神戸元町を歩いていて見かけ、気になっていた 「戦没した船と海員の資料館」。
ひょっとしたら 父の乗っていた船の写真も展示されているかもしれない と思って見に出かけました。
戦没した船の写真や模型などが展示されていました。
戦没日時順に展示されているので、父の船の戦没日のところをさがしてみると、
ありました!
あの第2次世界大戦で戦没した日本の船は 官・民一般汽船、漁船等合わせて7000雙以上だという・・・。
亡くなった船員の中には まだ14、5歳の少年もたくさんいたという・・・。
いろんな思いを込めて手を合わせ、展示を見て回りました。
戦後70年ということで この夏はマスコミでも 戦争に関することが多く報道されていました。
今年は特に 満蒙開拓団、従軍看護婦、少年兵のことが多く取り上げられていました。
連日 涙目で見たそれらの報道。
戦争で苦しく、悲惨な体験をした世代の人が高齢で亡くなっていきます。
私は終戦前年生まれで 当時の記憶はありませんが、母や祖母などに聞いていた戦中戦後のことを 伝えていかねばならないな、 とあらためて思っています。
(8月11日)
私の街でも、このたび友人たちが「タチソ」写真集を出版しました。写真集には、今年5月にアメリカ国立公文書館で見つかった米軍調査団が45年10月に撮影したとされる壕の写真10枚も収録されています。
足元の重い事実に、改めて加害の責任を感じます。
知らせていただきありがとうございます。
知らないで過ごしていたことの、なんと多いことよ!