花一匁

童心に還って、友情の輪に支えられて

俳画

2023-01-26 10:01:15 | 俳画

初午や 大幣立てる 藪の口

秋桜子 句

蓬莱や さだめの色の 日の出づる

柳史 句

 

     昨年の暮、何時ものトレーニングの帰路「鏡餅は12月28日に飾るのが良い」との会話が

     忘れ難く、鏡飾りについて紐解いて見る事にした。

     。鏡餅の意味や由来

     その年の豊作を祈願し、新しい門出を祝うお餅は「晴れの食」とされ、

     福の源とされ、豊作や健康への願いが込められている。

     。鏡餅のお餅が丸いのは「心臓」の意味、

     また稲作生活に欠かせない「太陽」の形を意味する。

     。鏡餅は二つに重ねるのはなぜか

     福徳が重なる月(陰)と‹(陽)を表すもので、縁起がいいと言われる。

     。鏡餅は12月28日に飾るのが良いとされている。「八」は末広がりで縁起が良い。

     。三方 四角形の台座で三面に穴があるのが特長。神様にお供えするものに使用する台。

     。橙、みかん ビタミンCが豊富で風邪予防に役立つ、不老不死の霊果と言われる。

     。鏡開き 1月11日

     鏡開きは切るのは縁起が悪いため、「開く」とされているが

     きちんと伝統の意味、由来を理解して頂くべきだろう。

     鏡餅の意味を理解し、大切に思う気持をもって、

     お正月ならではの食文化に親しみたいと思う。