花餅屋廼徒然書附帖

歌舞伎の世界に魅入られた男の、余りにも刺激的でグダグダ過ぎる日々…

天王寺屋さん…あぁ(涙)

2011年01月05日 01時41分53秒 | 徒然に歌舞伎噺なと…

中村富十郎丈がお亡くなりになられたそうだ…。
11月の新橋演舞場での『吉例顔見世大歌舞伎』の出番である、『ひらかな盛衰記』逆櫓の畠山重忠 を途中休演されたのが、まぁ、最後の歌舞伎の舞台だったそうです。
勿論…いやぁ、私は此の舞台を観ていません…。
うぅぅぅん…。
たぶん、私が富十郎さんの舞台を最後に観たのは…?いつだろうか?
恐らく…平成十九年の南座での『吉例顔見世興行』中村錦之助襲名披露興行…壽曾我対面での工藤祐経でしょうか…。
だいぶんと前だよなぁ。
其の前に、国立での正月公演『御摂勧進帳』での武蔵坊弁慶が記憶に残っています。
でもなぁ…惜しいですよね…悲しい。

今年の正月興行には、『壽式三番叟』での翁を勤めることになっていましたね…附千歳に鷹之資くんが…お目出度い翁に相応しい…天王寺屋さんに、千歳に愛息子の鷹之資くんが…考えただけでも、泣けてきます。
当初は二人のキャスティングだった翁ですが…梅玉さんがお一人で翁を勤められるそうですが…うぅぅぅぅん…鷹之資くんが…。
まだまだ幼い彼でも、此の舞台は勤められるのでしょうね…あぁ、無理してでも観に行こうかなぁ…。
そんな雰囲気が漂っていますが…無理そう(大泣)

其れはもとより、天王寺屋さんのご冥福を心よりお祈り致します…。



最新の画像もっと見る

post a comment