山に魅せられて

山に魅せられ数十年のシニア女子。
日本百名山達成は通過点、今日も山へまいります。
一押し記事は、雲の平、高天ヶ原。

早春の花!! ざぜん草を求めて 小倉山へ &塩ノ山

2020-06-18 | 金峰山・奥秩父・甲武信 ザゼンソウの小倉山
ざぜん草の花は、情熱の花⁉
開花するときに、真ん中のラグビーボールのような花の部分が20度にも発熱することで、
周りの雪を融かし顔を出します。そうして
臭い匂いを出して、蠅などの虫を呼び込み、受粉させるのだそうです。
すごい植物ですね。
別名:スカンクキャベツ。花言葉は「沈黙の愛」「ひっそりと待つ」。



 

「えっ、始発なの?!」と・・
ざぜん草群生地を見学(行き先1)に、電車・タクシー・バスで、甲州市の「玉宮ざぜん草公園」にお邪魔をしました。
自宅最寄り駅を、始発電車でスタート。 メンバーは3人。

甲州市民バス/玉宮線 は、塩山駅南口(改札を出て右へ)~玉宮バス停留所まで、一日3往復(朝、昼、晩)します。
しかし、中央本線塩山駅発の始発バス(6:53)には間に合いませんので、行き道でタクシーを使いました。
(タクシーは、塩山駅北口。改札を出て左へ。 予約をしたタクシーは、そこで待っていました)

下山後は、毎度気になる甲州市街のお山、塩ノ山ハイキング(行き先2)の予定。
こうして時間を逆算しますと、最寄り駅スタートは始発電車が良いと思われました。
メンバーも納得。(´▽`) ホッ






日程・天候:2020年3月12日(木) 

行き先1:ざぜん草群生地・小倉山(標高954.8m)・上条山(標高996m)

アクセス:(利用交通機関は、電車・タクシー・バス)
     
 往路 中央本線塩山駅7:22着。タクシー前日予約済。玉宮ざぜん草公園駐車場(7:40頃到着)迄。   
 復路 湯原バス停留所(甲州市民バス/玉宮線)12:37に乗車予定も、間的余裕があったので里山を楽しみ下り、
途中のバス停で、時間どうりに下ってきた同バスに乗車。
    
スマホ地図


周遊コースなのでどちらから行っても良いのですが、
今回は「ざぜん草群生地→小倉山→上条山→ざぜん草公園」にしました。

青丸のしるし が、おおよそのスタート/ゴール 地点です。

赤丸(上条峠)で左折。

帰り、黄丸地点まで歩きました。
バス停名?思い出せなくて(^^;)

 




行き先1の① ざぜん草群生地~稜線分岐⇆小倉山頂
公園内で準備を済ませスタート。

ざぜん草公園から下に見える橋を渡って直ぐ、T字路(売店先の分岐)を左へ。
その先は右に進むと、ざぜん草の群生地。
下の図では、右からきて青ラインへ進む。赤ラインは復路。


7:51
群生地は、電気柵に囲まれていますから、電気柵の扉の錠前を外し中に入り閉め、
群生地を出る時も、閉めておきます。


ピンボケですが・・(^^;) 群生というよりはポツン、ぽつんと咲いていました。
ざぜん草は、このような日陰で湿った場所が好きですね。


ざぜん草を見に出かけたのは3度目/3ヶ所目ですが、
どこでも臭く感じなかったのは、時期が遅かったのかな?
雪は跡形もなく融けていましたから。


7:54
ざぜん草は、林の中の水辺が好きそうですね。



そうして、群生地を抜けると、頭上は空けて、次第に明るくなってきました。
目指す稜線は、すぐそこですが、なかなか急坂です。


稜線に上がったところが尾根道の分岐。
右に行けば小倉山の山頂へ。左に行けば、尾根道コースを上条山へ。

8:25



8:41 小倉山展望台/山頂着 
山頂標識のてるてる坊主が可愛いですね。てるてる坊主を覚えておいてくださいませ


頂上/標高を示す板は展望台に付けてありました。


展望台からの見晴らしは、素晴らしく、時を忘れてしまいます。

小倉山(展望台)から甲府盆地。帰りに寄り道予定の塩ノ山。その後方に南アルプスの山々。
左から、南アルプス南部の山々。そうして白い、聖岳・赤石岳・悪沢岳 。


同じく左から白根三山(農鳥岳・間ノ岳・北岳)、
鳳凰三山、仙丈ケ岳、アサヨ峰、木に隠れかかっているけれど甲斐駒ヶ岳。


あらっ、富士山は?
左の方に見えると思うのですが、樹々に隠されている?

