英亭*B Edition*

映画・舞台・TV・漫画など趣味全開で独断と偏見で、書き綴り……ます。

LOVERS@佐久Amシネマ1

2004-08-28 13:50:14 | 映画感想2004劇場
「この映像美と音響は優良シネコンのメインシアターで体験するに相応しい作品!チャン・ツィイーはとても魅力的です。可愛いです。綺麗です。舞踏が素晴らしいです。惚れ惚れします。」(評価★★★☆)

作品:LOVERS (スコープサイズ/SRD/2h)
劇場:佐久Amシネマ1(170席)HP  座席位置:前6中右5(3-12-3)
日時:2004年8月28日(土)13:50~ 観客:50人
チャイム-アナウンス-暗転後
予告:いま、会いにゆきます(v)/アイ, ロボット(v)/キャット・ウーマン(v-c)/トゥー・ブラザーズ(v)/スコープ拡大後 僕の彼女を紹介します(c-v)/バットマン【05夏公開】(c)
(招待券(当選)¥0/プログラム¥800)

予告編を観た時から心を鷲掴みにされていました。でも、過度な期待はしていませんでしたし、余計な知識は入れないように心掛けていましたので、その分余計に楽しめたかも知れません。予告編の音響はどの劇場でも素晴らしかったのですが、あのBGMは予告編だけだったのでしょうか?
この作品は何も知らずに観た方が存分に楽しめるかと思います。

主演の3人が兎に角素晴らしいです。とりわけ、「初恋のきた道」で惚れたチャン・ツィイーは魅力全開です。見出しにも書きましたが、舞踏シーンが素晴らしいのです。衣装がより魅力を引き立てます。クランクイン前の準備が万全だからこそ出し得た物があるでしょう。
金城武は色々なところで見聞きしましたが、日本の作品よりも演技が良く、魅力的。私としては金城武はそれ程好きな訳でもなく、寧ろ敬遠していた感じもありましたので、彼の出演作は余り観ていませんでしたが、自分が女性なら惚れるね、きっと。正直、アンディ・ラウの方が主演かと思っていたのですが、クレジットの先頭は金城武ですし、出ずっぱりで演技も良かったと思います。

前作「HERO」の方がアクションは多かったしダイナミックだったと思いますが、「LOVERS」のアクションも見応えたっぷり。まぁ、余りにも離れ業・神業のオンパレードにはいささか乗り切れませんが、こういう物だと割り切れば堪能できますよ。
あと、竹林バトルの音響が素晴らしいです。終始自然界の美しさが際だちます。ワダエミの衣装も見所の一つ。
ストーリーについてはネタバレになってしまいそうなので伏せますが、2時間があっという間に過ぎてしまうほど面白かったです。
※原題が内容を物語っています。(もちろん邦題もですが)

最後にこの作品は過日亡くなられたアニタ・ムイさんに捧げられています。本来彼女が演じるはずの役には代役を立てず、脚本を変更したそうです。元の脚本でも是非観たかったものですね。重ね重ね残念です・・・。

◆関連サイト
monkeypeachesLOVERSのページ

原題:十面埋伏 House of Flying DaggersIMDb
邦題:LOVERS(配給:ワーナー・ブラザーズ映画
公開日:日本=2004年8月28日(土) 中国=Fri, Jul.16.2004 カンヌ国際映画祭=Mon, May.17.2004
監督:チャン・イーモウ 衣装デザイナー:ワダエミ 出演:金城 武、チャン・ツィイー、アンディ・ラウ、ソン・タンタン  etc
ELITE GROUP (2003) ENTERPRISES INC. 2004 CHINA , HONG KONG / Runtime: 119 min / Language: Mandarin / Sound Mix: Dolby Digital / Aspect ratio 2.35 : 1

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