「作品自体のせいもあると思うが、設備がしょぼいと作品がこうもしょぼくなるのかと・・・音響に頼る部分が多いと思うので、正直全くと言っていい程楽しめませんでした・・・」(評価★・・・)
作品:リディック (スコープサイズ/SR/1h58'←チラシの時間間違ってる?)
劇場:長野松竹相生座(176席) 座席位置:前5真ん中(1F12列×11席,2F席あり)
日時:2004年7月15日(木)19:00~ 観客:ほぼ満員
予告:マイ・ボディガード(v-c)
8月7日公開の「リディック」ですが、我が長野市では非常に珍しく公開の3週間以上も前に試写会がありました。(通常は公開日の2~3日前が多いです。)何とか仕事を早めに切り上げ、開映時間に間に合いました。しかも前寄りの真ん中、且つ前の席には子供が座っているので非常に見やすい席が空いていてラッキーでした。本公開の3週間以上も前に観れるのはとても嬉しいので、それだけでも観る意味があるというものです。とは言え長野松竹相生座、長野ロキシー1・2の3館で唯一のデジタル音響を備えているロキシー1での上映でないのは痛すぎます。まぁデジタルと言っても気休め程度でシネコンとは比較にならない程の音響なんですけどね。
この作品はピッチ・ブラック(米サイト)の続編なのですが、チラシにも予告にも日本公式サイトにも続編だと言うことを全く謳っていません。かろうじて監督が前作と同じなので、「ピッチ・ブラック」の文字はありますが。実は私も「ピッチ・ブラック2」が制作されていることは知っていたのですが、「リディック」が「ピッチ・ブラック」の続編だと知ったのはつい1ヶ月ほど前でした。IMDbを見ると制作段階で3回タイトルが変わっていますね。私の場合、登場人物の名前って俳優の名が知れていたり、印象が薄かったりすると劇中でさえ覚えないことがありますので、「ピッチ・ブラック」の主役の名前がリディックだと言うことさえ忘れていました。まぁ2000年12月2日の全国公開で確か2週間限定上映だったと思いますし、地元では全国から1~2ヶ月遅れての上映でしたので、DVDも持っているとは言え忘れていても仕方ないかな。試写会のために「ピッチ・ブラック」はもちろん観直しましたよ。
前作は私好みでとても面白かったのですが(闇の中の恐怖感が巧く表現できていると思います)、今作の予告編では前作とはタッチが違いすぎるように思えたので、余り期待はしていませんでした。
まだ、観ている人は僅かだと思うので、余り内容には触れないようにします。本筋のストーリーには大した影響はない?でしょうが、結構前作を踏襲している部分があると思いますので、また、キャラクターの親しみなども踏まえると前作を観ている方が、作品世界を楽しめるとは思います。主役や前作から引き継いで出ているキャラクターが居るとはいえ、「ピッチ・ブラック2」よりは「リディック」のタイトルの方がしっくり来ますね。前作よりヴィン・ディーゼルのギャラも格段にUPしているでしょうし、制作費は断然「リディック」($105,000,000)の方が上でしょうが、金かけてスケールでかくすりゃ良いってもんじゃないと思います。CGばかりに頼らず、映画史上最大級のセットを作ったとのことですが・・・。※7月4日現在、アメリカでは制作費の半分程度しか回収できていないみたいですね。
音響がしっかりしたところで観ればまだ楽しめるだろうし(終始ここは音が凄いハズだと思えるシーンのオンパレードです)、スクリーンサイズももっと大きいと迫力が増すハズです。(私が観た相生座はw7.2×h3.15m)劇場だけが悪いとは思いませんが、私が今回観た環境だと作品も観客もかわいそうです。
余り否定的なことは言いたくないのですが、ちょっと言わせて下さい。距離感が掴みにくい、位置関係が分かりづらい、登場人物が多くて関係が分かりづらい、アクションは良いとは思うがカメラが動きすぎ、で折角のキャラや設定が生かし切れて居ないと思います(まだ言うことはありますがこの位で)。演出や編集のせいが大きいかな。そう言う部分では「ピッチ・ブラック」の方が少ない登場人物で、リディックの暗視能力も生かされていて、面白かったと思います。
まぁこれも優良シネコンで再見すれば評価も変わってくるかも知れませんが、IMDbは6.1/10で評価低いので、今回観たのが全てかも・・・。兎に角、前売りの全国券を買ってあるので、優良シネコンで観たときに再評価したいと思います。
※この作品は優良シネコン(シネプレックスやMOVIXなど)で観ることをお勧めします。
原題:The Chronicles of Riddick (PG-13) (IMDb)
邦題:リディック(配給:東芝エンタテインメント 、松竹)
公開日:日本=2004年8月7日(土) USA=Thu,Jun.3.2004
監督:デヴィッド・トゥーヒー 脚本:ケン&ジム・ウィート、デヴィッド・トゥーヒー プロデューサー:スコット・グルーブ、ヴィン・ディーゼル 出演:ヴィン・ディーゼル、コルム・フィオーレ、タンディ・ニュートン、ジュディ・デンチ、カール・アーバン、アレクサ・タヴァロス、キース・デヴィッド etc
UNIVERSAL PICTURES 2004 USA / Runtime: 115 min / Language: English / Sound Mix: DTS , Dolby Digital , SDDS / Aspect ratio 2.35 : 1
作品:リディック (スコープサイズ/SR/1h58'←チラシの時間間違ってる?)
