花餅屋廼徒然書附帖

歌舞伎の世界に魅入られた男の、余りにも刺激的でグダグダ過ぎる日々…

本家での法事…仏事は疲れます(汗)

2009年12月20日 23時20分58秒 | 徒然とお出かけ…
花餅屋本家…播州のとある処ですが…法要でして…。
おばあちゃんの十三回忌となります。
今年の春…父の納骨をした折に、本家の伯父さんから来るようにと言われていましたが。
先日、手紙で案内が来ていた。
母と、私と…二人の案内です。
いやぁ…やはり、行かないとダメですか?
しんどいしなぁ…とか言っていてはいけませんから、行きましたが(汗)

車で行くか…電車で行くか…悩みました。
法事の後の…呑めませんしねぇ。
電車だと…移動が面倒だし…駅から遠い。
毎度、車で帰っていますので、いざ電車だと考えたら…邪魔臭くなる。
ホンマ…困ったものです。
八尾の叔父さんに訊くと…どうやら車で行くらしい…と言って、積んで行ってあげるとは言ってくれなかった。
まぁ…其れも気を遣うし…あとの予定も違って来るからから、そうは行かないモノだ。

で…やはり、車で行きました…(汗)
お経さんが上がるのが、10時からだと聞いていますので…9時半頃までには行かないとねぇ…。
そんな心積もりで家を出る。
阪神高速で行くべきか…とか、思いながらも…うぅぅぅん。
混んでいたら、困る…遅れたら、面倒だ。

いっそのこと、山陽道で行こうかと…もう、前回みたいに道を間違う心配はないし(汗)
此方の方が、断然早くに到着するはずだ…。
近畿道から…吹田へ…中国道に入って、山陽道に入る…。
後は、姫路まで一気に向かう。

寒いとは言え…やはり、寒いよなぁ…中国道から山陽道への分岐点、神戸ジャンクションを越した辺り…山の中ですものね…一気に気温が下がっています。
外気との温度差が…ガラスが曇りまくり。
雪のようなモノも…チラチラと…大丈夫か?

無事に通り抜けて…気温も段々と上がっていく。
姫路に入って…バイパス道を走り…チャンと間違えずに目的の出口で降りる。
さて…其のまま、花餅屋本家に向かいます。
と言っても…行くのは久し振りだよなぁ…ほぼ一年半ぶりか?
確か…去年の盆頃に墓参り行った折に立ち寄ったから…家の仏壇にもお参り致しましたし。

久し振りに走る道でも…変わっていないような…変わっているか?
母家のガレージに行くと…もう、八尾の叔父さん夫婦が来ていて、母家の伯父さんもいる。
丁度いい具合に到着したようだ…。
車を駐めて…ウダウダと話しながら…花餅屋本家の屋敷に向かう。

久し振りに会う親戚たちとも御挨拶…。
お仏壇にお参りと…南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏…。
あぁ、御仏前と御供え物と…置く。
私は…如何しようか?と思っていたのですが…招待されているのだから…。
御仏前はイイとして、お供えだけ…御線香をさせて頂きました。
御仏前をお盆の上に並べて…お加へに…御供に…彼是していたら…其の内に、親戚の方々が持って来た物を受け取る係みたいになってしまった(汗)
だって…皆、私に渡すんだもの(苦笑)
御仏前の金封をお盆に綺麗に載せて…其の隣にお加への袋を並べて…っと。
あぁ、御供え物も…金封はまた其の並びに置いて…品物は…大小とたくさんあるので…わかりやすいように…邪魔にならないように…並べる。
結構の数です。
花餅屋宗家ですので…親戚附き合いも広いし。
兄弟も多いから…またおばあちゃんの法事ですので…其の子供たちも…多いんだよ。
八人兄弟で…亡くなっているのは、ちょうど真ん中の…うちの父だけと言うのも…(涙)
で…孫は???
家の孫は勿論ですが…家の孫以外で出席している孫は私一人だけだよ…。
何と言うか…其のぉ(汗)

お寺の御縁さんがお越しになられた…。
ぞろぞろぞろと…皆さん仏間へと…。
花餅屋宗家の家は、昭和二年に建てた家らしい…。
当時では贅を凝らした家らしく…仏壇も家に合わせた特注の立派な仏壇である…。
昔ながらの田の字型の家で…昔の法事ならば、全ての襖を取っ払ってのたいそうな法事だったが…。
今回は、仏間のある奥の座敷と手前の部屋との二間です。
でも…多人数ですよ。
私は、外の孫なので、手前の部屋で座っていました…。