探す事を諦めて、展望台の階段を慎重に急ぎ下り、仲間を追いました。
一人旅ならば、富士山をしつこく探すところですが

9:16 同じ道を引き返し、先ほどの分岐に戻ってきました。




行き先1の② 稜線分岐~上条山~ざぜん草公園
尾根上の分岐を真ん中に、それぞれ位置する小倉山と上条山。
二つのお山を比べてみると、以下のようです。

小倉山への道は、木立の中の道幅広く、緩やかな登り下りでした。
更に、山頂(展望台)からの絶景は何時まで見ていても飽きません。

上条山への道は、道幅狭いところもあり、傾斜は急で、足元に注意が必要でした。
山頂からの眺望は開けません。

お山の好き好きは人それぞれ。両方を楽しめて面白かったです。


この辺りで、進行方向右側/東の方角に、木々の間から大菩薩連嶺の雷岩辺りが見えました。
写真は上手く撮れなかったけれど。

9:58 上条山山頂 到着

 
山頂はある程度の広さがありますので、「此処で昼食を」と、メンバー揃って即断即決!(^^)!
早朝のスタート。朝食時間も早かったのでお腹が空いていました。


もう一つの上条山山頂標識  ここにもね! てるてる坊主です。


上条山の下りにも小さなアップダウンがありました。


10:52~11:00 上条峠到着。予定通り、平沢集落方面に左折。


今思えば、上条峠を10分ほど直進し、上条展望小屋に寄り道したら、
富士山を望むことが出来たのかもと、少しばかり残念です。


11:28 この分岐で平沢集落への道を右に分け左折。
曲がらず直進すれば、玉宮バス停(終点)で時間的にも短いのですが、
ト〇〇が、なさそうですし、本日私たちは淑女ですから(o^―^o)ニコ


狭いけれど、良く踏まれた道で以外に歩きやすかったです。


11:43 朝スタートした道に合流。 周回コースであることがよくわかります。


橋を渡って、駐車場の一段上が、玉宮ざぜん草公園。到着~



行き先1 ざぜん草群生地見学”は、以上です。
ここまでありがとうございました。






行き先2 塩ノ山(標高552m)ハイキング

甲州盆地の市街地に、ぽこんと浮かんだように見える塩ノ山。
初めて見た時から此の方、とても気になるお山でした。
今回、ざぜん草群生地の見学に加えて、お邪魔をすることが出来とてもうれしいです。
  ↓ 2020年3月12日(木) 小倉山展望台から望みました。


アクセス:(利用交通機関は、電車・バス)

  往路 ざぜん草群生地を見学の後、湯原バス停留所(甲州市民バス/玉宮線)12:37 バスに
     乗車予定でしたが、 時間的に余裕がありましたので歩いて下山を始め、
      途中のバス停で 下ってきた同バスに乗車。
   塩ノ山に近い停留所で下車。 
   
  復路 下山後は、歩いて、中央本線塩山駅北口へ
     
   ※駐車場  塩ノ山:向嶽寺の駐車場 
  

スマホ地図


赤丸から緑丸までが、
バスを下車して、塩の山に登り、下山し、
JR中央本線塩山駅北口までの記録されたルートです。

が、残念ながら正確ではありません。
赤丸はバスを下車し、
信号を渡ってからGPSを起動させましたので、
実際に下車したバス停留所は、少し手前になります。

下車した停留所名は、
「塩ノ山 近くの停留所で降ろしていただけませんか」と
運転手さんにお願いをし、メモも書き留めたのですが紛失。

分からなくてごめんなさい。





12:41 バスを下車し、「町屋」の信号をこの様にわたり、少々進み・・


右側の温泉街、一見住宅街のようなところへ入ってまいりますと
その途中にこのような道案内がありました。



事前のネット検索により頂いたアドヴァイスでは、
「地元の方に教えを請いなさい」と。
理由は、「分かりづらく、自分も、しばし迷子になったから」でした。

温泉街をまっすぐ進んでいるつもりですが、そもそも、此処は温泉街なの? 
私たち迷子になった?? 等と疑問がうまれ・・。
その時、こちらに向かって一人の女性が歩いて来られます。

教えていただこうとお声を掛けさせていただきましたら、
今、来られた道を、30mほど先まで戻り、此処に案内をしてくださいました。
分かってみれば、単純な行き道でした。

12:50 


お陰様で迷子にもならず、スムーズに、ハイキングスタートです。


12:53 急な階段を上ると、左側に長く遊歩道が延びています。

画像で見ると・・こうですね。


12:57
数分歩くと道標。歩きこまれた土と木の階段。

上と同一場所


此処から、上に登るのですね。




ジグザグ登ってゆくと第一休憩所がありましたので、此処で一休み。
遊歩道が大変で休みたいのではなく、小腹が空いたので ( '༥' )ŧ‹”ŧ‹” (◜ᴗ◝ )
  
第一休憩所を過ぎ、道標。再びジグザグ。


13:54 そうして山頂です。東屋に『塩ノ山』の標識が付いていました。
さすがに、ここには独立したお山ですから、鈴はありませんね。


東屋を背にして展望の良いこと。アラッ!! 左の木にも・・


標識が付いています。
近づけば、てるてる坊主。ここにもありました。
付けてくださったのは、故郷を愛する地元の御方でしょうか。それとも?


