『11月1日は古典の日』
江戸時代夫人列 和宮
清少納言と紫式部
小野小町?
神幸列
時代祭は、京都市の平安神宮の祭りです。神宮創建を祝って
始められ、京都三大祭りの一つですが、葵祭りや祇園祭りに
比べると歴史は浅い。
行列を支えておられるのが、平安
講社で昔はアルバイトの学生が大半だつたのが、最近では
小学校校区ごとに編成されてきたとのこと。地元の新聞に
よると誰がどの役に就くかが、問題があると報じていました。
明治以降、南朝を正統とする皇国史観から室町時代が除外されて
いました。これは後醍醐天皇に叛き室町幕府の初代将軍足利尊氏
を国賊としていた歴史的経緯などからです。平成19年から室町時代
列が新に加わりましたとのこと。
行列は20列で約2,000人、70頭を越える牛馬などで構成されていて
全長約2キロにも及ぶ。衣装や調度品、祭具は、京都の工匠や染色
の識者が考証や研究を重ね、現代によみがえらせたとのこと。
今回、10月22日に初めて見物に行きましたが、事前の勉強不足の
ため単なる維新から遡って行列が続き、お祭りといっても、もう一つ
盛り上がりませんでした。毛槍のパフォーマンスは、見物客から
歓声が上がりました。
江戸時代の夫人列、鎌倉・室町の夫人列、平安時代の夫人列、
白川女献花列は、流石に京都らしい衣装が素晴らしかったです。