初午や 大幣立てる 藪の口
秋桜子 句
蓬莱や さだめの色の 日の出づる
柳史 句
昨年の暮、何時ものトレーニングの帰路「鏡餅は12月28日に飾るのが良い」との会話が
忘れ難く、鏡飾りについて紐解いて見る事にした。
。鏡餅の意味や由来
その年の豊作を祈願し、新しい門出を祝うお餅は「晴れの食」とされ、
福の源とされ、豊作や健康への願いが込められている。
。鏡餅のお餅が丸いのは「心臓」の意味、
また稲作生活に欠かせない「太陽」の形を意味する。
。鏡餅は二つに重ねるのはなぜか
福徳が重なる月(陰)と‹(陽)を表すもので、縁起がいいと言われる。
。鏡餅は12月28日に飾るのが良いとされている。「八」は末広がりで縁起が良い。
。三方 四角形の台座で三面に穴があるのが特長。神様にお供えするものに使用する台。
。橙、みかん ビタミンCが豊富で風邪予防に役立つ、不老不死の霊果と言われる。
。鏡開き 1月11日
鏡開きは切るのは縁起が悪いため、「開く」とされているが
きちんと伝統の意味、由来を理解して頂くべきだろう。
鏡餅の意味を理解し、大切に思う気持をもって、
お正月ならではの食文化に親しみたいと思う。