そうして、山頂を通り抜け、向こう側から道なりに下山です。

14:16 
右下に見えてきたのは、一見、この建物は? 
と思ったほどのきれいなトイレでした。



塩山駅に向います
此処から、スマホのルート通りに塩山駅に向う、
又は、スマホルートを離れ、道を探しながら塩山駅に直行。
いづれかになりますが、
塩山駅に直行が速そうに思え、そうしました。

その結果は、道が分からず、何人もの方に詳しく教えていただきながらも、
無駄な歩きが多く、疲れました~

やっと、中央本線を右に見る道に出て遠くに、塩山駅北口が見えてきたときにはホッとしました。
(駅が近そうに見える下の写真は、拡大・トリミングしています。)



15:21
高尾駅行き電車を待つ、塩山駅のホームから二つのお山がくっきり٩꒰。•◡•。꒱۶
やっぱり山はいいな~と、頬ゆるみ、疲れとれる~で、ございました。٩(ˊᗜˋ*)





季節外れのお話しで、恐縮致しております。
お越しをいただき、心から感謝を申し上げます。
ありがとうございました。
   hanasakuoka


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久し振りです (自然を尋ねる人)
2020-06-25 21:39:18
季節外れも趣があって面白いです。
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Unknown (自然を尋ねる人さま)
2020-06-26 10:41:36
そうですか、ありがとうございます。
小学生の頃から作文苦手で、時間がかかっておりました。
こんなに歳を重ねてもなおですよ。(*´∇`*)
自然を尋ねる人さまに置かれましてもお元気そうで嬉しいです。




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間隔開きすぎ (自然を尋ねる人)
2020-07-25 21:18:57
私もそうですがなかなかブログを作成する余裕と気力が薄れてきたようです。
こちら人物写真を見る限り、妙齢の女性。
それにしても行動と近代機器を上手く使われていますね。
GPSなどどうにもなりません。
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ザゼンソウ (おみや)
2020-07-27 07:55:15
おはようございます。
ザゼンソウしばらく見ていません。あなたのブログでがぞうをたのしみました。
今回の連休、霧ヶ峰に行ってきました。
あいにく雨に降られてしまいましたが
一緒に行った孫にはよい経験になったと思います。このチャンスに花の美しさも覚えて欲しいです。
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返信遅くなりまして・・ (自然を尋ねる人さま)
2020-08-05 00:18:03
申し訳ございません。
そして、コメントを有難うございいます。
outlookが、消えてしまい、コメント受信メールを見ることがなく、
ふと、ブログ画面のコメント数が2から4に増えていることに気づいたのでした。

>ブログを作成する余裕と気力が薄れ・・
本当に、同感です。
今年度から、○○の常務理事、健康推進委員など降ろさせていただき、ゆとりが生まれブログにまい進できたのは一時のこと。
主婦はそれなりに忙しくて余裕はなく、誠にもって気力が薄れゆく次第です。
コロナで山へ行く機会が減っていることも影響しておりますが。

outlookは、100%機能が戻ったわけではなく、受信送信はできますが電話帳などのデータの復活は、もう少し後になります。データが壊れていなければよいのですが。パソコンの知識が薄いので、此処まででも復活させるのにたくさんの時間を要しました。
後、もう少しです。


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返信遅れてごめんなさい (おみやさん)
2020-08-05 00:31:09
そうして、コメントを有難うございます。
outlookが突然反応しなくなり、コメントをいただいたことに気づくのが遅れました。

離れて住まうご家族伴に、霧ヶ峰にお出掛けになられましたとのこと、良かったですね。
さぞや、お愉しみであったことでしょう。
お孫さん、さぞやたくさんのお花をご覧になったことでしょう。
おみやさんのご教授の下で。
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こんばんは (4321mtmt(光江))
2020-08-26 23:11:59
お出でいただきありがとうございます。
久しぶりにお名前をみて嬉しかったです。
返信する
Unknown (4321mtmt(光江)さま)
2020-08-31 23:32:46
足跡を、コメントを残していただきまして
(人''▽`)ありがとう☆ございます。
この頃は、なかなかブログに時間を割くことが出来なくて
歳のせいかな? 
恥ずかしい限りです✺ε(∗❛ัᴗ❛ั∗)з✺
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おはようございます (鈴木)
2020-10-26 07:37:26
海が好きな60代です
ブログ拝見してます
私は腰の手術をし山登りは出来ません
こうしてブログにお邪魔し楽しんでいます
趣味&リハビリで平らな砂浜を歩いています
返信する
有難うございます。 (鈴木さま)
2020-10-30 00:21:51
こんにちは!
コメントを有難うございます。
山、好きですが、海も大好きです。
つい最近、伊豆半島に行ってきました。
石廊崎を見学したときは、ものすごい強風で
飛ばされそうでしたよ。
打ち寄せる波は激しく強く、照日にぎらぎらと輝いていました。
海も山も好きになったのは、父がそうだったから。
小学校低学年までの数年間は三重県鳥羽市で育ちました。
、浜をはだしで歩いた感触が、潮干狩りが、波で戯れたことなど、懐かしいです。(^▽^)/
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