お経が始まります…。
流石は田舎ですよ…丁寧です(汗)
浄土三部経…何かわからんが…お経をタダ単に上げるだけでなく、祝詞みたいなモノを…最初に申し上げて…皆さんご一緒に…って…(汗)
途中に休憩も入って…みっちりと。
大阪では、考え附きませんよ…流石は播州ですよ(汗)
“お加へ”の分として、正信偈を全員で上げて…また、ゆっくりだよ…(汗)
こんなにゆっくりに正信偈上げるのもなぁ…(汗)

お経が終わって…都合、四部のお経さんですか…御縁さんによる法話です。
丁度、頃合いの時間になって…法話も終わりました…じゃぁ、場所を替えて、仕上げのお食事です(苦笑)
少し離れている処だが、従兄弟が出している居酒屋があって…其処でお齋の御用意です。
ぞろぞろぞろと…歩いて行きます…やはり、結構と離れていますよ(汗)
お店に着いて…コートを入口に置いて…如何しようか?
私は孫だし…と言うか…同世代は皆無と言っても過言ではない。
本家の従兄弟と言っても…一廻りくらいは離れているし…まぁ、隅の方に座っておきましょうか…。
と思っていたら…向こうで呼ぶ声が?
花餅屋宗家の総領の伯父さんが呼んでいる。
えっ?横に座れって…(汗)
いやはや…。
呼ばれるままに…奥に行く。
まぁ、厳格ではないけれども、上座ですよね…此の位置は。
伯父さんの隣に座る。
伯父さんの向いには、八尾の叔父さんが座っていて…其の隣には…私の前になりますが、明治大正の頃からの一蓮托生の親戚筋の小父さん…まぁ、伯父さんたちから見たら従兄弟の子供の位置附けになるのですが…。
で、其の隣には、御縁さんでして…田舎はお寺さんも一緒に法要の後の宴席に参加されます。
私の隣には…亡くなったおばあちゃんの出生の親戚筋…私には余りわからない。
母は、知っているようで…後で話していた。

伯父さんの挨拶があって…食事が始まります…。
私は…車だから、勿論お酒はダメです。
八尾の叔父さんも…ダメです。
烏龍茶で…頂いていました…(汗)
料理が次々と運ばれて…私は食べるのに掛っていました。
でもねぇ…席が席だから、色々と皆さんと話もしないと(苦笑)
お寺の御縁さんとも…彼是と…いやはや。
まぁ…伯父さんとしては大阪の花餅屋の跡取りとしての顔つなぎとして…今後の花餅屋一族の為にも…大袈裟か?

ほぼ食事が終わって…皆さん御機嫌ですよ。
御縁さんも…『おばあさんはお元気で遣ってられますか?』
と聞かれる…此の場合の“おばあさん”は母方のおばあちゃんだ。
ある意味…おばあちゃんは有名人ですので…(苦笑)
向かいの小父さんも…彼是と言う。
実は此の小父さんは、おばあちゃんの甥なのです。
と言うか…おばあちゃんの実家…弟が跡を取って、其の息子なのです。
で…御縁さんのお父さん…前の住職さんですが、おばあちゃんとは幼馴染で、子供の頃はよくお寺で遊んだと聞いています。

母が遣って来て…彼是と…まぁ、来年のうちの法事の話も…で、向こう行くか?と…。
御縁さんも、『おばあさんの所に行ってらっしゃいな。』
と…お顔を見せて来てあげなさい。って…まぁ、渡りに船です。
じゃぁ…如何しようか?
此処からは…隣町ですから…。
来るまで行くから…取って来てって?
ハイハイ…まぁ、私一人でガレージまで車を取りに戻る…。
結構と距離があるんだよ。
で…母は?私が座っていた席に座って…伯父さんらと談笑ですか?いやはや。
寒い中…ガレージに戻るが…私の車の後ろに…別の車が附けてある。
如何にかしたら、動かせそうだが…チトキツイモノがある。
試しに車に乗って…動かそうとするが…前には動かせない…切り返しも無理。
で、諦める。
其処で思い立って…恐らく来ているだろう…姫路の伯母さんの携帯に電話してみる。
思った通り、おばあちゃんの家に来ているようだ…でも、丁度おばあちゃんをお風呂に入れている最中らしく…(汗)
また、よりによって…今日は他に誰もいないらしい…。
余子濱の叔母さんは、来ていないらしい…で、今は出れないって…もうチョッと待ってくれるかと?
致し方無く、母に電話を入れる…じゃあ、一旦も戻っておいでと…そうですよね。
で…致し方無く、皆のいる居酒屋に戻る…。
が…其の道中…皆さん、ゾロゾロと帰って来るじゃないか(驚)
で、一人…帰って来る人に聞けば、
『お母さん、もうおれへんで…。』
へっ?じゃぁ…先に歩いて行ったのか?

