えていただいたのです。

と言いますか、Åさんは「ドラム缶橋から道なりに歩いてきた。」
「御堂峠は、どこか分からない」ということでしたが。



それからは、ワタクシもヌカザス尾根~三頭山に登って
西峰に直登することを心に温めていましたが、

それが、こんなに早く実現するなんて想定外のことでした。

車内で居眠りをして奥多摩駅を下車しそこなわなければ、
もっと、後になったことでしょう(〃'∇'〃)ゝ。

ちなみに当初の計画は、雲取山の往復でした








1.鶴峠分岐~三頭山西峰を直登


12:08 鶴峠分岐をスタート。

ここからは広がったところを、緩やかに道が延びています。


こんな、岩ゴツゴツのところもありましたが


再び緩やかな歩き良い道になり、コアジサイが目を楽しませてくれます。



そうして、進んでゆきますと道を塞ぐこの倒木。


倒木を越えて進む道は、何事もなさげに前方に延びていますが
視線を移してゆくと、左側の奥の方に小さくピンクリボンが見えました。



(゜口゜;)うっ・・・・・間違えた?!

確かに、(・_・?)っ て、足を止めたところはあったけれども、
そういうことはよくあることなので、進入OKと判断して進んできました。

このまま進むのも心の迷いが残るので、あのリボンのところまで行って

何処へ向かう道なのか確認しようとしましたが、そもそも、リボンまでの道が
枯葉にうずもれているのか、見当たりません。


;;;;(;・・)ゞウーン どうしようかな ε-(´・`) フー


倒木を越えて前方に伸びるこの道は、
南(おおよそ西峰直登)の方角に向っていますし…


ピンクリボンは東の方向に向かっているようですから、
あちらは御堂峠に向う道と解釈し

今日は西峰直登がテーマですから、そのまま直進することにしました。


昔(って、どれだけ昔だったかな)、御堂峠から、
ここにくる道は、ヤブっぽかったですが、それ以上にうっそうとした藪道が山頂から下ってきて合流していました。

「あれは、道かしらね」と友人と交わした言葉を思い出しますが、
あの、ヤブ漕ぎの道が、現在の西峰直登の元々の道だったのかもしれません。



進むほどに、道が はっきりしてきたので、これが直登への道と確信しました。
 

少々、急坂になり始めたところで、ミニ分岐(T字路)に出ました。右側が尾根っぽくて
直登ルートのようなので右をセレクト。左は御堂峠へ進む道のようです。



それにしても、標識ですとか目印はないものかと左右を見たら、
右側の細い木にピンクテープを発見! 

そう言えば、Aさんも、「テープがあった」と仰っていましたから、
それはここの事だったのかなと、合点がゆきました。



ここから、更なる急坂を5分弱。(〃´o`)=3 フゥと顔を上げたら
霧の中に、三頭山西峰が姿を見せていました。



12:35 三頭山西峰到着。
山頂に上がって、すぐ振り返り、パチリ。霧で見えにくいけれど。






 
2.三頭山西峰~槇寄山~数馬バス停

13:13 西峰スタート

何時もの二度曲りの木にお目にかかり…

下って…

13:23 誰もいない静かなムシカリ峠 ウィークデーだから?



13:24 そしていつもの三頭山避難小屋。ここで毎度、トイレをお借りします。
三頭山西峰が混んでいるときは、小屋の外のベンチでランチすることも。

何時ぞやは、雨と雷に見舞われて、小屋の中で雨宿りをしていたら
「あっ、開いている!」、「入ってもいいのだ」と、通りがかった
方たちで、賑やかになったこともありました(^^)



13:43 少しの登りに、なぜか何時も足取りが重くなる大沢山(標高1482m) 
 

この後、急な下り。一気に標高を下げ…深山の道

そして、日本山岳レース35km地点の標識を左に見て、



13:53 都民の森はここまで。(三頭大滝、西原峠分岐)


此処の標識


標識拡大



ここから、さらに急な下り、岩尾根も少しあり、どんどん下ります。
ここすぎれば、後は緩やかに…

14:13 クメケタワ   クメケタワって、どういう意味?
タワは鞍部。緩んだところ。クメケとは?? 


さらに進んで…

もう、前のことですが、通りがかったら右側が、伐採されて明るくなっていました。
何かな? もしや? 富士山が見えるのかな?

近づくと・・ 

今日は見えませんが、この隙間から、ぴったり、富士山が見えたのです。
富士山眺望のために伐採したのでしょうか



ほんの少し先で、(山梨県上野原町)郷原分岐
 


さらに先…

笹がちょっとうるさい登り。ここは笹尾根ですから(^^)。
 


そうして、本日最後の登り…、小さい登り。。


14:35 槇寄山(標高1188.2m)
東京都西多摩郡檜原村と神奈川県相模原市との境にあるお山。
頂上の形は、稜線上にあって東西に長く、

写真は、三頭山側(西側)からみて奥の方(西原峠に近い方)です。

お天気が良いと正面に富士山、御正体山、右の方に三ツ峠山、
滝子山
などが、見えますが、あいにく今日も眺望が開けません。


 


リスタート。下り2分で西原峠。左折して…



「国定忠治が遠見した木」を過ぎて…


数馬・大平分岐 ワタクシは数馬へ。


大平の登山口が何処にあるのかは、またの機会にいたしましょう。
myブログ長すぎですから。(10000文字数を超えてしまいました



どんどん下ると、お家の脇を通らせていただくようになりまして、
右側に水槽の金魚ちゃんが迎えてくれます(^^)