劇場:長野松竹相生座(176席) 座席位置:前5真ん中(1F12列×11席,2F席あり)
日時:2004年7月15日(木)19:00~ 観客:ほぼ満員
予告:マイ・ボディガード(v-c)
8月7日公開の「リディック」ですが、我が長野市では非常に珍しく公開の3週間以上も前に試写会がありました。(通常は公開日の2~3日前が多いです。)何とか仕事を早めに切り上げ、開映時間に間に合いました。しかも前寄りの真ん中、且つ前の席には子供が座っているので非常に見やすい席が空いていてラッキーでした。本公開の3週間以上も前に観れるのはとても嬉しいので、それだけでも観る意味があるというものです。とは言え長野松竹相生座、長野ロキシー1・2の3館で唯一のデジタル音響を備えているロキシー1での上映でないのは痛すぎます。まぁデジタルと言っても気休め程度でシネコンとは比較にならない程の音響なんですけどね。
この作品はピッチ・ブラック(米サイト)の続編なのですが、チラシにも予告にも日本公式サイトにも続編だと言うことを全く謳っていません。かろうじて監督が前作と同じなので、「ピッチ・ブラック」の文字はありますが。実は私も「ピッチ・ブラック2」が制作されていることは知っていたのですが、「リディック」が「ピッチ・ブラック」の続編だと知ったのはつい1ヶ月ほど前でした。IMDbを見ると制作段階で3回タイトルが変わっていますね。私の場合、登場人物の名前って俳優の名が知れていたり、印象が薄かったりすると劇中でさえ覚えないことがありますので、「ピッチ・ブラック」の主役の名前がリディックだと言うことさえ忘れていました。まぁ2000年12月2日の全国公開で確か2週間限定上映だったと思いますし、地元では全国から1~2ヶ月遅れての上映でしたので、DVDも持っているとは言え忘れていても仕方ないかな。試写会のために「ピッチ・ブラック」はもちろん観直しましたよ。
前作は私好みでとても面白かったのですが(闇の中の恐怖感が巧く表現できていると思います)、今作の予告編では前作とはタッチが違いすぎるように思えたので、余り期待はしていませんでした。
まだ、観ている人は僅かだと思うので、余り内容には触れないようにします。本筋のストーリーには大した影響はない?でしょうが、結構前作を踏襲している部分があると思いますので、また、キャラクターの親しみなども踏まえると前作を観ている方が、作品世界を楽しめるとは思います。主役や前作から引き継いで出ているキャラクターが居るとはいえ、「ピッチ・ブラック2」よりは「リディック」のタイトルの方がしっくり来ますね。前作よりヴィン・ディーゼルのギャラも格段にUPしているでしょうし、制作費は断然「リディック」($105,000,000)の方が上でしょうが、金かけてスケールでかくすりゃ良いってもんじゃないと思います。CGばかりに頼らず、映画史上最大級のセットを作ったとのことですが・・・。※7月4日現在、アメリカでは制作費の半分程度しか回収できていないみたいですね。
音響がしっかりしたところで観ればまだ楽しめるだろうし(終始ここは音が凄いハズだと思えるシーンのオンパレードです)、スクリーンサイズももっと大きいと迫力が増すハズです。(私が観た相生座はw7.2×h3.15m)劇場だけが悪いとは思いませんが、私が今回観た環境だと作品も観客もかわいそうです。
余り否定的なことは言いたくないのですが、ちょっと言わせて下さい。距離感が掴みにくい、位置関係が分かりづらい、登場人物が多くて関係が分かりづらい、アクションは良いとは思うがカメラが動きすぎ、で折角のキャラや設定が生かし切れて居ないと思います(まだ言うことはありますがこの位で)。演出や編集のせいが大きいかな。そう言う部分では「ピッチ・ブラック」の方が少ない登場人物で、リディックの暗視能力も生かされていて、面白かったと思います。
まぁこれも優良シネコンで再見すれば評価も変わってくるかも知れませんが、IMDbは6.1/10で評価低いので、今回観たのが全てかも・・・。兎に角、前売りの全国券を買ってあるので、優良シネコンで観たときに再評価したいと思います。
※この作品は優良シネコン(シネプレックスやMOVIXなど)で観ることをお勧めします。
原題:The Chronicles of Riddick (PG-13) (IMDb)
邦題:リディック(配給:東芝エンタテインメント 、松竹)
公開日:日本=2004年8月7日(土) USA=Thu,Jun.3.2004
監督:デヴィッド・トゥーヒー 脚本:ケン&ジム・ウィート、デヴィッド・トゥーヒー プロデューサー:スコット・グルーブ、ヴィン・ディーゼル 出演:ヴィン・ディーゼル、コルム・フィオーレ、タンディ・ニュートン、ジュディ・デンチ、カール・アーバン、アレクサ・タヴァロス、キース・デヴィッド etc
UNIVERSAL PICTURES 2004 USA / Runtime: 115 min / Language: English / Sound Mix: DTS , Dolby Digital , SDDS / Aspect ratio 2.35 : 1