●生命保険レポート(個人保険編) 48


↑クルック 保険営業ノウハウ本
 

「1枚の保険証券の図式化」 
複数の保険に入っている人もまず一枚の証券を理解してもらう
ことが大事である。なぜなら、他の保険証券も同じようなもの
が多いからだ。大きな方眼用紙などを使い、うまく図解すると
わかってもらいやすい。

さらに、ラインマーカーなどを使い、保険種類ごとに色分けを
しておくと解かりやすい。
――――――――――――――――――――――――――――――――
さらに以前、私が保険証券を図にしていた方法を紹介した。

方眼用紙の左端に縦に線を引き、死亡保険金の目盛りを作り、
横線を下から4センチほどのところから右に引き、年齢の目盛
りを作る。

●加入している保険金によっては目盛りの幅を変えざるをえな
い場合があるが、ほとんどの場合は死亡保険金1000万を1
センチとしていた。

営業「○○さん、この一センチが1000万円の死亡保障です。こ
のようにしておくと一目で保障の多きさが解かりやすいのです
よ。方眼用紙は正確に表現できるので信頼できますよね。」

顧客「方眼用紙は正確だと思います。方眼用紙を見るのは学生
時代以来ですよ。懐かしいですね。」

●年齢については、1センチを5歳刻みにし、95歳までの目
盛りを作っていた。その中に既契約の型を書いていくのである。

営業「このように横軸に年齢を刻んでいくと保障の長さが正確
にわかるようになっています。

顧客「いつまでの保障かが解かりやすいですね。ところで、なぜ
95歳までの目盛りなのですか?」

営業「現在の平均寿命は男性77歳、女性84歳です。長生きのリス
クも考えなければいけない時代になりました。95歳まで長生きす
る可能性がありますので、このようにしています。○○さんも長
生きすると思いますよ。」

顧客「そうか、長生きのリスクね。」


●方眼用紙の左最上には「○○さんの保険の図解」と書いてあり、
一目で保障の大きさなどがわかるようになっている。

営業「この保険の形が○○さんを万一のときに守ってくれるリス
クカバーの範囲です。」

顧客「一目で解かっていいですね。だんだん保険が解かるように
なりました。意外と簡単ですね。」

営業「そうなのです。簡単なものですが、保険証券のままだとわ
かりずらいのです。」

顧客「そうですね。保険証券は見づらいですね。」


●終身保険を一番下に書く。これは一生続くからである。私の場
合はグリーンのラインマーカーで囲み、その中に「500万円」
と書いておく。

営業「○○さん、このグリーンの部分が終身保険です。4つの基
本形でもご説明したとおり、被保険者が死亡したとき保険金が支
払われ、保障は一生涯続くます。死亡保険であるが、貯蓄性もあ
る点がポイントです。その分 保険料が高くなります。」

顧客「その終身保険が私の場合は500万だというのですね。」

営業「そのとおりです。図のとおり一生涯保障されるのは500万
円です。いかがですか?充分でしょうか?」

顧客「長生きになっているのにこれでは足りないと思います。」

営業「そうですか。この保険は長期的な貯蓄にもなりますし、長
生きのリスクのためにはなりますね。また、貯まったお金で介護
保障や年金などに形を変えることができます。」

顧客「掛け捨てに比べれば高いけど、将来つかえるということで
すね。」
営業「そうです。予算があればもっと増やしたほうがいいですね」

●その上に定期保険を保険期間分だけ実線で書く。これは今後更
新するか否かは顧客の判断によるので、当初の保険期間のみ実線
にしている。

営業「次に定期保険です。これも4つの基本形で説明し
たとおり
この定期保険は一定期間に被保険者が死亡、高度障害状態の場合
に保険金が支払われます。掛け捨ての保険なので、同年齢の場合
は他の保険に比べて保険料は安のです。」

顧客「同じ保険料ならこれが一番大きな保障になるということで
すね。」

営業「なるほど、その考え方も正しいですね。○○さん、だいぶ
詳しくなりましたね。」

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