花一匁

童心に還って、友情の輪に支えられて

俳画

2024-06-28 13:54:24 | 俳画

夏山の 稜線の綾 八ヶ岳

 

山鳩の 来てなきつづく 花さくら

長引く夏風邪に月1度の俳画教室が体調不良の良薬になるのではないかと期待しながら

参加した。 しかし高齢者メンバー 中には高齢のご主人さまの看病で退会したいとの申し出、後4人の老人メンバーでは先生に申し訳なく 今年12月で教室を閉じることとした。

後5か月、先ずは体調回復に努め、先生の愛情1杯のご指導に感謝しながら俳画の楽しみを味わいたいと思う。


俳画

2024-05-30 15:39:06 | 俳画

すずしさや 鐘をはなるる かねのこえ

蕪村 句

万葉の かなの碑文や 五月たび

 

ゴールデンウイークを過ごした老いた友人2人からの話 身長が縮んで、体重が減ってしまったとか

 サルコペニアやフレイルの心配な老道を歩んでいるのではないかと友を心配しながら、自我を回想して見た。

老人一人暮らしの日常は、次女に毎朝1日の行動をラインで、長女は週1回業者を通して

ライフコールを 3人の安否確認を娘のお陰で安住して送日している。

日常生活は週3回のカーブス 筋トレ。 月1回の俳画教室はサルコペニア対策になっていると思う

 

 

 

 

 

 


俳画

2024-04-25 06:10:40 | 俳画

 

雀らも 海かけて飛べ 吹流し

波郷 句

行く春の 墨色うすき 寸襖

遠き日の 淡き想いや 花の道  

美貴子 句

春4月桜花爛漫により、人の気持ちも明るくなり、六義園も近年になく賑わいました。

しかし 歳と共に春の憂いを多く感ずるようになりました。身辺では友人の逝去 弟の入院等々 桜花で春めいた道を歩むも、もの悲しい気持ちになる。やがておとずれる5月、ゴールデンウイークと言われるが「五月病」などと呼ばれ「よし頑張るぞ」と張りきり過ぎた結果の疲れが原因で意欲、活力も落ちてしまうのだと云われる。自分の体力を正しく知り、上手に休んで5月を迎えようと思う。

 


俳画

2024-03-28 17:27:16 | 俳画

 

 

春の月 人をこいしく 思うなり

柳史 句

さまさまの ことおもひ出す 桜かな

芭蕉 句

     

3月は桜花ノ開花と共に夢と希望を持てる季節だ。

今年の桜花は天候不順から遅れ六義園のしだれ桜、染井吉野桜、開花が遅れ開花予定は今月末で満開の桜花を見て、新年度を迎える事になることだろう。

最近 小林製薬から発売されている紅麹サプリの被害がニュースで賑わっているが、サプリメントは,かつてフイットネスの勧めで、半年ばかり服用したことがあるが自分の意志で、又高齢者になると他に左右されず、治療薬はすべて主治医の指示で服用する事が大切だと思うようになった。

主治医を変えることは、高齢者は迷惑だろうと主治医の気持ちを思いやり、兎に角欲張らずに、今の環境を大切に生きていこうと思う。

 


俳画

2024-03-01 09:39:24 | 俳画

雛祭る 都はずれや 桃の月

蕪村 句

湯の宿の つばきが紅き 雪解かな

 新年 能登半島地震関連ニュースを聞くと再建は今暫く掛かるとか、

政治資金問題?が論じられているが政治の力で地震再建できるのではと思案したり

身近では老いはスピードを増し旧友の死、難病罹患等の知らせを受け、

他人事ではなく、終末が近づいたことで、これからの生き様を考えさせられた。

今月も俳画教室は俳画の描き方を学ぶと共に、長寿の良薬を頂く事となったと思う

今となっては。高価な食事、医薬品等、老体には消化出来ないのではと思う。

老人の健康管理は副交感神経が交感神経とバランスよく働くように

楽しい日々を送ることだろうと思う。