ハナコマルまる二重丸

猫の事&競馬の事&独り言かな

日曜兄ちゃんの病院に行って思ったこと

2017-03-29 14:11:35 | 
兄ちゃんのお薬を貰いに行くのと、現在の正確な体重の把握をしたくて病院行ってきました。


そのとき、パグとフレンチブルドックの子が来て飼い主さんが

「この子今まで、ワクチンとかした事がないんですけど・・」
「ドックランに行きたいので、狂犬病の注射とかしないと駄目ですか?」
「今って、狂犬病ってないですよね?必要ですか?」

ああ、猫しか飼ったことが無い私も知ってる。
確か、狂犬病は義務だったはずだし。

家の玄関に「犬」マークもらえないよね。

看護婦さんが、丁寧に応答していたけど・・・

びっくりした。
その子、もう3歳とかって言ってたし。
なんで、今までしてなかったのかしら??
ドックランに連れて行きたいって言う理由がよくわかんない。


狂犬病といえば、私が小学校低学年の子供だった頃だから、今から50年近く前の記憶を思い出す。


そのころ、まだ狂犬病ってまったく無くなっていた訳じゃなかったのかな。
街中には、野良犬が普通に徘徊していたし、野犬狩りを保健所がやっていた。
捕まった野犬は、処分されるのだと大人に聞いた。

確か、外国では噛まれた人が亡くなったとニュースでやっていて、
親からは、野良犬が居ても構ってはいけないと、気をつけるよう注意された。
(学校の行き帰りに、野良の子犬とか居て構ってたりしたから・・・)


朝方の住んでいた団地の中の道路を、野犬を探しているのか野犬狩りの車がゆっくりと通り過ぎた。

トラック後ろの幌の中に、大きなオリがあって、何匹かの犬が鳴いていた。

トイレに寝ぼけて起きて、ベランダ越しに見た朝もやの中のその景色が焼きついている。

子供心に怖くもあり、可哀想でもあり・・・
犬も自分をも、どうにもしてやれない切ない記憶だ。



今の日本に狂犬病とか、伝染病が少ないのは先人が必死でそれを防いできたからだろう。
継承が必要だと思うのは、私だけだろうか?