此処が間違いだった…。

私は、居酒屋に向かわずに其のまま、隣町のおばあちゃんの家に向かいました。
少し離れているとは言っても…結構と距離はありますよ。
川を渡って…姫路市からたつの市へと入ります。
まぁ…一本道だから、直ぐに着くようですが…はぁ。
テクテクと…歩いておばあちゃんの家に着くと…。
丁度、おばあちゃんはお風呂から上がったようで…伯母さんに服を着せてもらっている。
さっきまでは他に誰もいないと言っていたのに…カイロの叔父さんに、隣の寿司屋の叔母さんに…みんな揃っているやん(汗)
『歩いて来たん?』
そう…で、母は?
来ていないって…じゃぁ?何処に???
携帯に電話を入れても…出ない。
鞄の中に入れたままで…気附いていないのだろう…毎度のことだが。

寿司屋の叔母さんが迎えに行ってくるわと外に出たら…丁度、母が歩いて来るのが見えたようだ…。
やっぱり、私が居酒屋に戻るときには、居酒屋にいたらしい…で、待てども暮らせども私が来ないので、其のまま歩いて来たらしい…。
おまけに、居酒屋のマスターの従兄弟が、自家製のキムチを持って行けって言って…イッパイもらったようだ…また、此れが重いの何の…(涙)
取り敢えずは、一服…休憩しましょ。
私は、折角だからと言って…カイロの叔父さんの所に行って…マッサージをしてもらいことに。
勿論…私の車が無いので、叔父さんの車に乗せてもらって…移動です。
…………………………。
マッサージから戻って来て、さぁ、そろそろ戻ろうかって(汗)
まぁ、御縁さんが行っといでと、渡りに船で…宴席から抜け出して来たのだが、何時までも長居は出来ない。
そろそろ戻らないと…(汗)
家に戻ってからはお経さんは上げないと言っていたが…昔は必ず皆で上げていたのですが…でも、もしかして…上げていたら、困る。
丁度、家に帰ると言う姫路の伯母さんに同乗させてもらって…花餅屋本家まで送ってもらいました。

ガレージの方に送ってもらった。
丁度、倉庫に母家の伯父さんに八尾の叔父さん夫婦がいた…。
で、たくさん…農作物を頂きましたよ…♪
自家製の切り干しに…店で売れって言うんだけれども(苦笑)
いや、よくスーパーで売っているような物とは違って、綺麗ですし、天日干しですので、良いですよ栄養価も高いし…。
でもなぁ…(涙)
一旦、家に戻る…もう、皆さん、帰ったようだ…私たちだけのようです(汗)
粗供養の品と…お供えのお下がりとを頂きました。
えっ?私の分もあるのん?
だって…斯う言う物は、一家に一セットでしょ?
あぁ、私も余分にお供えしたからでしょうか…?

八尾の叔母さんが、折角だからお墓に行こうっ!と言いだして…じゃぁ、皆んでお参りしましょうと。
歩いて数分の処に、花餅屋の菩提を弔う…門徒寺があります。
流石に、御縁さんも帰っておられるでしょうが…お会いしませんでした(苦笑)
お墓参りも済ませて…再び家に戻って…じゃぁ、其れでは、此れにて…。
八尾の叔父さんたちは先に帰って行った…と、言うか…うちのおばあちゃんの所に行きたいとも言っていたのだが…私たちが後廻しで行くのだったら、同行したが…私たちはもう行ったし…其れに、手土産を買って来ていないから何処かにお店ない?と言い出す始末なので…またの機会で…。
じゃぁ…また来た時にでも…と言って、先に出発した…。
と、言うか、其の車が出ないと…私の車を出すことが出来ない(苦笑)

では、我々も…車を出して…ほな、いにますわ。
母家の伯父さん夫婦に、長男の従兄弟一家と…みんな揃ってお見送りして頂いた。
チト…怖いような厚遇です(苦笑)

帰りは…まぁ、無難に帰りました…。

さぁ…次は、来年にうちの法事です…よ。
また…頭が痛くなるよなぁ…(汗)


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