目の前の階段を下って、道なりに「みなみばし」を渡り、檜原街道に出たら
数馬バス停は左に。
仲の平バス停は右に1分ですが、武蔵五日市駅まで座りたいことと、
トイレがあるので、三頭山寄りの数馬バス停に6分程、歩いています。

15:44 数馬バス停にゴール。
山中はほとんど一人旅でしたが、バス停では7、8人の1グループさんで
賑わっていました。




登山者カード入れ(五日市警察署山岳救助隊)
で、座るところがないので、バスの到着を待ちつつ、ぶらぶらしていたら
登山者カードを入れるポストを発見。

何度も乗降しているのに、何時備えられたのか、全く気が付きませんでした。
もし武蔵五日市駅でポストに入れ忘れたら、ここで入れることにします。
 



ようやく、終わらせることができました。
本当に長くて済みません。









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8 コメント

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Unknown (SHOU)
2015-09-12 09:27:09
道・・・迷わなくて良かったですね~♪
一番印象に残った写真、”二度曲りの”
顔こそ写っていないけど、これは「女性の河童」」だと直感しました~
なだらかな背中から腰のライン、右腕、太もも、膝、足・・・
やっぱり、これは河童です~
昔の「お酒の黄桜」知ってますか・・??
あれが直ぐに浮かんできましたね~(*´з`)
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足元にも及びません (mino)
2015-09-12 15:11:15
hanasakuokaさんこんにちは、初めまして
雲の平の記事まで一気に読みました。
アルプスの縦走もなさるベテランなのですね
高所恐怖症の私なんか足元にも及びません。
というか、そもそも体力が持ちません。
この記事を印刷して地図を持参すれば、道迷い
しないで登れそうな気がします。

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楽しませて頂きました (tkhs)
2015-09-12 16:02:52
細かく解説していただき有り難う御座いました。
もう歩けない所です!拝見して楽しんでいます。
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Unknown (SHOUさま)
2015-09-13 22:25:01
なるほど!!
言われてみれば、あのセクシーな座り方ですね。

「お酒の黄桜」、知ってますとも《《《《♪♪(*´▽`*)ノ゛うふふ~

これから、ここを通るたびに、、
SHOUさんのの黄桜」を思い出して吹き出しそうよ。

(≧(´▽`)≦アハハハ

三頭山をご存じのブロガーさんがこのコメント読んだら
笑い出すわよ、きっと。=^-^=うふっ♪
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Unknown (minoさま)
2015-09-13 22:57:49
こんにちは~

雲の平の記事までも、お読みいただき
ありがとうございました。

富山の駅前のビジネスホテルに前泊して
体の負担のを軽減を図って、スタートに備えました。

もう、若くはないので。深夜バス、夜行電車は
利用しなくなりましたから。


お天気に恵まれて、わりあい良い写真が撮れたので
ブログ作成にも力が入りまして、
おかげさまでワタクシの人気記事になっています。

ワタクシの山ブログとしてのスタンスは、
お読みいただいた方が、ルートを
イメージしていただける手助けになれば
ということです。

このことは、私自身も、他の方のブログ、
HPなどに求めることでもあります。

ですから、今日は、minoさんの
コメント内容に感謝をしています。

ありがとうございました(*´∇`*)
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Unknown (tkhsさま)
2015-09-13 23:04:02
読んでいただいてありがとうございます。

今年も、昨年も、充実した夏山登山とは
言えませんでしたが、
次回は、夏山の記録を残そうと思います。

tkhsさんが、登ったことのあるお山であったら
好いのですけども(*´∇`*)
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こんにちは (バボ)
2015-09-18 14:46:19
手つかずの森の雰囲気がイイですね~
展望が良いと更に良いのでしょうが、幻想的なガスの中もなかなか・・・

ルートを少しでもわかりやすく説明しようとすると
長文になりますよね!!わかります。^^;
でも、はじめて歩こうと思っている方には写真付きで丁寧に説明してあると
凄く助かるとおもいます。
自分もいろんな方のブログを参考にさせてもらってますが、凄く有り難く思っています。
予習して、実際に歩いて、ブログで復習してと自分の為にもなりますし。(^^)
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Unknown (バボさま)
2015-09-28 22:48:46
それでも、このようなブログの作り方で良いのか、
失礼ではないだろうか、
何処か、間違えているところは無いかしら・・等

(入力ミス、変換ミスは数知れずですが)

考えることがあります。

今回は、さらっと書こうと決めていても
つくりだすと、画像の上に文字も載せてしまうのですよね。

つまり、
>予習して、実際に歩いて、ブログで復習してと自分の為にもなりますし。(^^)

なのですよね。
ブログアップ大変と思いながらいつの間にか
もう一度登山をしているように楽しんでいる
自分に気付くのですから。

少し前の「壁紙の張り替え」記事を
見せていただきたくて、
うずうずしていますが、明日は早朝の
外出ですから、今晩は我慢します。

お返事が遅れて済みません。
お彼岸前から、主婦しごとで手が回りませんでした。

ゆであずき缶を使って「なんちゃっておはぎ」で
ごまかしたところもありますが(*´∇`*)


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