花餅屋廼徒然書附帖

歌舞伎の世界に魅入られた男の、余りにも刺激的でグダグダ過ぎる日々…

モウ特訓…ベタやなぁ(汗)

2006年05月12日 01時40分34秒 | ラジオを聴いて徒然に…
毎度の事ラジオを聴いていました…お店番しながら…。
で、今まで考えたこと無かったことを、ハタッと気付きました。

京都の三大祭のトップを切って間も無く葵祭が行われます。
加茂祭とも言われ、五月十五日以外にも、前後に渡って色んな行事で…神事で大きなお祭です。
陛下からの使者である、勅使も遣わされる勅祭でもある由縁か、京都三大祭の中では一番厳かなお祭ですね…。

で、この祭のメインと言えば…葵の葉に飾られた牛車…などの行列です。
まぁ、祭のヒロイン斎王代の行列を再現したものですから…平安当時の慣わしで…多くの人が平安の昔の装束(ばっかりではありませんが…)に着飾っての大行列ですね。
さて、この行列の中には二つの牛車があるそうです…。
まぁ、勿論中には誰も乗っていないのでしょうね…知りませんが(汗)
この牛車…勿論のこと牽くのは牛さんです。
その牛さんが今、猛特訓らしいのです(汗)
二つある牛車の内の一つは、時代祭に出た牛さんが回されるそうなんですが、どうも、ご病気らしく…ダウンして、お祭には無理そうなんですって(汗)
で、新人を二人…?二頭か…葵祭本番に向けて猛特訓らしいのです。
そりゃ…今のご時勢、牛車に乗っている人っていませんし…当たり前ですか?
故、其れ専用の牛車用の牛っていないんですって…納得。
昔なら、農耕用の牛さんがいて…水田を耕す農耕用の牛さんです。
彼らがそのお役に当てられていたそうです…そりゃ…引っ張るのはお得意ですねぇ。
でも…今は???
食肉用の肉牛を牛車用の牛に代用しているそうです…。
何故か複雑…。
でもね…まぁ、肉牛なら、色が黒かったり…茶色だったりで…牛車を牽く牛らしいですものね…絵巻物などを見る限りには。
ただ…神事に遣われた後…いずかたの牛舎に戻って…ノーコメント。
でも…、
ホルスタインの牽く牛車よりはマシだろうてっ!

お祭がどうぞご無事に…斎行されまするるよう、お祈り申し上げまする。


最新の画像もっと見る

post a comment